宝塚記念は2024年6月23日に京都競馬場で行われる春のグランプリホースを決める一戦。宝塚記念は2024年で第65回を迎え、昨年はイクイノックスが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・宝塚記念の結果は!?
2024年の宝塚記念を制したのは『ブローザホーン(Blow the Horn)』。内が荒れていたため各馬内を避ける直線の攻防を外ラチ沿いから豪快に差し切り後続に2馬身の差をつけ快勝。鞍上の菅原明良騎手&ブローザホーン共にうれしいG1初勝利となった。
1着:ブローザホーン
2着:ソールオリエンス(2馬身)
3着:ベラジオオペラ(クビ)
4着:プラダリア(クビ)
5着:ローシャムパーク(3馬身)
勝ちタイム:2:12.0
優勝騎手:菅原 明良
馬場:重
2024年・宝塚記念の出走予定馬をチェック
2024年・宝塚記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではドウデュースが4枠4番、ジャスティンパレスは2枠2番、ローシャムパークは7枠10番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2024年6月20日にJRAより発表された宝塚記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
※:ジャスティンパレスは2走前の有馬記念出走時と比べると+6kg、ドウデュースは2走前の有馬記念出走時と比べると+6kgとなっています。
2024年の宝塚記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- カラテ(岩田望来)
- ジャスティンパレス(C.ルメール)
- シュトルーヴェ(D.レーン)
- ソールオリエンス(横山武史)
- ディープボンド(幸英明)
- ドウデュース(武豊)
- ヒートオンビート(坂井瑠星)
- プラダリア(池添謙一)
- ブローザホーン(菅原明良)
- ベラジオオペラ(横山和生)
- ヤマニンサンパ(団野大成)
- ルージュエヴァイユ(川田将雅)
- ローシャムパーク(戸崎圭太)
2024年・宝塚記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ドウデュース・5歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2023年・有馬記念
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
意気揚々と挑んだドバイターフでは直線で進路がなく、不完全燃焼のレースとなってしまった。
意外にもドウデュースは今回が初の京都コースでのレースとなる。
伸び伸びと羽ばたく彼の走りを楽しみにしたい。
ベラジオオペラ・4歳牡馬
父:ロードカナロア
母:エアルーティーン
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2024年・大阪杯
馬名の由来:冠名+歌劇
大阪杯を制しG1馬の仲間入りを果たした。
引き続き横山和生騎手とのコンビでG1連勝を狙う。
ジャスティンパレス・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2023年・天皇賞春
馬名の由来:冠名+母名の一部
昨年の宝塚記念3着馬。
1年以上勝ち星から遠ざかっており、勝利に飢えている。
ソールオリエンス・4歳牡馬
父:キタサンブラック
母:スキア
母父:Motivator
主な勝鞍:2023年・皐月賞
馬名の由来:朝日(ラテン語)
昨年の皐月賞以降勝ち星から遠ざかっている。
復活の兆しを見いだせるか。
ブローザホーン・5歳牡馬
父:エピファネイア
母:オートクレール
母父:デュランダル
主な勝鞍:2024年・日経新春杯
馬名の由来:その角笛を吹け
前走の天皇賞春では上がり最速タイムで追い込み2着と好走。
日経新春杯を制した京都コースでG1タイトルを狙う。
シュトルーヴェ・5歳せん馬
父:キングカメハメハ
母:アンチュラス
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・目黒記念
馬名の由来:フィンランド等にある、世界遺産となっている史跡の名より
日経賞、目黒記念を連勝中。
鞍上には新コンビとなるレーン騎手を迎え、一気にG1タイトル取りを目指す。
ローシャムパーク・5歳牡馬
父:ハービンジャー
母:レネットグルーヴ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・オールカマー
馬名の由来:イギリスの風景式庭園
大阪杯では向正面から積極的に捲っていき、直線でもジワジワ伸びて2着と健闘。
今度こそG1で1着を。
プラダリア・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:シャッセロール
母父:クロフネ
主な勝鞍:2024年・京都記念
馬名の由来:草原(ポルトガル語)
京都コースはいずれもG2戦で2戦2勝と相性バッチリ。
6度目のG1挑戦でどこまでやれるか。
ディープボンド・7歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
前走の天皇賞春で3着に入り改めてまだまだ力があるところを見せてくれた。
宝塚記念でもこれまで4着、5着と崩れておらずチャンスは十分にある。
宝塚記念2024の予想オッズ
2024年・宝塚記念の予想オッズはこのように予想しています。
武豊騎手とのコンビで有馬記念以来のG1制覇に挑むドウデュースが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ドウデュース(2.0)
- ジャスティンパレス(3.0)
- ベラジオオペラ(8.0)
- ブローザホーン(11.0)
- シュトルーヴェ(13.5)
- ローシャムパーク(16.5)
- プラダリア(22.0)
- ルージュエヴァイユ(28.5)
- ディープボンド(42.0)
- ソールオリエンス(46.0)
- ヤマニンサンパ(☆)
- ヒートオンビート(☆)
- カラテ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
前哨戦・参考レース
1着:ドウデュース
4着:ジャスティンパレス
8着:ソールオリエンス
14着:プラダリア
15着:ディープボンド
16着:ヒートオンビート
勝ちタイム:2:30.9
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:プラダリア
2着:ベラジオオペラ
8着:ルージュエヴァイユ
勝ちタイム:2:12.1
優勝騎手:池添 謙一
馬場:良
1着:ベラジオオペラ
2着:ローシャムパーク
3着:ルージュエヴァイユ
6着:プラダリア
7着:ソールオリエンス
勝ちタイム:1:58.2
優勝騎手:横山 和生
馬場:良
2着:ブローザホーン
3着:ディープボンド
勝ちタイム:3:14.2
優勝騎手:菱田 裕二
馬場:良
1着:シュトルーヴェ
7着:ヒートオンビート
勝ちタイム:2:32.3
優勝騎手:J.モレイラ
馬場:良
4着:ヤマニンサンパ
6着:カラテ
勝ちタイム:1:57.2
優勝騎手:岩田 望来
馬場:良
宝塚記念の日程・賞金
2024年6月23日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:2億2,000万円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
2024年は阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事等に伴い、京都競馬場で開催。
宝塚記念は上半期の締めくくりを飾るG1として競馬ファンに知られており、過去多くの名馬が勝ち馬に名を刻んできている。
近年ではオルフェーヴルやゴールドシップ、リスグラシュー、クロノジェネシスなどファンの多い馬が勝利している。
宝塚記念・プレイバック
2023年の宝塚記念を制したのは『イクイノックス(Equinox)』。単勝1.3倍と断然人気を背負っても気負うことなく、大外から圧巻の末脚でライバルたちを差し切り優勝。現役最強馬の力をいかんなく発揮して5つ目のG1タイトルを獲得した。
1着:イクイノックス
2着:スルーセブンシーズ(クビ)
3着:ジャスティンパレス(1馬身)
4着:ジェラルディーナ(アタマ)
5着:ディープボンド(1馬身)
勝ちタイム:2:11.2
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良