府中牝馬ステークスは2024年10月14日に東京競馬場で行われる注目牝馬が集うレース。府中牝馬ステークスは2024年で第72回を迎え、昨年はディヴィーナが優勝した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・府中牝馬ステークスの出走予定馬をチェック
2024年の府中牝馬ステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスコルティアーモ(津村明秀)
- コスタボニータ(松山弘平)
- コンクシェル(岩田望来)
- シンティレーション(戸崎圭太)
- セントカメリア(鮫島克駿)
- ハーパー(武豊)
- フィアスプライド(M.デムーロ)
- フィールシンパシー(横山琉人)
- ブレイディヴェーグ(C.ルメール)
- マスクトディーヴァ(川田将雅)
- モズゴールドバレル(A.シュタルケ)
- モリアーナ(岩田康誠)
- ライラック(横山武史)
- ラリュエル(北村友一)
- ルージュリナージュ(横山和生)
- ミッキーゴージャス
- ラヴェル
2024年・府中牝馬ステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ブレイディヴェーグ・4歳牝馬
父:ロードカナロア
母:インナーアージ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・エリザベス女王杯
馬名の由来:広い道(オランダ語)
ブレイディヴェーグが昨年のエリザベス女王杯以来の実戦を迎える予定。
今年はドバイターフを右脚の飛節後腫で回避し、新潟記念も軽度の筋肉痛のため自重するなど思い通りにレースが使えなかった。
秋こそ彼女の走りをターフで見たい。
マスクトディーヴァ・4歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:マスクオフ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・阪神牝馬ステークス
馬名の由来:仮面の歌姫
これまで重賞を2勝しているものの、G1ではあと一歩タイトルに手が届いていない。
末脚を生かせる東京コースはバッチリの舞台。
豪華メンバーの一戦で歌姫が競馬ファンを魅了してくれるはずだ。
コスタボニータ・5歳牝馬
父:イスラボニータ
母:レディイン
母父:Kendor
主な勝鞍:2024年・福島牝馬ステークス
馬名の由来:美しい海岸(西)。父名より連想
今年に入り福島牝馬ステークスで重賞初制覇を果たすと、前走の小倉記念でも牡馬相手に2着と善戦。
昨年8着以上の走りを見せてくれそうだ。
フィアスプライド・6歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ストロベリーフェア
母父:Kingmambo
主な勝鞍:2023年・ターコイズステークス
馬名の由来:断固としたプライド
2023年のターコイズステークス覇者で、今年のヴィクトリアマイルでは0.2秒差の2着とマイル戦では牝馬トップクラスの実力馬。
1800m戦は近年勝ち星こそ無いものの、昨年の府中牝馬ステークス4着など、こなせなくない距離。
ハーパー・4歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
ここ3戦はG1で大敗が続いている。
新コンビとなる武豊騎手を背に復活の道筋を探す。
コンクシェル・4歳牝馬
父:キズナ
母:ザナ
母父:Galileo
主な勝鞍:2024年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:ピンク色の美しい真珠を生み出す母貝
今年の中山牝馬ステークスで重賞初勝利を果たしている。
全5勝中4勝を芝1800m戦で挙げている。
モリアーナ・4歳牝馬
父:エピファネイア
母:ガルデルスリール
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・紫苑ステークス
馬名の由来:スラブの伝承に登場する風の女神
昨年の紫苑ステークスの覇者。
ここ2走は馬券に絡めていない。
ライラック・5歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・フェアリーステークス
馬名の由来:北海道の代表的な花の名
昨年の3着馬。
今年の2走はいずれもマイル戦で二桁着順が続いている。
主な回避馬
ルージュエヴァイユ・5歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ナッシングバットドリームズ
母父:Frankel
主な勝鞍:2022年・ユートピアステークス
馬名の由来:冠名+覚醒(仏)
昨年の2着馬ルージュエヴァイユは左後肢を気にする素振りを見せたため、追い切りを自重。
その後、左後肢の状態は良化してきたが、急ピッチでの仕上げになることから大事をとって府中牝馬ステークスを回避。
今後は引き続き在厩で調整を進め、菅原明良騎手とのコンビでエリザベス女王杯に直行する。
ドゥアイズ・4歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:ローズマンブリッジ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・洛陽ステークス
馬名の由来:曲名。母名および本馬の特徴より連想
府中牝馬ステークス2024の予想オッズ
2024年・府中牝馬ステークスの予想オッズはこのように予想しています。
ヴィクトリアマイル3着以来の実戦を迎えるマスクトディーヴァが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- マスクトディーヴァ(1.8)
- ブレイディヴェーグ(4.0)
- ハーパー(7.5)
- コスタボニータ(8.5)
- フィアスプライド(12.0)
- コンクシェル(22.0)
- モリアーナ(23.0)
- ライラック(26.5)
- ルージュリナージュ(48.0)
- アスコルティアーモ()
- フィールシンパシー(☆)
- シンティレーション(☆)
- セントカメリア(☆)
- モズゴールドバレル(☆)
- ラリュエル(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
府中牝馬ステークスの日程・賞金
2024年10月14日(月)東京競馬場
格:G2 1着本賞金:5,500万円
年齢:3歳以上牝馬 距離:1,800m(芝・左)
府中牝馬ステークスの1着馬にはG1・エリザベス女王杯への優先出走権が与えられる。
府中牝馬ステークス・プレイバック
2018年の府中牝馬ステークスを制したのは『ディアドラ(Deirdre)』。上がり32秒3の決め手でライバルたちを差し切り4つ目の重賞タイトルを手にした。その後は海外を主戦場にしG1・ナッソーステークスを制し、凱旋門賞挑戦することとなる。
2着にはクビ差でリスグラシュー、さらに1/2馬身差の3着にはフロンテアクイーンが入った。
1着:ディアドラ
2着:リスグラシュー(クビ)
3着:フロンテアクイーン(1/2馬身)
4着:ジュールポレール(1-1/4馬身)
5着:クロコスミア(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.44.7
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良