皐月賞2020の結果・動画をまとめた記事です。2020年の皐月賞の着順は1着:コントレイル、2着:サリオス、3着:ガロアクリークとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2020年4月19日(日) | 3回中山8日 | 15:40 発走
第80回 皐月賞(GI)芝・右 2000m
Satsuki Sho(Japanese 2000 Guineas) (G1)
2020年・皐月賞の動画
昨年の皐月賞はサートゥルナーリアが制していた。
2020年・皐月賞の結果
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:サトノフラッグ(1-1/4馬身)
6着:ダーリントンホール
7着:コルテジア
8着:ヴェルトライゼンデ
9着:ブラックホール
10着:ディープボンド
11着:レクセランス
12着:アメリカンシード
13着:マイラプソディ
14着:ビターエンダー
15着:ラインベック
16着:クリスタルブラック
17着:キメラヴェリテ
18着:テンピン
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重
レース後のコメント
1着 コントレイル(福永祐一騎手)
「思っていたより位置が後ろになったので、これは大変だなと思いましたたが、この馬の力を信じて乗りました。最初は先行集団の後ろから間を割っていくイメージだった。(勝負どころで)外へ出してからは楽な手応えで、直線は突き抜ける感じ。さすがに相手(サリオス)もG1を勝っている馬ですし、簡単なレースではなかったですが、よく差し切ってくれたと思います。たくさんいい馬に乗せていただいて、クラシックをすべて勝てたことはうれしく思います。きょうはダービーのことは頭に置かずに、きょうのレースを勝つことだけを考えていたのですが、結果的にこの(後方から追い込む)形のレースになって、もっと距離があっても大丈夫だな、と思いました。ダービーが楽しみになりましたね」
(矢作芳人調教師)
「直線は簡単にかわせるかと思ったが相手も強かった。もう少し前の位置で行く作戦だったので、ちょっと心臓に悪かったです。この走りならダービーの距離もいける。強い馬はどんな条件でも強いと証明できた。ダービーまで無事で、いい状態で行けるように頑張ります」
2着 サリオス(D.レーン騎手)
「すごくよく走ってくれました。途中で外に出そうかとも思ったが、あまり早く出してもロスが多いと思った。(内の)馬場が悪いところを通ったぶんもあると思うが、よく走っている。(勝ったコントレイルと)両方ともいい馬です」
3着 ガロアクリーク(L.ヒューイットソン騎手)
「前2頭の力は抜けていた。ただ、この馬のいいところはリラックスして走れるところ。ダービーに向かってほしいと思うよ」
(上原博之調教師)
「上位2頭とは実績の差もあるけど、それを考えてもよく頑張ったと思う。ジョッキーも“距離が延びていい”と言ってくれているし、次が楽しみになりました」
4着 ウインカーネリアン(田辺裕信騎手)
「淡々と自分のペースで走らせることができました。これで、どこまでやれるだろうという手応えがありました。力まず走って、最後までよく頑張ってくれました」
5着 サトノフラッグ(C.ルメール騎手)
「直線まではいい感じで運べたが、直線で伸びなかった。だんだん走りが小さくなって、ペースダウンしてしまった。もう少し脚を使えるかと思っていたが…」
(国枝栄調教師)
「弥生賞時のうなるような手応えがなかった。右にモタれてガス欠みたいになった。1、2着馬は強いが、少し離されているし負け過ぎ」
6着 ダーリントンホール(M.デムーロ騎手)
「大きな馬ですから、今日の馬場も小回りコースも合いませんでした。そんな中でよく頑張って走りました。4コーナーで大外を回りましたが、伸びてくれました」
7着 コルテジア(松山弘平騎手)
「流れが速く、後ろの位置になりました。それでも重い馬場も走りますし、頑張ってくれました」
8着 ヴェルトライゼンデ(池添謙一騎手)
「外枠でしたし、位置を取りに行きました。3コーナーから4コーナーではのめり出しましたし、体にまだ緩さもあります。これから良くなってくると思います」
9着 ブラックホール(石川裕紀人騎手)
「この馬向きの展開になりませんでした。もう少し流れてくれたら、違っていたかもしれません」
11着 レクセランス(北村友一騎手)
「走っている時は、手先が軽く走れるが、(スタートで)一歩目が反応できない。本当はもっと前で運びたかった。勝負どころもすぶさを出して、じりじりになった」
12着 アメリカンシード(藤岡健一調教師)
「ハミ受けに難しいところがあるし、キャリアも浅いし、多頭数の競馬で厳しかった。これからの馬」
13着 マイラプソディ(武豊騎手)
「道中はいい感じで走れて、描いていたポジションで運べた。ただ、4コーナーで手応えがなくなった」
14着 ビターエンダー(津村明秀騎手)
「大外枠から自分のレースはできた。折り合いがついて、自分のペースでいけたが、最後は手応えがなくなった。ボコボコした馬場が、ちょっと合わなかった」
15着 ラインベック(岩田康誠騎手)
「馬は良くなっているが、伸びなかったですね。これからの馬ですね」
16着 クリスタルブラック(吉田豊騎手)
「序盤はかかるところもありましたが、向正面では抜けました。勝負どころでは勝ち馬の後ろからついていきましたが、余裕がなくなり、直線もゴチャゴチャしていました」
17着 キメラヴェリテ(藤岡康太騎手)
「(ハナに)行き切るまでに、踏んで踏んでという感じで、こういう馬場もこなせると思っていたが、そのぶんこたえたかもしれない」
18着 テンピン(中井裕二騎手)
「馬場は内が荒れていたが、大丈夫そうだったので(内の)経済コースを通った。それでしまいどれだけ頑張れるかと思っていた。いろいろな面で、いい経験をさせてもらった」
勝ち馬プロフィール
コントレイル(Contrail)牡3/青鹿毛 矢作 芳人(栗東)
父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト 母父:Unbridled s Song
馬名の由来:飛行機雲