中山金杯は2025年1月5日に中山競馬場で行われる年初めの注目の一戦。中山金杯は2025年で第74回を迎え、ハンデ戦で行われる。昨年はリカンカブールが優勝した。中山金杯の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・中山金杯の出走予定馬をチェック
2025年の中山金杯の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アドマイヤビルゴ(北村宏司)
- アルナシーム(藤岡佑介)
- エアファンディタ(戸崎圭太)
- カラテ(杉原誠人)
- カレンルシェルブル(荻野極)
- ギャラクシーナイト(菊沢一樹)
- クリスマスパレード(石川裕紀人)
- ジェイパームス(佐々木大輔)
- ショウナンアデイブ(池添謙一)
- シンリョクカ(木幡初也)
- セイウンプラチナ(内田博幸)
- ディオスバリエンテ(大野拓弥)
- パラレルヴィジョン(T.マーカンド)
- ホウオウビスケッツ(H.ドイル)
- ボーンディスウェイ(木幡巧也)
- マイネルモーント(丹内祐次)
- ラーグルフ(菅原明良)
- リカンカブール(津村明秀)
- アケルナルスター
- グランスラムアスク
- シルトホルン
- シーズンリッチ
- バラジ
- レガトゥス
2025年・中山金杯の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ホウオウビスケッツ・5歳牡馬
父:マインドユアビスケッツ
母:ホウオウサブリナ
母父:ルーラーシップ
主な勝鞍:2024年・函館記念
馬名の由来:冠名+父名の一部
函館記念を制し、天皇賞秋でも3着に入ったホウオウビスケッツが有馬記念を除外になった影響で中山金杯にスライド参戦を決めた。
鞍上に初コンビとなるH.ドイル騎手を迎えて、今後のためにもしっかり賞金加算を目指す。
クリスマスパレード・4歳牝馬
父:キタサンブラック
母:ミスエリカ
母父:Blame
主な勝鞍:2024年・紫苑ステークス
馬名の由来:ツツジ科エリカ属の常緑低木の品種名。母名より連想
紫苑ステークスの覇者で、秋華賞でも0.5秒差の5着と世代上位の力を見せてきた。
中山コース3戦3勝はとても心強く、きっちり結果を出したいところ。
リカンカブール・6歳牡馬
父:シルバーステート
母:アンブラッセモワ
母父:Zoffany
主な勝鞍:2024年・中山金杯
馬名の由来:チリとボリビアの国境にある山の名前
昨年の中山金杯覇者で、オールカマーでも3着など中山コースは【2-0-1-0】と相性◎。
2008年、2009年の中山金杯を制したアドマイヤフジ以来の連覇なるか。
アルナシーム・6歳牡馬
父:モーリス
母:ジュベルアリ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・中京記念
馬名の由来:海風(アラビア語)。母名より連想
近走は1600m~1800m戦を使っており、距離で考えると京都金杯(今年は中京開催)なのかもしれないが、左回りがそこまで得意ではないため2000mの中山金杯を選択。
距離の壁を越え2つ目の重賞タイトルを手にできるか。
シンリョクカ・5歳牝馬
父:サトノダイヤモンド
母:レイカーラ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2024年・新潟記念
馬名の由来:心力歌
昨年春に福島牝馬ステークスで骨折するも、復帰後は新潟記念を制し、エリザベス女王杯でも4着に入るなど本格化。
2025年はさらなる飛躍の年にしたい。
エアファンディタ・8歳牡馬
父:ハットトリック
母:Nokaze
母父:エンパイアメーカー
主な勝鞍:2023年・都大路ステークス
馬名の由来:冠名+モルディヴの現地語「Magic」の意
チャレンジカップでは流れが向いたのもあるが、上がり最速タイムで追い込み3着と激走を見せた。
ペース次第ではここでも。
アドマイヤビルゴ・8歳牡馬
父:ディープインパクト
母:イルーシヴウェーヴ
母父:Elusive City
主な勝鞍:2022年・カシオペアステークス(リステッドクラス)
馬名の由来:冠名+おとめ座
昨年は距離を延ばすなど試行錯誤を繰り返したが結果が出ず。
このまま終わるには惜しい馬だが…。
主な回避馬
クリノプレミアム・8歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ダンシングクイーン
母父:Giant’s Causeway
主な勝鞍:2022年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:冠名+賞
中山金杯を目標に調整していたクリノプレミアムは骨瘤の症状が出たため回避を決めた。
今後は放牧に出され、3月の中山記念を目標にするとのこと。
中山金杯2025の予想オッズ
2025年・中山金杯の予想オッズはこのように予想しています。
実績は十分だが、トップハンデ59.5kgとの戦いとなりそうなホウオウビスケッツが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ホウオウビスケッツ(2.5)
- クリスマスパレード(3.0)
- シンリョクカ(5.0)
- リカンカブール(8.5)
- ボーンディスウェイ(14.0)
- マイネルモーント(20.5)
- アルナシーム(22.5)
- ラーグルフ(30.0)
- パラレルヴィジョン(33.5)
- エアファンディタ(46.5)
- ショウナンアデイブ(☆)
- カラテ(☆)
- ディオスバリエンテ(☆)
- ジェイパームス(☆)
- アドマイヤビルゴ(☆)
- ギャラクシーナイト(☆)
- セイウンプラチナ(☆)
- カレンシュトラウス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
中山金杯の日程・賞金
2025年1月5日(日)中山競馬場
格:G3 1着賞金:4,300万円
年齢:4歳以上 距離:2,000m(芝・右)
中山金杯・プレイバック
2019年の中山金杯を制したのは『ウインブライト(Win Bright)』。トップハンデをものともせず鮮やかに差し切り、重賞4勝目を飾った。その後、香港でG1を2勝するなど個性的な活躍を見せファンを驚かせることとなる。
2着には1/2馬身差でステイフーリッシュ、さらにクビ差の3着にはタニノフランケルが入った。
1着:ウインブライト
2着:ステイフーリッシュ(1/2馬身)
3着:タニノフランケル(クビ)
4着:アドマイヤリード(ハナ)
5着:タイムフライヤー(クビ)
勝ちタイム:1.59.2
優勝騎手:松岡 正海
馬場:良