函館記念 2018のデータ・枠順の情報です。2018年・函館記念のデータは枠順別や脚質別、種牡馬別データなど多くの情報を掲載しています。さまざまな情報から函館記念での激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!
2018年7月15日(日) | 2回函館4日 | 15:45 発走
第54回 函館記念(GIII)芝・右 2000m
Hakodate Kinen (G3)
目次
枠順
「函館記念」の枠順が発表されました。
鞍上にルメール騎手を迎え重賞初制覇を狙うトリコロールブルーは4枠7番、前走の巴賞を制したナイトオブナイツは7枠13番、トップハンデの57.5kgを背負うサクラアンプルールは2枠3番、中山金杯4着以来のレースとなるブラックバゴは1枠1番に入った。
データ
2018年・函館記念のデータです。
黄色はいいデータ、赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。
枠順別データ
(過去20年)
函館記念で好成績を残している枠は内目の枠。
中でも「2枠」の成績の良さが目を引く。
複勝率が唯一3割を超えており、勝率も二桁は立派。
他には複勝率、単勝回収率がかなり高い「4枠」も要チェックだ。
逆に成績が良くないのは「6枠」と「8枠」といった外目の枠。
複勝率は2割に届かず、複勝回収率もかなり低い数字になっている。
割り引いて考えたい。
〇・2枠、4枠
- カデナ
- エアアンセム
- トリコロールブルー
×・6枠、8枠
- ブレスジャーニー
- マイネルハニー
- エテルナミノル
- ゴールドサーベラス
脚質別データ
(過去20年)
3~4コーナーにかけて下り坂になっており、直線も短い函館コース。
必然的に前有利の成績になっている。
追い込み一辺倒の馬にはかなり厳しく、勝負所で前目のポジションを取りそうな馬を積極的に狙いたい。
種牡馬別データ
(函館競馬場の芝2000mで行われた過去5年)
函館芝2000mを特に得意としている種牡馬は「ハービンジャー」。
様々な距離で1位に立つディープインパクトなど名だたる種牡馬を抑えて勝ち数1位となっている。
今年の函館記念にはナイトオブナイツを送り込んでいる。
どんな走りを見せてくれるか。
他には複勝率が高い「キングカメハメハ」や「ハーツクライ」、単勝回収率が高い「シンボリクリスエス」もチェックしておきたい。
〇・種牡馬別での好データ馬
- ナイトオブナイツ(ハービンジャー)
- サクラアンプルール(キングカメハメハ)
- スズカデヴィアス(キングカメハメハ)
- ナスノセイカン(ハーツクライ)
- エアアンセム(シンボリクリスエス)
年齢別データ
(過去10年)
函館記念では4歳馬の活躍が目立つ。
複勝率で見ると半数近い数が馬券に絡んでいるのが分かる。
積極的に狙いたい数字だ。
7歳以上とベテランたちもある程度馬券に絡んでいる。
バッサリ切るのは危険。
〇・4歳馬
- カデナ
- トリコロールブルー
- ブレスジャーニー
馬体重別データ
(過去10年)
馬体重別でみるとそこまで大きな偏りは見られない。
ただ、500kgを超える大型馬は多少苦戦傾向。
馬券の中心は10年で10連対している480kgから499kgの馬を狙ってみたいところ。
※下に馬名が上がっているのは前走の馬体重の数字で掲載しています。当日の馬体重を見極めてください。
〇・480kg~499kg
- サクラアンプルール
- トリコロールブルー
- マイネルハニー
×・500kg~
- ブラックバゴ
- スズカデヴィアス
- エアアンセム
- ロジチャリス
負担重量別データ
(2009年を除く過去9回)
函館記念はハンデ戦なのでやはり負担重量は気になるところ。
データで見てみると良く馬券に絡んでいるのは56kg~56.5kgの馬たち。
過去9回中4度優勝しており、複勝率もトップの数字を残している。
〇・56kg~56.5kg
- ブラックバゴ
- カデナ
- トリコロールブルー
- ロジチャリス
- ブレスジャーニー
- ナイトオブナイツ
所属別データ
(過去10回)
勝率ではほとんど差がないが、複勝率で見ると関西馬が一歩リードしている。
〇・関西馬
- カデナ
- スズカデヴィアス
- エアアンセム
- トリコロールブルー
- カレンラストショー
- ブレスジャーニー
- ナイトオブナイツ
- エテルナミノル
出走馬の函館芝コース相性データ
(複勝率5割以上)
函館記念が開催される函館芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
中でも好成績なのは今年の出走馬の中で唯一複数勝利しているナイトオブナイツだ。
今回が函館芝コースが初めてという馬はカデナ、スズカデヴィアス、トリコロールブルー、ロジチャリス、カレンラストショー、ゴールドサーベラスの6頭。
〇・コース相性
- ブラックバゴ
- クラウンディバイダ
- ナイトオブナイツ
人気別データ
(過去10年)
函館記念の1番人気は【0-2-0-8】とここ10年間はまったく勝てていない。
2006年のエリモハリアーを最後に11連敗を喫しているほどの不振だ。
それでも優勝馬10頭はすべて5番人気以内と上位人気からは出ており、穴馬の優勝はない。
この辺を頭に入れうまく馬券検討を進めたいところ。
2018年・函館記念の追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。
函館記念 2018の追い切り・コメントの情報です。函館記念に出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
データから導かれる注目馬
上記のデータから函館記念で注目したい三頭はこちらだ。
トリコロールブルー・4歳牡馬
10戦5勝 [5-1-1-3]
父:ステイゴールド
母:ペンカナプリンセス
母父:Pivotal
馬名の由来:フランス国旗の青の部分(仏)
前走:鳴尾記念・3着(2番人気)
(鞍上予定:C.ルメール)
今年の函館記念の出走馬の中で最初に取り上げたいのは「トリコロールブルー」だ。
多くのデータでトリコロールブルーの馬名が挙がったが、やはり4歳馬という点が大きい。
複勝率4割なのはとても心強い。
他にも枠順や斤量、前走の馬体重などでも馬名が挙がった。
函館競馬場は初となるが、札幌競馬場では勝利しており洋芝適性はある。
前走の内容を見ても十分に重賞級の力は持ち合わせているはずだ。
ナイトオブナイツ・5歳牡馬
25戦6勝 [6-2-1-16]
父:ハービンジャー
母:シャイニングアレキ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:騎士たちの夜。曲名より
前走:巴賞・1着(5番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
前哨戦と言える巴賞を制した「ナイトオブナイツ」も楽しみな一頭。
ハービンジャー産駒はこのコースを得意としており、楽しみが広がる。
他にも負担重量や所属、コース相性などでもナイトオブナイツの名前が挙がった。
札幌でも勝ち鞍があるように洋芝適性は高い。
連勝で重賞制覇なるか。
カデナ・4歳牡馬
12戦3勝 [3-2-0-7]
父:ディープインパクト
母:フレンチリヴィエラ
母父:フレンチデピュティ
馬名の由来:南京錠(仏)
前走:マイラーズカップ・14着(9番人気)
(鞍上予定:藤岡康太)
穴っぽいところから「カデナ」を推奨したい。
複勝率3割越えのラッキーゲートといえる2枠をゲットできたのは大きい。
さらには年齢や所属、負担重量でも加点を得た。
昨年の弥生賞以降大敗が続くカデナ。
初コンビとなる藤岡康太騎手との化学反応に期待したい。
危険な人気馬
上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。
ブレスジャーニー・4歳牡馬
9戦3勝 [3-0-2-4]
父:バトルプラン
母:エルフィンパーク
母父:タニノギムレット
馬名の由来:旅を祝福する
前走:巴賞・5着(1番人気)
(鞍上予定:柴田善臣)
重賞2勝馬の「ブレスジャーニー」に危険信号が灯った。
好走多い4歳馬ながら6枠の好走数は少なく、脚質もあっていない。
直線で脚を余すケースが考えられる。
- エプソムカップ スマートオーディン 12着(6番人気)
- 函館スプリントステークス ワンスインナムーン 8着(2番人気)
- 宝塚記念 パフォーマプロミス 9着(4番人気)
- CBC賞 アサクサゲンキ 4着(3番人気)
- 七夕賞 マイネルミラノ 9着(8番人気)