ニエル賞は2022年9月11日にフランス・シャンティイ競馬場で行われる3歳馬限定戦。ニエル賞は2022年で第70回を迎え、凱旋門賞の前哨戦としても有名。今年は日本からドウデュースが参戦予定。出走予定馬・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・ニエル賞の出走予定馬をチェック
ドウデュース・3歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
今年の日本ダービーがニエル賞を前哨戦にし、凱旋門賞に向かうことが発表された。
当初は凱旋門賞直行のプランもあったが、友道調教師曰く「たたいた方がいいタイプなので、ダメージが残らないように気を付けながら、コースを経験させたいですね」とのこと。
大目標へ向けいいスタートを切りたいところ。
ニエル賞の賞金・日程
2022年9月11日(日)フランス・パリロンシャン競馬場
総賞金:140,000ユーロ(約1,600万円)
1着賞金:74,100ユーロ(約900万円)
年齢:3歳 牡・牝 距離:2,400m(芝・右)
ニエル賞は凱旋門賞への重要ステップとして位置づけられている。格付けがG2に昇格した1987年以降、ニエル賞の勝ち馬から9頭の凱旋門賞馬を輩出している。過去の勝ち馬にはカーネギーやモンジューなどといった名種牡馬やハリケーンラン、スラマニ、ソットサスなど古馬になっても活躍する馬なども勝っている。
過去に日本馬は2013年にキズナが、2016年にはマカヒキが勝利している。
プレイバック
2016年のニエル賞を制したのは「マカヒキ(Makahiki)」。海外初戦を見事勝利で飾り本番に向けていい滑り出しを見せた。
1着:Makahiki(マカヒキ)
2着:Midterm(クビ)
3着:Doha Dream(短アタマ)
4着:Darabad(10馬身)
5着:Carzoff(1-1/2馬身)
勝ちタイム:2.35.84
勝利騎手:Christophe Lemaire