高松宮記念は2024年3月24日に中京競馬場で行われる春のG1戦の始まりを告げる戦い。2024年で第54回を迎え、スピード自慢が集結する。昨年はファストフォースが制した。高松宮記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2024年・高松宮記念の結果は!?
2024年の高松宮記念を制したのは『マッドクール(Mad Cool)』。内枠有利な馬場を読み切った完璧なエスコートに応えG1初勝利を飾った。
1着:マッドクール
2着:ナムラクレア(アタマ)
3着:ビクターザウィナー(3馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/2馬身)
5着:ロータスランド(ハナ)
勝ちタイム:1:08.9
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:重
2024年・高松宮記念の出走予定馬をチェック
2024年・高松宮記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではナムラクレアが2枠3番、トウシンマカオは3枠5番、ルガルは3枠6番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
3月23日にJRAから発表された高松宮記念の前日最終オッズです。
1番人気はルガルが3.5倍、2番人気はナムラクレアで6.0倍、トウシンマカオが8.9倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2024年3月21日にJRAより発表された高松宮記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2024年の高松宮記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ウインカーネリアン(三浦皇成)
- ウインマーベル(松山弘平)
- シャンパンカラー(吉田豊)
- シュバルツカイザー(大野拓弥)
- ソーダズリング(武豊)
- ディヴィーナ(M.デムーロ)
- テイエムスパーダ(富田暁)
- トウシンマカオ(C.ルメール)
- ナムラクレア(浜中俊)
- ビクターザウィナー(K.リョン)
- ビッグシーザー(吉田隼人)
- マッドクール(坂井瑠星)
- マテンロウオリオン(横山典弘)
- ママコチャ(川田将雅)
- メイケイエール(池添謙一)
- モズメイメイ(藤岡佑介)
- ルガル(西村淳也)
- ロータスランド(岩田康誠)
- アサカラキング
- キミワクイーン
- グランデマーレ
- クリノガウディー
- モリノドリーム
2024年・高松宮記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ママコチャ・5歳牝馬
父:クロフネ
母:ブチコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・スプリンターズステークス
馬名の由来:インカ神話の海の女神
2023年のJRA最優秀スプリンターを受賞したママコチャが参戦。
高松宮記念も制してスプリントG1完全制覇なるか。
ナムラクレア・5歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:サンクイーンII
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・シルクロードステークス
馬名の由来:冠名+女性名より
堅実な走りを見せるものの、なかなかG1のタイトルに手が届いていない。
昨年2着のリベンジへ。
なんとかタイトルをその手に。
ルガル・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:アタブ
母父:New Approach
主な勝鞍:2024年・シルクロードステークス
馬名の由来:王(シュメール語)
シルクロードステークスでは57.5kgを背負いながらも後続に3馬身差をつける圧勝で重賞初Vを果たした。
いざ短距離王へ。
ウインマーベル・5歳牡馬
父:アイルハヴアナザー
母:コスモマーベラス
母父:フジキセキ
主な勝鞍:2023年・阪神カップ
馬名の由来:冠名+驚くべきこと
阪神カップ、阪急杯を連勝中。
近走は1400m戦の方が成績がいいだけに、距離短縮がどう出るか。
トウシンマカオ・5歳牡馬
父:ビッグアーサー
母:ユキノマーメイド
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2024年・オーシャンステークス
馬名の由来:冠名+地名
京阪杯を連覇、前走のオーシャンステークスを快勝と勢いに乗る一頭。
2023年の高松宮記念は不良馬場に泣いて15着に沈んだが、今年は鞍上に新コンビとなるルメール騎手を迎え必勝を期す。
ソーダズリング・4歳牝馬
父:ハーツクライ
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2024年・京都牝馬ステークス
馬名の由来:とても眩しい
前走の京都牝馬ステークスでは初の1400m戦とは思えない対応力で鮮やかに差し切り勝ちを収めた。
今回はさらに距離を短縮することになるが彼女にとってマイナスに働くことはなさそう。
流れさえ向けば。
ディヴィーナ・6歳牝馬
父:モーリス
母:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・府中牝馬ステークス
馬名の由来:神がかっている(西)
府中牝馬ステークスでは掛かり気味に逃げるも、しぶとく粘り込んで重賞初勝利を挙げた。
このレースがラストランとなるだけに花道を飾りたいところ。
ビクターザウィナー・5歳せん馬
父:Toronado
母:Noetic
母父:Cape Cross
主な勝鞍:2024年・センテナリースプリントカップ
今年の香港G1・センテナリースプリントカップを制したビクターザウィナーが参戦を表明。
2023年の香港スプリントでは4着に入り、マッドクールやジャスパークローネといった日本馬に先着している。
2015年のエアロヴェロシティ以来となる外国馬による高松宮記念制覇なるか。
メイケイエール・6歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2022年・セントウルステークス
馬名の由来:冠名+応援
メイケイエールもこの高松宮記念がラストランとなる。
ファンを虜にするおてんば娘に今まで以上の応援を。
マッドクール・5歳牡馬
父:Dark Angel
母:Mad About You
母父:Indian Ridge
主な勝鞍:2023年・春雷ステークス
馬名の由来:マドリードで毎年夏に開催される音楽フェスティバル
昨年のスプリンターズステークス2着馬。
中京コースでは3勝している。
テイエムスパーダ・5歳牝馬
父:レッドスパーダ
母:トシザコジーン
母父:アドマイヤコジーン
主な勝鞍:2023年・セントウルステークス
馬名の由来:冠名+父名の一部
忘れたころに波乱を呼ぶ。
楽に逃げられたらもしかして。
前哨戦・参考レース
1着:ママコチャ
2着:マッドクール
3着:ナムラクレア
5着:メイケイエール
6着:ウインマーベル
10着:キミワクイーン
14着:テイエムスパーダ
16着:モズメイメイ
勝ちタイム:1:08.0
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:トウシンマカオ
2着:ルガル
5着:ビッグシーザー
11着:キミワクイーン
12着:モズメイメイ
勝ちタイム:1:07.4
優勝騎手:菅原 明良
馬場:良
1着:ウインマーベル
5着:ママコチャ
6着:ロータスランド
勝ちタイム:1:19.3
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:ビクターザウィナー
勝ちタイム:1:09.43
優勝騎手:K.リョン
馬場:良
1着:ルガル
14着:テイエムスパーダ
勝ちタイム:1:07.7
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
2着:ウインカーネリアン
勝ちタイム:1:32.1
優勝騎手:R.キング
馬場:良
1着:ソーダズリング
2着:ナムラクレア
6着:ロータスランド
10着:メイケイエール
12着:モズメイメイ
勝ちタイム:1:20.3
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:ウインマーベル
2着:アサカラキング
勝ちタイム:1:21.2
優勝騎手:松山 弘平
馬場:重
1着:トウシンマカオ
2着:ビッグシーザー
5着:キミワクイーン
勝ちタイム:1:08.0
優勝騎手:横山 武史
馬場:稍重
高松宮記念2024の予想オッズ
2024年・高松宮記念の予想オッズはこのように予想しています。
昨年2着のリベンジに燃えるナムラクレアが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ナムラクレア(3.5)
- トウシンマカオ(4.5)
- ルガル(5.5)
- ママコチャ(6.0)
- ウインマーベル(12.0)
- マッドクール(14.0)
- ビクターザウィナー(15.5)
- ソーダズリング(16.0)
- ビッグシーザー(23.0)
- メイケイエール(25.0)
- ロータスランド(42.5)
- ウインカーネリアン(48.0)
- ディヴィーナ(☆)
- テイエムスパーダ(☆)
- マテンロウオリオン(☆)
- シュバルツカイザー(☆)
- シャンパンカラー(☆)
- モズメイメイ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
高松宮記念の日程・賞金
2024年3月24日(日)中京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億7,000万円
年齢:4歳以上 距離:1,200m(芝・左)
中京競馬場で行われる芝のG1戦、高松宮記念。春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦の位置づけとなっている。
1996年から1200mで行われており、距離短縮されてからはキンシャサノキセキが唯一の連覇を果たしている。
G1戦ということもあって、過去の勝ち馬には時代を彩ったスピード自慢の名が並ぶ。近年ではカレンチャンやロードカナロア、コパノリチャードなど多くの短距離重賞を制した馬がいる。
2015年には香港から遠征してきたエアロヴェロシティが勝利したのも記憶に新しい。
高松宮記念・プレイバック
2021年の高松宮記念を制したのは『ダノンスマッシュ(Danon Smash)』。直線ではライバルをねじ伏せるように伸びて優勝。うれしい国内G1初制覇を果たした。
1着:ダノンスマッシュ
2着:レシステンシア(クビ)
3着:インディチャンプ(クビ)
4着:トゥラヴェスーラ(3/4馬身)
5着:モズスーパーフレア(1/2馬身)
勝ちタイム:1.09.2
優勝騎手:川田 将雅
馬場:重