武豊騎手に騎乗停止処分が下りました。2019年6月2日の東京11レース・安田記念で武豊騎手が騎乗するロジクライがスタート直後に内側に斜行し他馬の進路を妨害した。JRAの処分では武豊騎手に、2019年6月8日のみ開催日1日間の騎乗停止処分が下りました。
武豊騎手が騎乗停止処分
武豊騎手・開催1日間の騎乗停止
6月2日(日曜)東京競馬場・11Rにおける裁決
裁決レポート
発走後、16番ロジクライが内側に斜行したため、15番ダノンプレミアム、14番アーモンドアイ、13番ペルシアンナイトおよび12番ロードクエストの進路が狭くなりました。
この件は、16番ロジクライが内側に逃避したことが主因であると認め、同馬を2019年6月24日(月)以降の発走調教再審査とするとともに、同馬の騎手武豊を2019年6月8日(土)の騎乗停止としました。
動画(パトロールビデオ)
武豊騎手はレース後のコメントでスタート直後の件について謝罪している。
「スタートの一歩目はまっすぐ出たんですが…3.4頭に迷惑を掛けてしまい、申し訳なかったです。」
安田記念2019の結果・動画をまとめた記事です。2019年の安田記念の着順は1着:インディチャンプ、2着:アエロリット、3着:アーモンドアイとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
今回の斜行の件はロジクライが抜群のスタートを切ったことと、隣の枠だったダノンプレミアムが多少出負けしたことが相まってロジクライに逃避するスペースが生まれたことが負の連鎖を生んだと思います。
ダノンプレミアムとアーモンドアイの二強対決に水を差す形になってしまって残念ですが、馬の癖に起因する部分が大きいので「これも競馬」と割り切らなければならない部分も…。
できることならもう一度レースをやり直してガチンコ勝負が見てみたいです。
ちなみに武豊騎手は昨年4月にも騎乗停止処分を受けていた。
武豊騎手に騎乗停止処分が下りました。2018年4月22日の京都8レースで武豊騎手が騎乗したサイモンゼーレが3コーナーで外側に斜行し他馬の進路を妨害した。JRAの処分では武豊騎手に2018年4月28日から5月6日まで開催日9日間の騎乗停止処分が下りました。