中山記念は2025年3月2日に中山競馬場で行われる各方面からメンバーが集うG2戦。中山記念は2025年で第99回を迎え、昨年はマテンロウスカイが勝利した。中山記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・中山記念の出走予定馬をチェック
2025年の中山記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アルナシーム(藤岡佑介)
- エコロヴァルツ(M.デムーロ)
- カラテ(菅原明良)
- グラティアス(横山和生)
- グランディア(三浦皇成)
- クルゼイロドスル(荻野極)
- サイルーン(R.キング)
- シックスペンス(C.ルメール)
- ソウルラッシュ(団野大成)
- タイムトゥヘヴン(田辺裕信)
- パラレルヴィジョン(戸崎圭太)
- ボッケリーニ(浜中俊)
- ボーンディスウェイ(木幡巧也)
- マテンロウスカイ(横山典弘)
- メイショウチタン(吉田豊)
- リフレーミング(内田博幸)
- エヒト
- グリューネグリーン
2025年・中山記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ソウルラッシュ・7歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:エターナルブーケ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2024年・マイルチャンピオンシップ
馬名の由来:魂の突進
G1馬・ソウルラッシュが参戦を表明。
近年はマイルを主戦場にしてきており、1600mを超える距離は2021年10月の1勝クラス(芝2200m・7着)まで遡る。
新境地でどんな走りを見せてくれるか。
シックスペンス・4歳牡馬
父:キズナ
母:フィンレイズラッキーチャーム
母父:Twirling Candy
主な勝鞍:2024年・毎日王冠
馬名の由来:イギリス旧硬貨の名。幸運をもたらすお守り。母名より連想
昨年秋は毎日王冠を制し2つ目の重賞タイトルを手にするも、その後は蹄の炎症の影響でマイルチャンピオンシップを回避し休養していた。
今年こそ飛躍の年にしたい。
アルナシーム・6歳牡馬
父:モーリス
母:ジュベルアリ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2025年・中山金杯
馬名の由来:海風(アラビア語)。母名より連想
今年初戦となった中山金杯を快勝し最高のスタートを切ったアルナシームが中山記念で重賞連勝を狙う。
1800m戦は全7勝中5勝を挙げる得意な距離で、文句のない舞台と言える。
鞍上は引き続き藤岡佑介騎手が手綱を握る。
マテンロウスカイ・6歳せん馬
父:モーリス
母:レッドラヴィータ
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・中山記念
馬名の由来:摩天楼+空
昨年は7番人気ながら後続に2馬身の差をつけ快勝。
その後は勝ち星こそ無いものの、天皇賞秋5着など強敵相手に好走している。
2018年、2019年を制したウインブライト以来の連覇なるか。
エコロヴァルツ・4歳牡馬
父:ブラックタイド
母:プティプランセス
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2024年・ディセンバーステークス(リステッドクラス)
馬名の由来:冠名+鍛錬する(独)
前走のディセンバーステークスの強さを見る限りこの馬は中距離あたりが一番力を発揮できそう。
2歳時から活躍しているが、血統的にまだまだこれから良くなっていきそうだ。
リフレーミング・7歳牡馬
父:キングヘイロー
母:ヒーリング
母父:バトルプラン
主な勝鞍:2024年・小倉記念
馬名の由来:良いも悪いも本人の考え方次第
昨年の小倉記念1着以来、休養していたリフレーミングがターフに帰ってくる。
脚元の不安も解消し、態勢は整いつつある。
レース当日は定年引退で解散する鮫島厩舎のラストデーとなるだけに、有終の美を飾る走りを見せられるか。
ボッケリーニ・9歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:人名より
昨年6月の鳴尾記念(2着)以来の実戦を迎える。
長期休養明けの9歳馬がどんな走りを見せてくれるか。
中山記念2025の予想オッズ
2025年・中山記念の予想オッズはこのように予想しています。
1800m戦2戦2勝のシックスペンスが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- シックスペンス(1.8)
- ソウルラッシュ(3.0)
- エコロヴァルツ(6.0)
- アルナシーム(10.5)
- マテンロウスカイ(14.5)
- ボーンディスウェイ(30.5)
- パラレルヴィジョン(33.0)
- ボッケリーニ(42.5)
- サイルーン(46.0)
- グランディア(☆)
- リフレーミング(☆)
- メイショウチタン(☆)
- タイムトゥヘヴン(☆)
- カラテ(☆)
- クルゼイロドスル(☆)
- グラティアス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
中山記念の日程・賞金
2025年3月2日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:4歳以上 距離:1,800m(芝・右)
中山記念は創設当時は芝3200mで施行されていたり、年2回開催されていたころもあった。現在の1800mに変更されたのは1957年。2017年からは1着馬に大阪杯への優先出走権が与えられる。
過去の勝ち馬にはサクラローレルやサイレンススズカ、ヴィクトワールピサなどの思い出深い馬や、近年ではジャスタウェイ、ヌーヴォレコルト、ドゥラメンテ、ウインブライト、パンサラッサといった海外でも活躍したG1馬が勝ち馬に名を連ねる。
中山記念・プレイバック
2022年の中山記念を制したのは『パンサラッサ(Panthalassa)』。後続に影も踏ませぬ逃走劇で後続を完封。2馬身半の差をつけ悠々逃げ切った。その後、ドバイターフを制すなどファンを魅了する逃げ馬となっていく。
1着:パンサラッサ
2着:カラテ(2-1/2馬身)
3着:アドマイヤハダル(クビ)
4着:ガロアクリーク(2馬身)
5着:ウインイクシード(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.46.4
優勝騎手:吉田 豊
馬場:良