アイビスサマーダッシュ 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。アイビスサマーダッシュの出走登録は17頭。出走予定馬にはラインスピリットやカラクレナイが名を連ねています。新潟名物の直線競馬。圧倒的な速さを見せろ!
2018年7月29日(日) | 2回新潟2日 | 15:45 発走
第18回 アイビスサマーダッシュ(GIII)芝・直線 1000m
Ibis Summer Dash (G3)
過去の傾向
「アイビスサマーダッシュ」は新潟競馬場・芝1000mで行われる別定戦で、1着馬には3,900万円が贈られる。
配当的には1番人気は5勝・2着1回・3着0回と複勝率は6割。
10年の内、半数の年で1番人気が優勝している。
ここ5年は1番人気が連続で連対を果たしており、近年の信頼度はかなり高い。
昨年はフィドゥーシアが1番人気に支持されて2着に入っている。
二桁人気の馬は10年間で70頭が出走して馬券圏内は3頭。
データ的には穴馬の激走は少ないようだ。
最も人気薄で馬券に絡んだのは2010年のマルブツイースター。
16番人気(47.4倍)で3着に入った。
三連単が10万円以上の高配当を出したのは10年で2度。
最近は人気馬決着になることが多くほとんど荒れていない。
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出走馬・騎手確定
7月26日にアイビスサマーダッシュの出走馬が確定しました。
出走馬・騎手は以下のようになっています。
- アクティブミノル(酒井学)56.0kg
- アペルトゥーラ(丸田恭介)56.0kg
- カラクレナイ(福永祐一)54.0kg
- クラウンアイリス(内田博幸)54.0kg
- クラウンルシフェル(武藤雅)56.0kg
- ダイメイプリンセス(秋山真一郎)54.0kg
- ダノンアイリス(田中勝春)54.0kg
- ナインテイルズ(戸崎圭太)56.0kg
- ノットフォーマル(原田和真)54.0kg
- ブロワ(西田雄一郎)54.0kg
- ペイシャフェリシタ(三浦皇成)54.0kg
- ベストマッチョ(大野拓弥)56.0kg
- モルフェオルフェ(江田照男)51.0kg
- ラインスピリット(森一馬)57.0kg
- ラブカンプー(M.デムーロ)51.0kg
- レジーナフォルテ(杉原誠人)54.0kg
- レッドラウダ(石川裕紀人)56.0kg
2018年・アイビスサマーダッシュの追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後の関係者のコメントを書いております。
・【アイビスサマーダッシュ2018】追い切り/抜群の動きを見せたのは
アイビスサマーダッシュ 2018の追い切り・コメントの情報です。アイビスサマーダッシュに出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
出走予定馬
2018年のアイビスサマーダッシュに17頭が登録を済ませております。
フルゲートは18頭となっています。
- ラインスピリット(森一馬)57.0kg
- ダイメイプリンセス(秋山真一郎)54.0kg
- アペルトゥーラ(丸田恭介)56.0kg
- ペイシャフェリシタ(三浦皇成)54.0kg
- ベストマッチョ(大野拓弥)56.0kg
- レジーナフォルテ(杉原誠人)54.0kg
- ナインテイルズ(戸崎圭太)56.0kg
- ラブカンプー(M.デムーロ)51.0kg
- アクティブミノル(酒井学)56.0kg
- ノットフォーマル(原田和真)54.0kg
- カラクレナイ(福永祐一)54.0kg
- クラウンルシフェル(武藤雅)56.0kg
- ダノンアイリス(田中勝春)54.0kg
- クラウンアイリス(未定)54.0kg
- モルフェオルフェ(江田照男)51.0kg
- ブロワ(未定)54.0kg
- レッドラウダ(石川裕紀人)56.0kg
出走予定馬・ピックアップ
新潟競馬場で行われる芝G3「アイビスサマーダッシュ」。
今年は17頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
ダイメイプリンセス・5歳牝馬
20戦5勝 [5-1-1-13]
父:キングヘイロー
母:ダイメイダーク
母父:ダンスインザダーク
馬名の由来:冠名+王女
前走:CBC賞・9着(6番人気)
(鞍上予定:秋山真一郎)
新たな直線界のスター候補「ダイメイプリンセス」。
これまで直線競馬は2戦2勝と高い適性を示している。
2走前の韋駄天ステークスではスタートこそ速くなかったものの、うまく外ラチ沿いに進路を取り追走。
最後は楽な手ごたえで抜け出し後続に2馬身の差をつける完勝劇を見せた。
この距離での2馬身の差は決定的な差と言える。
直線競馬3連勝で一気に直線王女の座を射止めるか。
ラブカンプー・3歳牝馬
9戦2勝 [2-5-0-2]
父:ショウナンカンプ
母:ラブハート
母父:マイネルラヴ
馬名の由来:冠名+父名より
前走:葵ステークス・2着(6番人気)
(鞍上予定:M.デムーロ)
現代のスピード血統の塊とも言えそうな「ラブカンプー」。
父、父父、母父を見ても日本を代表するスプリンターの名前が並ぶ。
娘もスピードをよく引き継いでおり、1200m戦では【2-3-0-0】と連対を外していない。
前走の葵ステークスも2着と重賞でも結果を残している。
今回は3歳牝馬ということもあり51kgと軽斤量。
思う存分スピードを開放してほしい。
カラクレナイ・4歳牝馬
13戦3勝 [3-0-1-9]
父:ローエングリン
母:バーニングレッド
母父:アグネスタキオン
馬名の由来:唐紅。濃い紅色
前走:安土城ステークス・8着(2番人気)
(鞍上予定:福永祐一)
3歳時にG2を制している「カラクレナイ」。
3連勝でフィリーズレビューを制し、桜花賞でも4着に入った。
その後はなかなか勝ちきれない競馬が続いているものの1200m戦ではシルクロードステークス4着、鞍馬ステークス3着といいレースを見せている。
距離短縮がプラスに出る可能性は高い。
久々の重賞制覇を目指して。
レジーナフォルテ・4歳牝馬
20戦5勝 [5-0-2-13]
父:アルデバランII
母:ナイキトライアンフ
母父:ボストンハーバー
馬名の由来:女王(伊)+強い(伊)
前走:テレビユー福島賞・1着(5番人気)
(鞍上予定:杉原誠人)
前走のテレビユー福島賞を制し勢いに乗る「レジーナフォルテ」。
全5勝を1200m以下で挙げている。
直線競馬だった2走前の韋駄天ステークスでは3番人気に支持されるも12着と大敗。
その時は4番枠と内目の枠が当たってしまい、一度も外ラチに行けず見せ場すら作れなかった。
昨年のアイビスサマーダッシュでは14番枠から3着に入っており、枠番がカギを握りそう。
外目の枠が当たることを祈って。
レッドラウダ・5歳牡馬
25戦3勝 [3-3-6-13]
父:ダイワメジャー
母:ヘヴンリーソング
母父:Machiavellian
馬名の由来:冠名+歌い継がれてきた讃美歌(伊)。母名より連想
前走:韋駄天ステークス・3着(8番人気)
(鞍上予定:石川裕紀人)
まだ1000万下クラスの身ながら果敢に重賞に挑戦する「レッドラウダ」。
積極的に直線競馬に参戦しており、ここ2戦も2着、3着と上々の結果を残している。
特に前走の韋駄天ステークスでは1番枠と直線競馬では厳しい枠に入りながらも良く伸びて3着。
これまでの経験を生かして。
ラインスピリット・7歳牡馬
44戦8勝 [8-6-3-27]
父:スウェプトオーヴァーボード
母:リボンストライプ
母父:トニービン
馬名の由来:冠名+精神
前走:函館スプリントステークス・6着(9番人気)
(鞍上予定:森一馬)
短距離重賞の常連になりつつある「ラインスピリット」。
ここ2走は重賞で0.2秒、0.3秒差と好走しており7歳になってもスピードに衰えは見えない。
このメンバーならチャンスは十分。
他には重賞を2勝している「アクティブミノル」やダートの快速馬「ベストマッチョ」、今年の韋駄天ステークスで2着に入った「ノットフォーマル」なども出走予定馬に名を連ねています。
アイビスサマーダッシュは2018年7月29日(日)の15時45分発走予定です。
予想オッズ
2018年・アイビスサマーダッシュの予想オッズです。
カッコ内はオッズとなっています。
- ダイメイプリンセス(3.0)
- ラブカンプー(3.5)
- カラクレナイ(5.0)
- レッドラウダ(6.5)
- レジーナフォルテ(8.0)
- ペイシャフェリシタ(13.0)
- ラインスピリット(16.0)
- ベストマッチョ(17.0)
- アペルトゥーラ(23.0)
- ノットフォーマル(30.0)
- モルフェオルフェ(35.0)
- アクティブミノル(40.0)
- ダノンアイリス(☆)
- ナインテイルズ(☆)
- クラウンルシフェル(☆)
- ブロワ(☆)
- クラウンアイリス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
10年間の人気別データ
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年7月29日(日)15時45分発走予定
場所・距離
新潟競馬場・芝・1000m
格
G3
1着賞金
3,900万円
プレイバック
2017年7月30日(日) アイビスサマーダッシュ(GIII)
1着:ラインミーティア
2着:フィドゥーシア(クビ)
3着:レジーナフォルテ(1-1/2馬身)
4着:アクティブミノル(クビ)
5着:アースエンジェル(クビ)
勝ちタイム:54.2
優勝騎手:西田 雄一郎
馬場:良
・【アイビスサマーダッシュ 2017】動画・結果/ラインミーティアが鋭く差し切る
「アイビスサマーダッシュ 2017」の動画・結果です。アイビスSDの結果は1着:ラインミーティア、2着:フィドゥーシア、3着:レジーナフォルテ。「ラインミーティア」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年のアイビスサマーダッシュは16頭での争いとなった。
前評判では前走の韋駄天ステークスを制してきたフィドゥーシアが1番人気に支持された。
レースは、前半は後方で進めた8番人気ラインミーティアが、残り400mあたりから力強く脚を伸ばして、一旦は抜け出していた1番人気フィドゥーシアをゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝。さらに1-1/2馬身差の3着に4番人気レジーナフォルテが入った。
勝ったラインミーティアはこれが重賞初制覇。鞍上の西田雄一郎騎手は、2010年のアイビスサマーダッシュをケイティラブで制して以来、7年ぶりの重賞勝利となった。
1着 ラインミーティア(西田騎手)
「春に騎乗して、この馬の切れ味は分かっていたので、それを存分に生かしたいと思っていました。ですから、自分のペースを守ることに専念しました。追い出した時は届くかどうか分かりませんでしたが、キッチリと交わしてくれました。直線1000mのスペシャリストですが、今後は1200mでも頑張ってくれると思います」