オールカマーは2024年9月22日に中山競馬場で行われる有力古馬が集まる一戦。オールカマーは2024年で第70回を迎え、昨年はローシャムパークが優勝した。オールカマーの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・オールカマーの出走予定馬をチェック
2024年のオールカマーの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは17頭となっています。
- アウスヴァール(田辺裕信)
- アルビージャ(嶋田純次)
- キラーアビリティ(団野大成)
- サヴォーナ(横山武史)
- サリエラ(戸崎圭太)
- ステラヴェローチェ(横山典弘)
- ナイママ(丹内祐次)
- ニシノレヴナント(大野拓弥)
- フェーングロッテン(佐々木大輔)
- ミクソロジー(菅原明良)
- ヤマニンサンパ(A.シュタルケ)
- ラーグルフ(三浦皇成)
- リカンカブール(津村明秀)
- レーベンスティール(C.ルメール)
- ロバートソンキー(伊藤工真)
2024年・オールカマーの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
レーベンスティール・4歳牡馬
父:リアルスティール
母:トウカイライフ
母父:トウカイテイオー
主な勝鞍:2023年・セントライト記念
馬名の由来:生き様(独)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように
前走のエプソムカップを快勝し2つ目の重賞タイトルを獲得した。
体調さえ整っていればまだまだタイトルを積み重ねていい逸材。
ここは通過点か。
ミクソロジー・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:スターエンジェル
母父:アフリート
主な勝鞍:2023年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:mix(混ぜる)とology(~論)の掛合せ
昨年のダイヤモンドステークス(1着)以来の実戦を迎える予定。
1年半ぶりの実戦でどこまでやれるか。
ステラヴェローチェ・6歳牡馬
父:バゴ
母:オーマイベイビー
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・神戸新聞杯
馬名の由来:星(伊)+速い(伊)
前走の札幌記念では好メンバー相手に3着と好走。
引き継ぎ横山典弘騎手とのコンビで3年ぶりの重賞勝利を目指す。
キラーアビリティ・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:キラーグレイシス
母父:Congaree
主な勝鞍:2021年・ホープフルステークス
馬名の由来:素晴らしい能力、才能。母名、一族名より連想
オーストラリアのG1・コックスプレートを目指して調整されていたが、現地の主催者サイドに送った馬体診断のデータが基準に引っかかり、出走できない可能性が発生したため断念。
国内獣医師におけるチェックでは歩様などに特に異常は見られず、日本のレースに出走する分にはまったく問題と診断されているためオールカマーに目標を切り替えて参戦を決めた。
2022年の中日新聞杯以来の勝利を目指す。
サヴォーナ・4歳牡馬
父:キズナ
母:テイケイラピッド
母父:スニッツェル
主な勝鞍:2023年・信夫山特別
馬名の由来:イタリアの都市名
これまでG2で2度の2着など大きく崩れていないものの、勝ち切れない競馬が続いている。
リカンカブール・5歳牡馬
父:シルバーステート
母:アンブラッセモワ
母父:Zoffany
主な勝鞍:2024年・中山金杯
馬名の由来:チリとボリビアの国境にある山の名前
今年の中山金杯覇者。
中山コースは2戦2勝。
ニシノレヴナント・4歳せん馬
父:ネロ
母:ニシノアモーレ
母父:コンデュイット
主な勝鞍:2023年・グレイトフルステークス
馬名の由来:冠名+帰ってきたもの
オールカマー2024の予想オッズ
2024年・オールカマーの予想オッズはこのように予想しています。
ルメール騎手とのコンビで3つ目の重賞タイトル取りを狙うレーベンスティールが1番人気に支持されると予想します。
上位2頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- レーベンスティール(1.8)
- ステラヴェローチェ(3.5)
- サリエラ(10.0)
- サヴォーナ(11.5)
- キラーアビリティ(20.5)
- ロバートソンキー(24.0)
- ミクソロジー(27.0)
- リカンカブール(42.0)
- ニシノレヴナント(47.5)
- アルビージャ(☆)
- ラーグルフ(☆)
- ヤマニンサンパ(☆)
- アウスヴァール(☆)
- フェーングロッテン(☆)
- ナイママ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
オールカマーの日程・賞金
2024年9月22日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
オールカマーの1着馬には天皇賞秋への優先出走権が与えられる。
オールカマー・プレイバック
2022年のオールカマーを制したのは『ジェラルディーナ(Geraldina)』。直線では狭い隙間をこじ開けて伸び、後続に1馬身半の差をつけ優勝。良血馬がうれしい重賞初勝利を果たした。
その後、エリザベス女王杯を制し、有馬記念でも3着に入るなどオールカマーの勝利が一線級で活躍する足掛かりになった。
1着:ジェラルディーナ
2着:ロバートソンキー(1-1/2馬身)
3着:ウインキートス(1-1/4馬身)
4着:バビット(クビ)
5着:テーオーロイヤル(1-3/4馬身)
勝ちタイム:2:12.7
優勝騎手:横山 武史
馬場:良