フェブラリーステークスは2025年2月23日に東京競馬場で行われるダートマイルG1。フェブラリーステークスは2025年で第42回を迎え、昨年はペプチドナイルが制した。フェブラリーSの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2025年・フェブラリーステークスの結果は!?
2025年のフェブラリーステークスを制したのは『コスタノヴァ(Costa Nova)』。直線で堂々と抜け出すと他馬の追い上げを3/4馬身差しのいで優勝。G1初挑戦でのVとなった。鞍上のR.キング騎手はJRA史上初の女性騎手による平地G1勝利の偉業を達成した。
1着:コスタノヴァ
2着:サンライズジパング(3/4馬身)
3着:ミッキーファイト(1-1/4馬身)
4着:ペプチドナイル(クビ)
5着:エンペラーワケア(1/2馬身)
勝ちタイム:1:35.5
優勝騎手:R.キング
馬場:良
2025年・フェブラリーステークスの出走予定馬をチェック
2025年・フェブラリーステークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではエンペラーワケアが1枠1番、コスタノヴァは5枠9番、ミッキーファイトは7枠14番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2025年2月20日にJRAより発表されたフェブラリーステークスに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2025年のフェブラリーステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アンモシエラ(吉田豊)
- アーテルアストレア(横山典弘)
- ウィリアムバローズ(岩田望来)
- エンペラーワケア(横山武史)
- ガイアフォース(長岡禎仁)
- コスタノヴァ(R.キング)
- サンデーファンデー(鮫島克駿)
- サンライズジパング(幸英明)
- タガノビューティー(石橋脩)
- デルマソトガケ(松若風馬)
- ドゥラエレーデ(横山和生)
- ペプチドナイル(藤岡佑介)
- ヘリオス(原優介)
- ミッキーファイト(戸崎圭太)
- ミトノオー(田辺裕信)
- メイショウハリオ(浜中俊)
- キャリックアリード
- サントノーレ
- サンライズフレイム
- サンライズホーク
- セラフィックコール
- ペイシャエス
- ヤマニンウルス
2025年・フェブラリーステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ペプチドナイル・7歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:クイーンオリーブ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2024年・フェブラリーステークス
馬名の由来:冠名+ナイル川より。大きくて雄大で世界の名馬になってほしい
2024年のフェブラリーステークスでは11番人気と戦前の低評価をあざ笑うような軽快な走りで競馬ファンをアッと驚かせた。
その後も南部杯2着やかしわ記念3着など国内ダート路線を引っ張る一頭だ。
今回は2021年、2022年を制したカフェファラオ以来の連覇達成に挑戦となる。
エンペラーワケア・5歳牡馬
父:ロードカナロア
母:カラズマッチポイント
母父:Curlin
主な勝鞍:2024年・武蔵野ステークス
馬名の由来:皇帝+ハワイの神様の一人
武蔵野ステークスでは直線で進路がない場面もあったが、鞍上の冷静なエスコートに応え抜け出し重賞2勝目を挙げた。
ダートでは9戦7勝・2着2回と安定感抜群で、距離もこなした経験は大きい。
コスタノヴァ・5歳牡馬
父:ロードカナロア
母:カラフルブラッサム
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2025年・根岸ステークス
馬名の由来:ポルトガル北部のリゾート地
前哨戦の根岸ステークスでは4馬身差の圧勝で重賞初勝利を挙げた。
東京コースは5戦5勝と無敗を誇る。
一気にスターダムへ駆け上がれるか。
鞍上にはR.キング騎手を迎えることが発表された。
サンデーファンデー・5歳牡馬
父:スズカコーズウェイ
母:ファーストレディ
母父:スマートボーイ
主な勝鞍:2025年・プロキオンステークス
馬名の由来:楽しい日曜日
プロキオンステークスでは果敢に先手を奪うと、直線でも後続の追い上げをアタマ差振り切り重賞初勝利を収めた。
1800m以上の中距離戦を主戦場してきただけに、距離短縮にどのように対応するかがカギを握りそうだ。
サンライズジパング・4歳牡馬
父:キズナ
母:サイマー
母父:Zoffany
主な勝鞍:2024年・不来方賞
馬名の由来:冠名+「日本」を意味する言葉
ダート重賞2勝、前走のプロキオンステークスも2着に入るなど4歳世代上位クラスの実績の持ち主。
使い詰めのローテーションや距離短縮が気になるところではあるが、ズブいタイプなだけに東京コースは合いそう。
鞍上は新コンビとなる幸騎手が務める予定だ。
タガノビューティー・8歳牡馬
父:ヘニーヒューズ
母:スペシャルディナー
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・JBCスプリント
馬名の由来:冠名+美しい
JBCスプリントではハナ差の大激戦を制し、うれしいG1初制覇を果たした。
引き続き石橋騎手とのコンビで今度はJRA・G1制覇を狙う。
このレースでラストランの予定だったが、オーナーの希望で現役を続行し今年1年続戦するとのこと。
アーテルアストレア・6歳牝馬
父:リーチザクラウン
母:スターズインヘヴン
母父:ワークフォース
主な勝鞍:2023年・レディスプレリュード
馬名の由来:黒い(ラテン語)+ギリシャ神話に登場する女神
2024年は交流重賞2勝、チャンピオンズカップでも勝ち馬と0.5秒差の7着と好走していた。
牝馬によるフェブラリーステークス制覇となればG2時代のホクトベガ以来、29年ぶりの偉業となる。
これがラストランとなる予定。
ミッキーファイト・4歳牡馬
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・名古屋大賞典
馬名の由来:冠名+がんばれ
レパードステークス、名古屋大賞典を制し、ジャパンダートクラシックでも2着と世代を代表する1頭。
中距離実績は豊富だが、マイル戦にどこまで対応できるかが好走のカギを握りそうだ。
フェブラリーステークス2025の予想オッズ
2025年・フェブラリーステークスの予想オッズはこのように予想しています。
G1初勝利を狙う昨年の武蔵野ステークス覇者エンペラーワケアが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- エンペラーワケア(3.5)
- コスタノヴァ(4.0)
- ミッキーファイト(5.5)
- ペプチドナイル(6.5)
- ガイアフォース(9.5)
- サンライズジパング(12.5)
- ドゥラエレーデ(16.0)
- サンデーファンデー(18.5)
- タガノビューティー(26.0)
- ウィリアムバローズ(48.0)
- アンモシエラ(☆)
- アーテルアストレア(☆)
- メイショウハリオ(☆)
- ミトノオー(☆)
- デルマソトガケ(☆)
- ヘリオス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
フェブラリーステークスの日程・賞金
2025年2月23日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億2,000万円
年齢:4歳以上 距離:1,600m(ダート・左)
フェブラリーステークス・プレイバック
2023年のフェブラリーステークスを制したのは『レモンポップ(Lemon Pop)』。好位からレースを進めると直線でも力強く伸びて後続を完封。根岸ステークスに続く勝利がうれしいG1初勝利となった。レモンポップはその後、チャンピオンズカップを制し春秋ダート制覇など多くのビッグタイトルを手にすることとなる。
1着:レモンポップ
2着:レッドルゼル(1-1/2馬身)
3着:メイショウハリオ(2-1/2馬身)
4着:ドライスタウト(1馬身)
5着:アドマイヤルプス(アタマ)
勝ちタイム:1:35.6
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:良