朝日杯フューチュリティステークスは2024年12月15日に京都競馬場で行われる二歳マイル王者を決める一戦。朝日杯FSは2024年で第76回を迎え、昨年はジャンタルマンタルが制した。出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・朝日杯フューチュリティステークスの出走予定馬をチェック
2024年の朝日杯フューチュリティステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アドマイヤズーム(川田将雅)
- アルテヴェローチェ(武豊)
- アルレッキーノ(未定)
- エイシンワンド(幸英明)
- エルムラント(未定)
- クラスペディア(小崎綾也)
- コスモストーム(秋山稔樹)
- ショウナンザナドゥ(池添謙一)
- ソードマスター(未定)
- ダイシンラー(岩田康誠)
- タイセイカレント(坂井瑠星)
- テイクイットオール(岩田望来)
- ドラゴンブースト(田口貫太)
- トータルクラリティ(北村友一)
- ニタモノドウシ(R.ムーア)
- パンジャタワー(松山弘平)
- ヒラボクカレラ(未定)
- ミュージアムマイル(C.デムーロ)
- ランスオブカオス(未定)
2024年・朝日杯フューチュリティステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
トータルクラリティ・2歳牡馬
父:バゴ
母:ビットレート
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・新潟2歳ステークス(G3)
馬名の由来:完全な鮮明さ。ビットレートを上げて得られる高画質。母名より連想
新潟2歳ステークスでは直線で1度は2着馬に交わされたものの、再び差し返す根性を見せて無傷の2連勝を果たした。
テンションの高い面がある馬だが、素質は本物。
アルテヴェローチェ・2歳牡馬
父:モーリス
母:クルミネイト
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・サウジアラビアロイヤルカップ(G3)
馬名の由来:芸術(伊)+冠名
サウジアラビアロイヤルカップでは折り合いに専念し中団に待機すると、直線では外から鮮やかに伸びて差し切り勝ちを収めた。
大物感たっぷり。
鞍上は新馬戦でコンビを組んだ武豊騎手が予定されている。
パンジャタワー・2歳牡馬
父:タワーオブロンドン
母:クラークスデール
母父:ヴィクトワールピサ
主な勝鞍:2024年・京王杯2歳ステークス
馬名の由来:冠名+父名の一部
新馬戦、京王杯2歳ステークスを制し無傷の2連勝。
今回が初のマイル戦となるが、血統的にも1ハロン延長がどうでるかが気になるところ。
アルレッキーノ・2歳牡馬
父:ブリックスアンドモルタル
母:チェッキーノ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2024年・2歳未勝利
馬名の由来:伊国の即興喜劇コメディアデラルテに登場するトリックスター
前走のサウジアラビアロイヤルカップでは稍重馬場を気にしたのか、追ってから反応なく1番人気に応えられず5着に敗れた。
未勝利戦の勝ちっぷりを見る限りもっとやれるはず。
ミュージアムマイル・2歳牡馬
父:リオンディーズ
母:ミュージアムヒル
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2024年・黄菊賞(1勝クラス)
馬名の由来:ニューヨーク、マンハッタンの5番街にある通り
前走の黄菊賞では折り合い良く進むと直線で見事な決め手を繰り出し3馬身差の圧勝。
騎乗したC.デムーロ騎手も「凄くいい馬」と絶賛。
新馬戦(3着)以来となるマイル戦でどんな決め手を見せてくれるか。
ニタモノドウシ・2歳牡馬
父:ディーマジェスティ
母:ジェラスガール
母父:Petionville
主な勝鞍:2024年・クローバー賞(OPクラス)
馬名の由来:似た者同士。父親に似ているので
新馬、クローバー賞を連勝中。
鞍上に世界的名手のムーア騎手を迎えるのは心強い。
タイセイカレント・2歳牡馬
父:モーリス
母:アイリッシュシー
母父:Galileo
主な勝鞍:2024年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+海流
サウジアラビアロイヤルカップでは出遅れながらも上がり最速タイムで追い込み2着。
馬群を割る競馬ができたのは収穫だろう。
アドマイヤズーム・2歳牡馬
父:モーリス
母:ダイワズーム
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2024年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+母名の一部、素早く動く
未勝利戦では2番手追走から難なく抜け出し好タイムで圧勝。
朝日杯フューチュリティステークスの日程・賞金
2024年12月15日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:7,000万円
年齢:2歳牡・牝 距離:1,600m(芝・右)
2017年にホープフルステークスがG1に昇格した影響で近年はマイラー色が特に強くなった。
朝日杯フューチュリティステークス・プレイバック
2021年の朝日杯フューチュリティステークスを制したのは『ドウデュース(Do Deuce)』。直線外からライバルたちを差し切り無傷の3連勝で2歳マイル王の座を射止めた。鞍上の武豊騎手は22度目の挑戦で朝日杯フューチュリティステークス初制覇となった!
その後、日本ダービー、有馬記念を制すなど距離を問わず活躍し続けている。
1着:ドウデュース
2着:セリフォス(1/2馬身)
3着:ダノンスコーピオン(1/2馬身)
4着:アルナシーム(1-3/4馬身)
5着:ジオグリフ(ハナ)
勝ちタイム:1.33.5
優勝騎手:武 豊
馬場:良