チューリップ賞は2024年3月2日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2024年で第31回を迎え、昨年はモズメイメイが優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2024年・チューリップ賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではガルサブランカが5枠10番、タガノエルピーダは8枠16番、スティールブルーは5枠9番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2024年のチューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イツモニコニコ(田中健)
- エポックヴィーナス(和田竜二)
- エラトー(B.ムルザバエフ)
- ガルサブランカ(C.ルメール)
- ショウナンマヌエラ(石橋脩)
- スウィープフィート(武豊)
- スティールブルー(川田将雅)
- セキトバイースト(藤岡佑介)
- タガノエルピーダ(団野大成)
- ハワイアンティアレ(西村淳也)
- フルレゾン(鮫島克駿)
- ブルーアイドガール(松山弘平)
- ミラビリスマジック(田辺裕信)
- ラヴァンダ(松若風馬)
- ラーンザロープス(横山典弘)
- ワイドラトゥール(北村友一)
- ヒヒーン
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2024年・チューリップ賞の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
2024年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ガルサブランカ・3歳牝馬
父:キズナ
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:白鷺(西)。母名より連想
イクイノックスの妹、ガルサブランカがチューリップ賞で重賞に初挑戦する。
前走のベゴニア賞ではスローペースに泣き勝ち馬を捕えきれなかったが、悲観するような内容ではなかった。
偉大な兄のようにクラシックで活躍する姿が見たいだけに、ここで結果を出したいところ。
タガノエルピーダ・3歳牝馬
父:キズナ
母:タガノレヴェントン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+希望(ギリシャ語)
牝馬ながら朝日杯フューチュリティステークスで3着と牡馬相手に激走を見せた。
ここできっちり桜花賞への優先権を取り、本番へ向かいたいところ。
スウィープフィート・3歳牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
母父:ディープスカイ
主な勝鞍:2023年・2歳未勝利
馬名の由来:sweep off feet(心奪われる)より。母系より連想
エルフィンステークスでは馬場の悪いところを通りながらもしっかり伸びて2着と好走。
新コンビとなる武豊騎手を背に桜花賞への権利取りを狙う。
ミラビリスマジック・3歳牝馬
父:キズナ
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2024年・菜の花賞
馬名の由来:奇跡の(ラテン語)+魔法
新馬、菜の花賞を連勝。
初の関西遠征でどんな走りを見せられるか。
セキトバイースト・3歳牝馬
父:デクラレーションオブウォー
母:ベアフットレディ
母父:Footstepsinthesand
主な勝鞍:2023年・2歳未勝利
馬名の由来:赤兎馬+東
りんどう賞、紅梅ステークス2着の実績あり。
馬券を外した1回は関東遠征の時のみ。
堅実なタイプ。
スティールブルー・3歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:レディバード
母父:スマートファルコン
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:豪原産の青いてんとう虫名より。母名より連想
フェアリーステークスでは1番人気に支持されるも差し届かず4着どまりだった。
それでも騎乗したルメール騎手は「重賞レベルにあると思います」とコメントしており、今後が楽しみな一頭。
ショウナンマヌエラ・3歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ダイアゴナルクロス
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+人名より
新潟2歳ステークス2着、アルテミスステークス5着の実績あり。
右回りのレースは今回が初めて。
エラトー・3歳牝馬
父:Saxon Warrior
母:エライヤ
母父:Siyouni
主な勝鞍:2024年・3歳未勝利
馬名の由来:ギリシャ神話に登場する、竪琴をたずさえた恋愛詩のミューズ
ここ2走は逃げて結果を出している。
ペースを握るのはこの馬か?
チューリップ賞2024の予想オッズ
2024年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
偉大な兄の背中を追う良血馬ガルサブランカが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ガルサブランカ(4.0)
- タガノエルピーダ(5.0)
- スティールブルー(5.5)
- スウィープフィート(6.5)
- ミラビリスマジック(9.0)
- ワイドラトゥール(12.0)
- セキトバイースト(17.0)
- ラーンザロープス(21.0)
- ショウナンマヌエラ(24.5)
- フルレゾン(33.0)
- エラトー(39.0)
- エポックヴィーナス(41.0)
- ラヴァンダ(☆)
- ブルーアイドガール(☆)
- ハワイアンティアレ(☆)
- イツモニコニコ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2024年3月2日(土)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2018年のチューリップ賞を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。1.8倍の人気に応える走りで快勝。2歳女王の貫録を見せつけた。
その後の牝馬クラシックはアーモンドアイの後塵を拝したが、古馬になりエリザベス女王杯を連覇し大阪杯を制すなど世代を代表する活躍を見せた。
1着:ラッキーライラック
2着:マウレア(2馬身)
3着:リリーノーブル(クビ)
4着:サラキア(2馬身)
5着:レッドランディーニ(クビ)
勝ちタイム:1.33.4
優勝騎手:石橋 脩
馬場:良