弥生賞は2024年3月3日に中山競馬場で行われ、皐月賞への最重要ステップレースとして位置づけられている。弥生賞ディープインパクト記念は2024年で第61回を迎え、昨年はタスティエーラが勝利した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・弥生賞の出走予定馬をチェック
2024年・弥生賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではシンエンペラーが5枠5番、トロヴァトーレは6枠6番、ダノンエアズロックは7枠9番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2024年の弥生賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アドミラルシップ(戸崎圭太)
- エコロレイズ(横山和生)
- コスモキュランダ(M.デムーロ)
- シュバルツクーゲル(西村淳也)
- シリウスコルト(三浦皇成)
- シンエンペラー(川田将雅)
- ダノンエアズロック(R.キング)
- トロヴァトーレ(C.ルメール)
- ニシノフィアンス(内田博幸)
- ファビュラススター(横山武史)
- レッドテリオス(津村明秀)
- サンライズジパング
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2024年・弥生賞の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
2024年・弥生賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
シンエンペラー・3歳牡馬
父:Siyouni
母:Starlet’s Sister
母父:Galileo
主な勝鞍:2023年・京都2歳ステークス
馬名の由来:真の皇帝、新しい皇帝
昨年のホープフルステークス2着馬。
皐月賞に向けて前哨戦からちゃんとした結果を。
トロヴァトーレ・3歳牡馬
父:レイデオロ
母:シャルマント
母父:エンパイアメーカー
主な勝鞍:2023年・葉牡丹賞
馬名の由来:吟遊詩人(伊)
新馬戦、葉牡丹賞ともに中山芝2000mのレースを快勝。
騎乗したビュイック騎手が「ダービー候補に名乗りを上げる一頭になる」と絶賛。
ダノンエアズロック・3歳牡馬
父:モーリス
母:モシーン
母父:Fastnet Rock
主な勝鞍:2023年・アイビーステークス
馬名の由来:冠名+オーストラリアの一枚岩の名前
前走のアイビーステークスでは後のホープフルステークス勝ち馬のレガレイラを倒して無傷の2連勝を達成。
注目度はうなぎ上り。
シュバルツクーゲル・3歳牡馬
父:キズナ
母:ソベラニア
母父:Monsun
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:黒い弾丸(独)。馬体の特徴より連想
東京スポーツ杯2歳ステークスでは2番手追走から直線でもしぶとく粘り2着を死守。
まだまだ成長の余地あり。
シリウスコルト・3歳牡馬
父:マクフィ
母:オールドフレイム
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2023年・芙蓉ステークス
馬名の由来:星の名称+人名より
昨年の芙蓉ステークス勝ち馬で、ホープフルステークスでも9番人気ながら6着に入った。
ファビュラススター・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:ヴンダーゾンネ
母父:グラスワンダー
主な勝鞍:2024年・3歳1勝クラス
馬名の由来:伝説に語られるスター
新馬、1勝クラスを連勝。
粗削りだがここで結果が残せるようなら春に期待が広がる。
主な回避馬
サンライズジパング・3歳牡馬
父:キズナ
母:サイマー
母父:Zoffany
主な勝鞍:2024年・若駒ステークス
馬名の由来:冠名+「日本」を意味する言葉
出走予定だったサンライズジパングは28日の最終追い切りの時にまたがった武豊騎手が右トモの違和感に気づき、大事を取って出走を回避することが決まった。
今後は在厩で皐月賞へ向けて立て直される。
弥生賞2024の予想オッズ
2024年・弥生賞の予想オッズはこのように予想しています。
ホープフルステークス2着の実績が光るシンエンペラーが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- シンエンペラー(2.5)
- トロヴァトーレ(3.5)
- ダノンエアズロック(5.5)
- ファビュラススター(12.0)
- シリウスコルト(21.0)
- シュバルツクーゲル(22.5)
- コスモキュランダ(31.0)
- アドミラルシップ(39.0)
- エコロレイズ(☆)
- ニシノフィアンス(☆)
- レッドテリオス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
弥生賞の日程・賞金
2024年3月3日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:5,400万円
年齢:3歳 距離:2,000m(芝・右)
弥生賞は3着までの馬に皐月賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。本番の皐月賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。2020年から正式名称が「弥生賞ディープインパクト記念」に変更された。
過去には後の3冠馬ミスターシービーやシンボリルドルフ、ディープインパクトが弥生賞を制していた。近年では、アドマイヤムーンやヴィクトワールピサ、サトノクラウンが海外のG1を制したり、ロジユニヴァースやマカヒキ、タスティエーラがその年のダービー馬になった。
弥生賞・プレイバック
2016年の弥生賞を制したのは『マカヒキ(Makahiki)』。人気馬3頭の見ごたえある戦いは上がり最速で駆け抜けたマカヒキに軍配が上がった。その後、日本ダービーを制し凱旋門賞にも挑戦した。
1着:マカヒキ
2着:リオンディーズ(クビ)
3着:エアスピネル(2馬身)
4着:タイセイサミット(5馬身)
5着:アドマイヤエイカン(3/4馬身)
勝ちタイム:1.59.9
勝利騎手:C.ルメール
馬場:良