桜花賞は2024年4月7日に阪神競馬場で行われる牝馬クラシックの1戦目。桜花賞は2024年で第84回を迎え、桜の女王の栄冠を求め乙女が熾烈なバトルを繰り広げる。昨年はリバティアイランドが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・桜花賞の結果は!?
2024年の桜花賞を制したのは『ステレンボッシュ(Stellenbosch)』。道中は中団で脚をためると、直線では外から力強く抜け出し優勝。満開の桜に負けない華麗な走りでG1初勝利を挙げた。
1着:ステレンボッシュ
2着:アスコリピチェーノ(3/4馬身)
3着:ライトバック(クビ)
4着:スウィープフィート(1/2馬身)
5着:エトヴプレ(クビ)
勝ちタイム:1:32.2
優勝騎手:J.モレイラ
馬場:良
2024年・桜花賞の出走予定馬をチェック
2024年・桜花賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではアスコリピチェーノが5枠9番、クイーンズウォークは1枠2番、ステレンボッシュは6枠12番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2024年4月4日にJRAより発表された桜花賞に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2024年の桜花賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスコリピチェーノ(北村宏司)
- イフェイオン(西村淳也)
- エトヴプレ(藤岡康太)
- キャットファイト(松山弘平)
- クイーンズウォーク(川田将雅)
- コラソンビート(横山武史)
- シカゴスティング(浜中俊)
- ショウナンマヌエラ(岩田康誠)
- スウィープフィート(武豊)
- ステレンボッシュ(J.モレイラ)
- セキトバイースト(藤岡佑介)
- セシリエプラージュ(M.デムーロ)
- チェルヴィニア(B.ムルザバエフ)
- テウメッサ(岩田望来)
- ハワイアンティアレ(池添謙一)
- マスクオールウィン(津村明秀)
- ライトバック(坂井瑠星)
- ワイドラトゥール(北村友一)
- ボンドガール
- オウバイトウリ
- ネグレスコ
- ルージュスエルテ
- オオナミコナミ
- クリノオリーブ
- クリノハレルヤ
- ジューンブレア
- タガノエルピーダ
2024年・桜花賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
アスコリピチェーノ・3歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:アスコルティ
母父:Danehill Dancer
主な勝鞍:2023年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:イタリアの都市名
無傷の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制し2歳女王に君臨した。
簡単に世代トップの座は譲らない。
ステレンボッシュ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ブルークランズ
母父:ルーラーシップ
主な勝鞍:2023年・赤松賞
馬名の由来:南アフリカの都市名
阪神ジュベナイルフィリーズでは上がり最速の脚で追い詰めるもクビ差届かず2着に敗れた。
今度こそ。
鞍上はこの週から短期免許で来日するモレイラ騎手となっている。
スウィープフィート・3歳牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
母父:ディープスカイ
主な勝鞍:2024年・チューリップ賞
馬名の由来:sweep off feet(心奪われる)より。母系より連想
チューリップ賞では外から鮮やかな末脚でライバルたちを蹴散らし重賞初勝利を収めた。
本番でも心奪われるような走りに期待したい。
コラソンビート・3歳牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ルシェルドール
母父:オルフェーヴル
主な勝鞍:2023年・京王杯2歳ステークス
馬名の由来:心(西)+鼓動。心の音
フィリーズレビューでは1.8倍と断然人気に支持されるも逃げ馬を捕えきれず2着と惜敗。
一度使われ本番では変わってくるはず。
チェルヴィニア・3歳牝馬
父:ハービンジャー
母:チェッキーノ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・アルテミスステークス
馬名の由来:マッターホルン山麓の集落の名より
アルテミスステークスの覇者。
2歳時の3戦はいずれも上がり33秒台の決め手を披露している。
クイーンズウォーク・3歳牝馬
父:キズナ
母:ウェイヴェルアベニュー
母父:Harlington
主な勝鞍:2024年・クイーンカップ
馬名の由来:ロンドンのランベスブリッジとタワーブリッジ間の遊歩道
クイーンカップでは道中リズム良く運ぶと、直線では外から手応え良く抜け出し完勝。
センスの良さはピカイチ。
エトヴプレ・3歳牝馬
父:Too Darn Hot
母:Nahoodh
母父:Clodovil
主な勝鞍:2024年・フィリーズレビュー
馬名の由来:準備はできましたか(フェンシング用語)
フィリーズレビューでは11番人気ながら気分よくマイペースで逃げて後続の追撃を抑えて重賞初制覇を果たした。
騎乗した藤岡佑介騎手がレース後に「あと1ハロン克服が課題」と口にしており、マイル戦にどう対応するかが気になるところ。
イフェイオン・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:イチオクノホシ
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2024年・フェアリーステークス
馬名の由来:ベツレヘムの星と呼ばれる星型の花の名前
フェアリーステークスでは不利な外枠から力強い走りで抜け出し重賞初Vを果たした。
ボンドガール・3歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:コーステッド
母父:Tizway
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:強く賢く美しい女性たちの呼称
サウジアラビアロイヤルカップ(2着)以来の実戦となる。
本来の力を発揮できれば。
キャットファイト・3歳牝馬
父:ディスクリートキャット
母:フラマブル
母父:パイロ
主な勝鞍:2024年・アネモネステークス
馬名の由来:女性同士の取っ組み合いの喧嘩
レースに行くと気が入りすぎてしまう課題はあるものの、いいスピードを持っている。
本番でもしぶとさを生かせれば。
ワイドラトゥール・3歳牝馬
父:カリフォルニアクローム
母:ワイドサファイア
母父:アグネスタキオン
主な勝鞍:2024年・紅梅ステークス
馬名の由来:冠名+フランスの地名
紅梅ステークスではスタートで後手を踏むも、直線で大外からライバルたちを一気に差し切り勝利を収めた。
流れに乗れれば彼女の決め手が生きてくる。
前哨戦・参考レース
1着:アスコリピチェーノ
2着:ステレンボッシュ
3着:コラソンビート
5着:シカゴスティング
7着:スウィープフィート
10着:キャットファイト
勝ちタイム:1:32.6
優勝騎手:北村 宏司
馬場:良
1着:イフェイオン
2着:マスクオールウィン
6着:キャットファイト
勝ちタイム:1:34.0
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
1着:ライトバック
2着:スウィープフィート
勝ちタイム:1:35.1
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:良
1着:クイーンズウォーク
勝ちタイム:1:33.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:スウィープフィート
2着:セキトバイースト
3着:ハワイアンティアレ
13着:ワイドラトゥール
14着:ショウナンマヌエラ
勝ちタイム:1:33.1
優勝騎手:武 豊
馬場:稍重
1着:エトヴプレ
2着:コラソンビート
3着:セシリエプラージュ
12着:シカゴスティング
勝ちタイム:1:20.1
優勝騎手:藤岡 佑介
馬場:良
1着:キャットファイト
2着:テウメッサ
勝ちタイム:1:34.6
優勝騎手:大野 拓弥
馬場:良
桜花賞2024の予想オッズ
2024年・桜花賞の予想オッズはこのように予想しています。
無敗の2歳女王・アスコリピチェーノが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- アスコリピチェーノ(2.5)
- クイーンズウォーク(4.0)
- チェルヴィニア(5.0)
- スウィープフィート(6.0)
- ステレンボッシュ(10.5)
- コラソンビート(14.0)
- ライトバック(28.0)
- イフェイオン(35.0)
- マスクオールウィン(☆)
- セキトバイースト(☆)
- キャットファイト(☆)
- エトヴプレ(☆)
- テウメッサ(☆)
- ハワイアンティアレ(☆)
- ワイドラトゥール(☆)
- セシリエプラージュ(☆)
- シカゴスティング(☆)
- ショウナンマヌエラ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
桜花賞の日程・賞金
2024年4月7日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:1億4,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
牝馬二冠目は5月に東京競馬場で開催されるG1・オークス!
桜花賞・プレイバック
2021年の桜花賞を制したのは『ソダシ(Sodashi)』。残り1ハロンで先頭に立つとそのまま後続の追撃をクビ差しのぎ切りレコードタイムで優勝。白毛のヒロインが無傷の5連勝で2つ目のG1タイトルを獲得した。
1着:ソダシ
2着:サトノレイナス(クビ)
3着:ファインルージュ(1/2馬身)
4着:アカイトリノムスメ(クビ)
5着:アールドヴィーヴル(3馬身)
勝ちタイム:1.31.1(レコード)
優勝騎手:吉田 隼人
馬場:良