皐月賞は2025年4月20日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2025年で第85回を迎え、昨年はジャスティンミラノが制した。皐月賞の出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・皐月賞の出走予定馬をチェック
2025年の皐月賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスクシュタイン()
- アロヒアリイ(横山和生)
- エリキング()
- カラマティアノス()
- キングスコール()
- クロワデュノール(北村友一)
- サトノシャイニング(西村淳也)
- ジュタ()
- ジョバンニ(松山弘平)
- ジーティーアダマン()
- ドラゴンブースト(丹内祐次)
- ニシノエージェント(津村明秀)
- ピコチャンブラック()
- ファウストラーゼン(杉原誠人)
- フクノブルーレイク(松岡正海)
- マジックサンズ(佐々木大輔)
- マスカレードボール()
- ミュージアムマイル()
- ローランドバローズ()
2025年・皐月賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
クロワデュノール・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:ライジングクロス
母父:Cape Cross
主な勝鞍:2024年・ホープフルステークス
馬名の由来:北十字星(フランス語)
無傷の3連勝でホープフルステークスを制して最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得。
世代トップの評価を受けている。
引き続き北村友一騎手とのコンビで無敗街道を突き進みたいところ。
マスカレードボール・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:マスクオフ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2025年・共同通信杯
馬名の由来:仮面舞踏会
ホープフルステークスでは馬場が掘れているところで脚を取られ、そこから反応がなくなり11着と大敗するも、前走の共同通信杯では本来の走りを見せ危なげなく勝利し重賞初勝利を収めた。
不覚を取った中山コースでライバルにリベンジだ。
ジョバンニ・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:ベアフットレディ
母父:Footstepsinthesand
主な勝鞍:2025年・若葉ステークス
馬名の由来:神からの贈り物の意味をもつイタリアの人名より
ホープフルステークス、京都2歳ステークスともに2着と崩れず堅実に走る。
本番で逆転なるか。
エリキング・3歳牡馬
父:キズナ
母:ヤングスター
母父:High Chaparral
主な勝鞍:2024年・京都2歳ステークス
馬名の由来:人名より+王
無傷の3連勝で京都2歳ステークスを制すも、その後右第1指骨剥離骨折が判明し休養していた。
幸い程度は軽く、皐月賞には直行で間に合う予定。
この世代の王の座に君臨できるか。
サトノシャイニング・3歳牡馬
父:キズナ
母:スウィーティーガール
母父:Star Dabbler
主な勝鞍:2025年・きさらぎ賞
馬名の由来:冠名+光を放つ
きさらぎ賞では後続に3馬身の差をつけ圧勝。
気性的に危うい面があるが、その分成長できる余地もある。
ファウストラーゼン・3歳牡馬
父:モズアスコット
母:ペイシャフェリス
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2025年・弥生賞
馬名の由来:人名より+芝(独)。芝の魔術師
弥生賞では向正面から一気に捲っていき、そのまましぶとく粘って重賞初勝利を収めた。
ここ2走はうまく捲りが決まっているが、今度はライバルたちからこの戦法はマークされるはず。
どこまで自分の競馬に持ち込めるかが好走のカギを握りそうだ。
ニシノエージェント・3歳牡馬
父:イスラボニータ
母:ビクトリアスマイル
母父:ノヴェリスト
主な勝鞍:2025年・京成杯
馬名の由来:冠名+秘密業務で働く者
京成杯では騎乗した津村騎手が「スタートから4角を抜けてくるまで何もかもすべてうまくいきました」とコメントした通り、すべてが噛み合った勝利だった。
それでも力があっての勝利なのは間違いなく、本番でもチャンスはありそう。
皐月賞の日程・賞金
2025年4月20日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:3歳牡馬・牝馬 距離:2,000m(芝・右)
皐月賞には錚々たる馬が勝ち馬に名を連ねる。レコードタイムは2024年のジャスティンミラノが叩きだした「1:57.1」となっている。
牡馬クラシックについて
牡馬クラシックはJRAが開催する皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三競走を指す。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている。
過去に牡馬クラシック三冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭。
中でもシンボリルドルフとディープインパクト、コントレイルは無敗で三冠馬に輝いている。
皐月賞・プレイバック
2020年の皐月賞を制したのは『コントレイル(Contrail)』。福永祐一騎手が手綱を執った1番人気のコントレイルが外から豪快に差し切り、無敗で牡馬クラシック1冠目を勝ち取った。
その後、無敗のまま日本ダービー、菊花賞を制し史上初父子無敗の三冠を達成することになる。
2着には1/2馬身差でサリオス、さらに3-1/2馬身差の3着にはガロアクリーク入った。
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:サトノフラッグ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重