チューリップ賞は2025年3月2日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2025年で第32回を迎え、昨年はスウィープフィートが優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2025年のチューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ウォーターガーベラ(武豊)
- クリノメイ(酒井学)
- サウンドサンライズ(松若風馬)
- ザラタン(池添謙一)
- スリールミニョン(永島まなみ)
- ナムラクララ(西村淳也)
- ノクナレア(松山弘平)
- ビップデイジー(幸英明)
- フェアリーライク(岩田望来)
- プリンセッサ(和田竜二)
- マイエレメント(坂井瑠星)
- メイショウタマユラ(田口貫太)
- ラウルベア(角田大和)
- ルージュソリテール(北村友一)
- ルージュナリッシュ(川田将雅)
- コパノエミリア
- ネーブルオレンジ
2025年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ビップデイジー・3歳牝馬
父:サトノダイヤモンド
母:ローズベリル
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2024年・紫菊賞(1勝クラス)
馬名の由来:冠名+花名(本馬の誕生花)
2連勝の勢いで挑んだ阪神ジュベナイルフィリーズでは8番人気と評価こそ高くなかったものの、直線でしっかり伸びて2着と健闘を見せた。
先行しても良し、差しても良しと融通が利く脚質も魅力で、前哨戦でもしっかり走ってくれそうだ。
ナムラクララ・3歳牝馬
父:アドマイヤマーズ
母:サンクイーンII
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2025年・紅梅ステークス(リステッドクラス)
馬名の由来:冠名+人名より
紅梅ステークスを制し2勝目を挙げた。
気性的に難しい面があるが、この時期はマイルを走れないと活躍できる舞台が限られる。
上の舞台へ進むためにもここが正念場。
鞍上は引き続き西村淳也騎手が務める。
マイエレメント・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ソートアフター
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・2歳新馬
馬名の由来:自分にぴったりの場所、環境
シンザン記念を目指していたものの抽選で除外され、ここまでスライドしてきた。
本番へ向けて何とか切符を得るのが至上命題。
取りこぼしは許されない。
スリールミニョン・3歳牝馬
父:ミスターメロディ
母:ルミノハレブタイ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2024年・ききょうステークス
馬名の由来:かわいい笑顔(仏)
阪神ジュベナイルフィリーズでは16番人気ながら5着といい意味で期待を裏切って見せた。
引き続き鞍上は名付け親の永島まなみ騎手が務める予定。
共にクラシックの舞台へと進んで行きたいところ。
ウォーターガーベラ・3歳牝馬
父:レイデオロ
母:ウォーターピオニー
母父:ヴィクトワールピサ
主な勝鞍:2024年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+花名。花言葉は希望
3月1週目で定年を迎える河内洋調教師が最後の重賞にウォーターガーベラを送り込む。
鞍上には弟弟子の武豊騎手が騎乗予定。
最後にどんなドラマが待っているか。
フェアリーライク・3歳牝馬
父:ゴールドアクター
母:ヒノクニノオンナ
母父:ヘニーヒューズ
主な勝鞍:2025年・3歳未勝利
馬名の由来:妖精のような
前走の未勝利戦では上がり最速タイムで駆け抜け後続に4馬身の差をつけ圧勝。
初の1600m戦になるがリズム良く運べれば。
チューリップ賞2025の予想オッズ
2025年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
G1・2着の実績が光るビップデイジーが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ビップデイジー(2.0)
- マイエレメント(4.0)
- ナムラクララ(5.0)
- ウォーターガーベラ(7.0)
- スリールミニョン(15.5)
- ルージュソリテール(20.5)
- ルージュナリッシュ(25.5)
- クリノメイ(41.0)
- フェアリーライク(45.5)
- ノクナレア(☆)
- ザラタン(☆)
- ラウルベア(☆)
- メイショウタマユラ(☆)
- サウンドサンライズ(☆)
- プリンセッサ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2025年3月2日(日)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2018年のチューリップ賞を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。1.8倍の人気に応える走りで快勝。2歳女王の貫録を見せつけた。
その後の牝馬クラシックはアーモンドアイの後塵を拝したが、古馬になりエリザベス女王杯を連覇し大阪杯を制すなど世代を代表する活躍を見せた。
1着:ラッキーライラック
2着:マウレア(2馬身)
3着:リリーノーブル(クビ)
4着:サラキア(2馬身)
5着:レッドランディーニ(クビ)
勝ちタイム:1.33.4
優勝騎手:石橋 脩
馬場:良