高松宮記念は2025年3月30日に中京競馬場で行われる春のG1戦の始まりを告げる戦い。2025年で第55回を迎え、スピード自慢が集結する。昨年はマッドクールが制した。高松宮記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・高松宮記念の出走予定馬をチェック
2025年・高松宮記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではナムラクレアが7枠14番、サトノレーヴは5枠10番、マッドクールは1枠1番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2025年3月27日にJRAより発表された高松宮記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2025年の高松宮記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ウイングレイテスト(松岡正海)
- エイシンフェンサー(川又賢治)
- オフトレイル(菱田裕二)
- カンチェンジュンガ(武豊)
- キタノエクスプレス(国分恭介)
- サトノレーヴ(J.モレイラ)
- スズハローム(佐々木大輔)
- トウシンマカオ(横山武史)
- トゥラヴェスーラ(丸山元気)
- ドロップオブライト(幸英明)
- ナムラクレア(C.ルメール)
- バルサムノート(亀田温心)
- ビッグシーザー(北村友一)
- ペアポルックス(岩田康誠)
- マッドクール(坂井瑠星)
- ママコチャ(川田将雅)
- モズメイメイ(松若風馬)
- ルガル(西村淳也)
- ヴェントヴォーチェ
- グランテスト
2025年・高松宮記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
マッドクール・6歳牡馬
父:Dark Angel
母:Mad About You
母父:Indian Ridge
主な勝鞍:2024年・高松宮記念
馬名の由来:マドリードで毎年夏に開催される音楽フェスティバル
ディフェンディングチャンピオンのマッドクールは前哨戦を使わず参戦。
高松宮記念連覇は2010年、2011年のキンシャサノキセキまで遡る。
史上2頭目の連覇なるか。
ルガル・5歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:アタブ
母父:New Approach
主な勝鞍:2024年・スプリンターズステークス
馬名の由来:王(シュメール語)
スプリンターズステークスを制し、2024年のJRA最優秀スプリンターに輝いた快速馬。
昨年の高松宮記念では1番人気に支持されるも、重馬場に泣かされ10着と大敗している。
春のスプリントG1も制し、短距離王の座を不動のものにしたい。
ナムラクレア・6歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:サンクイーンII
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・シルクロードステークス
馬名の由来:冠名+女性名より
堅実な走りを見せるものの、なかなかG1のタイトルに手が届いていない。
高松宮記念は2年連続2着なだけに今年こその思いが強い。
ルメール騎手とのコンビで悲願達成へ。
サトノレーヴ・6歳牡馬
父:ロードカナロア
母:チリエージェ
母父:サクラバクシンオー
主な勝鞍:2024年・キーンランドカップ
馬名の由来:冠名+夢(仏)
スプリント重賞2勝&香港スプリント3着の実績は立派。
引き続きモレイラ騎手を確保しているのも心強く、ここでG1制覇の夢を叶えたい。
トウシンマカオ・6歳牡馬
父:ビッグアーサー
母:ユキノマーメイド
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・オーシャンステークス
馬名の由来:冠名+地名
昨年のスプリンターズステークスでは良く脚を伸ばしたもののクビ差届かず2着。
今年は前哨戦を使わずぶっつけで挑む予定。
ママコチャ・6歳牝馬
父:クロフネ
母:ブチコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・スプリンターズステークス
馬名の由来:インカ神話の海の女神
前走の阪神カップの敗因は馬場が合わなかったとのこと。
前哨戦のオーシャンステークスではG1馬の実力を見せ久しぶりの勝利を収めた。
昨年8着のリベンジへ。
エイシンフェンサー・5歳牝馬
父:ファインニードル
母:エーシンパナギア
母父:エイシンサンディ
主な勝鞍:2025年・シルクロードステークス
馬名の由来:冠名+剣術に長けた技能者
カーバンクルステークス、シルクロードステークスともに人気薄で連勝し競馬ファンを驚かせた。
シンデレラストーリーがどこまで続くか。
カンチェンジュンガ・5歳牡馬
父:ビッグアーサー
母:クェスタボルタ
母父:ノヴェリスト
主な勝鞍:2025年・阪急杯
馬名の由来:ヒマラヤの山の一つ
前走の阪急杯では鮮やかな末脚で他馬を差し切り重賞初勝利を収めた。
決め手は一級品。
鞍上には久々のコンビとなる武豊騎手を迎える。
前哨戦・参考レース
1着:ルガル
2着:トウシンマカオ
3着:ナムラクレア
4着:ママコチャ
7着:サトノレーヴ
10着:モズメイメイ
12着:マッドクール
14着:ウイングレイテスト
16着:ヴェントヴォーチェ
勝ちタイム:1:07.0
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
1着:ビッグシーザー
3着:ヴェントヴォーチェ
6着:ドロップオブライト
7着:カンチェンジュンガ
10着:グランテスト
11着:モズメイメイ
勝ちタイム:1:07.7
優勝騎手:北村 友一
馬場:良
1着:ナムラクレア
2着:マッドクール
3着:オフトレイル
5着:ママコチャ
7着:トゥラヴェスーラ
15着:モズメイメイ
17着:ウイングレイテスト
勝ちタイム:1:20.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:エイシンフェンサー
2着:グランテスト
14着:ペアポルックス
勝ちタイム:1:08.2
優勝騎手:川又 賢治
馬場:稍重
1着:カンチェンジュンガ
7着:トゥラヴェスーラ
9着:モズメイメイ
12着:スズハローム
勝ちタイム:1:21.7
優勝騎手:幸 英明
馬場:良
1着:ママコチャ
2着:ペアポルックス
3着:ウイングレイテスト
4着:ヴェントヴォーチェ
9着:オフトレイル
勝ちタイム:1:07.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
高松宮記念2025の予想オッズ
2025年・高松宮記念の予想オッズはこのように予想しています。
ルメール騎手とのコンビで悲願のG1制覇を狙うナムラクレアが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ナムラクレア(3.0)
- サトノレーヴ(4.5)
- マッドクール(6.0)
- ママコチャ(6.5)
- ルガル(7.0)
- トウシンマカオ(11.5)
- エイシンフェンサー(18.0)
- ビッグシーザー(23.5)
- カンチェンジュンガ(24.5)
- オフトレイル(45.0)
- ペアポルックス(48.0)
- ドロップオブライト(☆)
- ウイングレイテスト(☆)
- モズメイメイ(☆)
- トゥラヴェスーラ(☆)
- キタノエクスプレス(☆)
- スズハローム(☆)
- バルサムノート(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
高松宮記念の日程・賞金
2025年3月30日(日)中京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億7,000万円
年齢:4歳以上 距離:1,200m(芝・左)
中京競馬場で行われる芝のG1戦、高松宮記念。春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦の位置づけとなっている。
1996年から1200mで行われており、距離短縮されてからはキンシャサノキセキが唯一の連覇を果たしている。
G1戦ということもあって、過去の勝ち馬には時代を彩ったスピード自慢の名が並ぶ。近年ではカレンチャンやロードカナロア、コパノリチャードなど多くの短距離重賞を制した馬がいる。
2015年には香港から遠征してきたエアロヴェロシティが勝利したのも記憶に新しい。
高松宮記念・プレイバック
2024年の高松宮記念を制したのは『マッドクール(Mad Cool)』。内枠有利な馬場を読み切った完璧なエスコートに応えG1初勝利を飾った。
1着:マッドクール
2着:ナムラクレア(アタマ)
3着:ビクターザウィナー(3馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/2馬身)
5着:ロータスランド(ハナ)
勝ちタイム:1:08.9
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:重