アメリカジョッキークラブカップは2024年1月21日に中山競馬場で行われる冬の中距離G2戦。AJCCは2024年で第65回を迎え、昨年はノースブリッジが優勝した。AJCCの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2024年・アメリカジョッキークラブカップの出走予定馬をチェック
2024年・アメリカジョッキークラブカップの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではボッケリーニが8枠12番、モリアーナは3枠3番、チャックネイトは8枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2024年のアメリカジョッキークラブカップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは17頭となっています。
- アドマイヤハレー(田辺裕信)
- カラテ(菅原明良)
- クロミナンス(C.ルメール)
- サンストックトン(R.キングスコート)
- ショウナンバシット(横山和生)
- シルブロン(R.ピーヒュレク)
- チャックネイト(R.キング)
- ホウオウリアリティ(大野拓弥)
- ボッケリーニ(浜中俊)
- マイネルウィルトス(横山武史)
- モリアーナ(横山典弘)
- ラーグルフ(三浦皇成)
- カルリーノ
2024年・アメリカジョッキークラブカップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ボッケリーニ・8歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:人名より
2022年の3着馬。
G2・G3戦では崩れず安定した成績を残してきている。
マイネルウィルトス・8歳牡馬
父:スクリーンヒーロー
母:マイネボヌール
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2021年・福島民報杯
馬名の由来:冠名+勇気(ラテン語)
重賞には手が届いていないが、2023年もアルゼンチン共和国杯2着、ステイヤーズステークス3着と上位をにぎわせた。
善戦続きにピリオドを。
モリアーナ・4歳牝馬
父:エピファネイア
母:ガルデルスリール
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・紫苑ステークス
馬名の由来:スラブの伝承に登場する風の女神
昨年秋は紫苑ステークスを制し、秋華賞でも5着と心身ともに成長を見せた。
近走の内容を見ても距離延長をこなしてくれそう。
ラーグルフ・5歳牡馬
父:モーリス
母:アバンドーネ
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2023年・中山金杯
馬名の由来:ディートリッヒ伝説に登場する武器の名
中山コースは中山金杯を制し、中山記念2着など相性良し。
チャックネイト・6歳せん馬
父:ハーツクライ
母:ゴジップガール
母父:Dynaformer
主な勝鞍:2023年・六社ステークス
馬名の由来:人名より+人名より
重賞初挑戦となった前走のアルゼンチン共和国杯では直線でジワジワ伸びて3着と上々の結果を残した。
これまで14戦して一度も掲示板を外していない安定感が魅力。
クロミナンス・7歳牡馬
父:ロードカナロア
母:イリュミナンス
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2023年・ノベンバーステークス
馬名の由来:色度
7歳ながらキャリアはわずか10戦とまだまだフレッシュ。
昇級初戦と侮るなかれ。
ショウナンバシット・4歳牡馬
父:シルバーステート
母:ギエム
母父:Medaglia d’Oro
主な勝鞍:2023年・若葉ステークス
馬名の由来:冠名+バシッと決める
皐月賞5着以降は成績が出ていないが、並みいる強者に揉まれた経験は大きな財産。
ここらでバシッと決めてくれるかも。
カラテ・8歳牡馬
父:トゥザグローリー
母:レディーノパンチ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2023年・新潟大賞典
馬名の由来:空手
2021年から3年連続で重賞勝利中。
8歳になった今年もアッと驚く走りを見せてくれ。
アメリカジョッキークラブカップ2024の予想オッズ
2024年・アメリカジョッキークラブカップの予想オッズはこのように予想しています。
重賞3勝の実績が光るボッケリーニが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ボッケリーニ(3.0)
- モリアーナ(3.5)
- チャックネイト(5.5)
- マイネルウィルトス(7.0)
- ラーグルフ(10.5)
- クロミナンス(13.0)
- ショウナンバシット(15.5)
- アドマイヤハレー(20.0)
- サンストックトン(22.0)
- シルブロン(35.0)
- カラテ(41.0)
- ホウオウリアリティ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
アメリカジョッキークラブカップの日程・賞金
2024年1月21日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,200万円
年齢:4歳以上 距離:2,200m(芝・右)
アメリカジョッキークラブカップは中山競馬場で行われる中距離G2戦。
過去にはメジロブライトやスペシャルウィークといった世代トップクラスの馬が制したりしていた。
近年ではマツリダゴッホやエアシェイディ、ネヴァブション、ヴェルデグリーンなどといった中山巧者が勝利することが多い。
アメリカジョッキークラブカップ・プレイバック
2020年のアメリカジョッキークラブカップを制したのは『ブラストワンピース(Blast Onepiece)』。2018年の有馬記念馬が凱旋門賞帰りの一戦を勝利で飾り、ファンの期待に答えて見せた。
2着には1-1/4馬身差でステイフーリッシュ、さらに1-3/4馬身差の3着にはラストドラフトが入った。
1着:ブラストワンピース
2着:ステイフーリッシュ(1-1/4馬身)
3着:ラストドラフト(1-3/4馬身)
4着:ミッキースワロー(3/4馬身)
5着:サトノクロニクル(2-1/2馬身)
勝ちタイム:2.15.0
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重