日経賞は2025年3月29日に中山競馬場で行われる天皇賞春の前哨戦。日経賞は2025年で第73回を迎え、昨年はシュトルーヴェが勝利した。日経賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・日経賞の出走予定馬をチェック
2025年の日経賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
- アラタ(大野拓弥)
- アーバンシック(C.ルメール)
- ヴェルミセル(津村明秀)
- シュヴァリエローズ(北村友一)
- チャックネイト(J.モレイラ)
- バビット(戸崎圭太)
- ハヤヤッコ(吉田豊)
- フォワードアゲン(内田博幸)
- ブレイヴロッカー(石橋脩)
- ホウオウノーサイド(杉原誠人)
- マイネルウィルトス(横山武史)
- マイネルエンペラー(丹内祐次)
- マイネルクリソーラ(菅原明良)
- マキシ(三浦皇成)
- マテンロウレオ(横山典弘)
- リビアングラス(松山弘平)
- ヴォランテ
- ボッケリーニ
2025年・日経賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
アーバンシック・4歳牡馬
父:スワーヴリチャード
母:エッジースタイル
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2024年・菊花賞
馬名の由来:洗練された。母名より連想
昨年の3歳長距離王アーバンシックが日経賞から始動する。
有馬記念でも6着ながら勝ち馬と0.5秒差なら悲観する内容では無い。
前哨戦仕様の仕上げで出走してくるだろうが、それでもきっちり結果を出してくれるだろう。
シュヴァリエローズ・7歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ヴィアンローズ
母父:Sevres Rose
主な勝鞍:2024年・京都大賞典
馬名の由来:薔薇の騎士(仏)。母名より連想
現在、京都大賞典、ステイヤーズステークスとG2を連勝中。
2400m以上の距離では【2-1-1-0】と安定感抜群。
マイネルエンペラー・5歳牡馬
父:ゴールドシップ
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2024年・オリオンステークス
馬名の由来:冠名+皇帝
今年初戦となった日経新春杯では7番人気ながら3着と好走。
2500mは初めての距離となるが血統的に不安より期待が大きい。
ハヤヤッコ・9歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:マシュマロ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2024年・アルゼンチン共和国杯
馬名の由来:速くて白い
昨年アルゼンチン共和国杯を制すなど9歳馬のハヤヤッコはまだまだ元気。
今年もどこかで波乱を起こしそう。
ヴェルミセル・5歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:マルーンドロップ
母父:コンデュイット
主な勝鞍:2024年・グレイトフルステークス
馬名の由来:栗ペーストと生クリームを合わせたスイスのお菓子。母名より連想
重賞初挑戦となった前走のダイヤモンドステークスでは自慢のスタミナを生かし10番人気ながら3着と好走。
昨年秋から一皮むけた印象。
主な回避馬
ボッケリーニ・9歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:人名より
日経賞に出走予定だったボッケリーニは右後肢ハ行を発症したために回避することを決めた。
今後については未定。
日経賞2025の予想オッズ
2025年・日経賞の予想オッズはこのように予想しています。
メンバー唯一のG1馬・アーバンシックが1番人気に支持されると予想します。
上位2頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- アーバンシック(1.5)
- シュヴァリエローズ(5.5)
- マテンロウレオ(10.0)
- マイネルエンペラー(14.0)
- リビアングラス(15.0)
- ハヤヤッコ(25.0)
- チャックネイト(32.0)
- マキシ(46.0)
- ヴェルミセル(48.5)
- マイネルウィルトス(☆)
- マイネルクリソーラ(☆)
- アラタ(☆)
- バビット(☆)
- ブレイヴロッカー(☆)
- ホウオウノーサイド(☆)
- フォワードアゲン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
日経賞の日程・賞金
2025年3月29日(土)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:4歳以上 距離:2,500m(芝・右)
日経賞は創設当時は芝3200mで施行されていたが、1967年より現在の中山競馬場の2500mで開催されるようになった。2014年からは1着馬に天皇賞春への優先出走権が与えられている。
2017年からG1・大阪杯が同じような時期に開催されるようになり、すこし寂しいメンバーでの開催になっている。
過去の勝ち馬にはシンボリルドルフやメジロライアンといった歴史を彩った馬や、近年ではマツリダゴッホやフェノーメノ、ゴールドアクター、タイトルホルダーといったG1馬が勝ち馬に名を連ねている。
日経賞・プレイバック
2023年の日経賞を制したのは『タイトルホルダー(Titleholder)』。直線は他馬を突き放す一方で後続に8馬身の差をつける大楽勝。連覇でG1馬としての威厳を見せつけた。
1着:タイトルホルダー
2着:ボッケリーニ(8馬身)
3着:ディアスティマ(3/4馬身)
4着:ライラック(3/4馬身)
5着:マカオンドール(クビ)
勝ちタイム:2:36.8
優勝騎手:横山 和生
馬場:不良