弥生賞は2025年3月9日に中山競馬場で行われ、皐月賞への最重要ステップレースとして位置づけられている。弥生賞ディープインパクト記念は2025年で第62回を迎え、昨年はコスモキュランダが勝利した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・弥生賞の出走予定馬をチェック
2025年の弥生賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスクシュタイン(横山武史)
- アロヒアリイ(横山和生)
- ヴィンセンシオ(C.ルメール)
- ガンバルマン(原優介)
- クラウディアイ(鮫島克駿)
- ジュタ(坂井瑠星)
- ナグルファル(川田将雅)
- ファウストラーゼン(杉原誠人)
- ブラックジェダイト(佐々木大輔)
- ベストシーン(田辺裕信)
- マイネルゼウス(津村明秀)
- ミュージアムマイル(幸英明)
- レディネス(横山典弘)
- ロードガレリア(戸崎圭太)
2025年・弥生賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ナグルファル・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:ランドオーバーシー
母父:Bellamy Road
主な勝鞍:2024年・エリカ賞(1勝クラス)
馬名の由来:北欧神話に登場する巨大な船
新馬、エリカ賞を連勝中。
中でもエリカ賞では直線で力強く抜け出し後続に4馬身の差をつけ圧勝。
まだまだ成長の余地あり。
ミュージアムマイル・3歳牡馬
父:リオンディーズ
母:ミュージアムヒル
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2024年・黄菊賞(1勝クラス)
馬名の由来:ニューヨーク、マンハッタンの5番街にある通り
朝日杯フューチュリティステークス2着馬のミュージアムマイルが参戦を表明。
2000m戦は黄菊賞で勝利経験があり、全く問題なし。
初の関東遠征をクリアして、クラシック路線へと歩みを進めていきたい。
ヴィンセンシオ・3歳牡馬
父:リアルスティール
母:シーリア
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2024年・葉牡丹賞(1勝クラス)
馬名の由来:戯曲の登場人物名。母名より連想
中山芝2000m戦の葉牡丹賞を2歳コースレコードでV。
テンションの面などで成長の余地を残すが、根性はピカイチ。
ジュタ・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:シャンパンエニワン
母父:Street Sense
主な勝鞍:2025年・若駒ステークス(リステッドクラス)
馬名の由来:ウルルカタジュタ国立公園より
若駒ステークスの勝ち馬で、ホープフルステークス4着の実績あり。
騎乗した坂井騎手も「まだまだこれから良くなる馬」と惚れ込む。
ファウストラーゼン・3歳牡馬
父:モズアスコット
母:ペイシャフェリス
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・2歳未勝利
馬名の由来:人名より+芝(独)。芝の魔術師
ホープフルステークスではブービー人気でスタート直後の不利を受けながらも3着と激走し三連単29万円馬券を演出した。
同じ舞台で激走の再現を狙う。
クラウディアイ・3歳牡馬
父:サートゥルナーリア
母:モンクール
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・2歳新馬
馬名の由来:人名(クラウディア)と愛の組合せ
ホープフルステークスでは13番人気ながら5着と戦前の低評価を裏切り好走を見せた。
鞍上に新コンビとなる鮫島克駿騎手を迎えることが発表されている。
ブラックジェダイト・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:ウェルアウェイ
母父:Monsun
主な勝鞍:2024年・2歳新馬
馬名の由来:黒翡翠。石言葉から飛躍と繁栄の願いを込めて。父名より連想
昨年末の新馬戦では後続に2馬身の差をつけ勝利。
ただ勝ちタイムは平凡だっただけに、どこまで時計を詰められるか。
弥生賞2025の予想オッズ
2025年・弥生賞の予想オッズはこのように予想しています。
ルメール騎手とのコンビで重賞初勝利を狙うヴィンセンシオが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ヴィンセンシオ(2.5)
- ミュージアムマイル(3.0)
- ジュタ(4.5)
- ナグルファル(5.5)
- ファウストラーゼン(22.0)
- ロードガレリア(25.5)
- クラウディアイ(34.5)
- アロヒアリイ(37.0)
- アスクシュタイン(42.0)
- ブラックジェダイト(49.0)
- レディネス(☆)
- ベストシーン(☆)
- マイネルゼウス(☆)
- ガンバルマン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
弥生賞の日程・賞金
2025年3月9日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:5,400万円
年齢:3歳 距離:2,000m(芝・右)
弥生賞は3着までの馬に皐月賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。本番の皐月賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。2020年から正式名称が「弥生賞ディープインパクト記念」に変更された。
過去には後の3冠馬ミスターシービーやシンボリルドルフ、ディープインパクトが弥生賞を制していた。近年では、アドマイヤムーンやヴィクトワールピサ、サトノクラウンが海外のG1を制したり、ロジユニヴァースやマカヒキ、タスティエーラがその年のダービー馬になった。
弥生賞・プレイバック
2016年の弥生賞を制したのは『マカヒキ(Makahiki)』。人気馬3頭の見ごたえある戦いは上がり最速で駆け抜けたマカヒキに軍配が上がった。その後、日本ダービーを制し凱旋門賞にも挑戦した。
1着:マカヒキ
2着:リオンディーズ(クビ)
3着:エアスピネル(2馬身)
4着:タイセイサミット(5馬身)
5着:アドマイヤエイカン(3/4馬身)
勝ちタイム:1.59.9
勝利騎手:C.ルメール
馬場:良