フィリーズレビュー2022の結果・動画をまとめた記事です。2022年のフィリーズRの着順は1着:サブライムアンセム、2着:ナムラクレア、3着:アネゴハダとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2022年3月13日(日) | 1回阪神10日 | 15:35 発走
第56回 フィリーズレビュー(GII)芝・右 1400m
Fillies’ Revue(Japanese 1000 Guineas Trial) (G2)
2022年・フィリーズレビューの動画
2022年・フィリーズレビューの結果
1着:サブライムアンセム
2着:ナムラクレア(アタマ)
3着:アネゴハダ(1-3/4馬身)
4着:マイシンフォニー(3/4馬身)
5着:ラブリネスオーバー(3/4馬身)
6着:ブッシュガーデン
7着:キミワクイーン
8着:アドヴァイス
9着:ゼロドラゴン
10着:スリーパーダ
11着:モチベーション
12着:コンクパール
13着:テイエムスパーダ
14着:サウンドクレア
15着:ウィリン
勝ちタイム:1.19.9
優勝騎手:池添 謙一
馬場:良
レース後のコメント
1着 サブライムアンセム(池添謙一騎手)
「2回調教でコンタクトをとりました。少し女の子らしくテンションが上がりやすいので、いかに落ち着いてゲートインできるか考えていました。過去のレースを見ると行きたがるところがあったので、折り合いをしっかりつけて進むことを頭に入れていました。少し立ち遅れましたが、あまり急がせたくなかったのでちょうどいいかなと。(道中は)かんではいましたが、コントロールが利く範囲で、我慢してためることができました。手応えが十分あったので、開いたところをと思って直線向いたんですけど、狭いところだったんですけど抜け出してくれました。欲を言えばあれだけたまっていたので、坂を登り終わっても抜け出してほしかったです。成長段階でもこれだけ走れるのは、能力の証拠です。(桜花賞のコースでは)今日とは違ってくるので、さらに折り合いが大事になります。メンタルがオンになりすぎるので落ち着いていければ」
(藤原英昭調教師)
「100点満点ちゃう。池添騎手がうまく馬の能力を引き出した。少し難しい馬だがうまく理解して乗ってくれた。2回ぐらい乗せて、どんな気性の馬か、どうすればベストパフォーマンスで走れるかをうまく理解してくれた。ただ単にテン乗りではまた違う。しっかり調教も乗ってくれた。走る馬で、能力はある。(初勝利まで時間がかかったのは)成長とか幼さの面。(桜花賞の舞台は)絶好やね。やっぱり成長もあるし、今はまだまだ幼い。体よりも精神がしっかりすれば。でもだいぶ経験積んだから」
2着 ナムラクレア(浜中俊騎手)
「落ち着きもあっていいレースが出来ました。ただ落とすわけにはいかないレースで2着。責任を果たせずに申し訳なかったです。今年の初戦としては良い状態に仕上げてくれて、これで次に向かえればいいと思います」
3着 アネゴハダ(酒井学騎手)
「レース前の雰囲気も良くスタートも上手く出てくれました。無理なく良いポジションでレースが出来ました。3、4コーナーで少し外へ張り気味になりましたが、よく我慢してくれました。1、2着の馬は決め手のある馬で、この馬の最高のパフォーマンスは出来たと思います」
4着 マイシンフォニー(武豊騎手)
「距離は問題なかったけど、3、4角がスムーズではなかった。1頭さばくのに手間取ってしまい、もったいないレースになった」
5着 ラブリネスオーバー(松若風馬騎手)
「出遅れましたが割り切って終いの脚に賭けました。芝でも切れるのが分かりました。いつもと違う競馬で新しい一面を見せてくれました」
6着 ブッシュガーデン(富田暁騎手)
「返し馬のフットワークが良く、芝がだめとは感じませんでした。リラックスして回って来られましたし、この距離も大丈夫です」
7着 キミワクイーン(内田博幸騎手)
「行きたい馬を行かせて前を見ながら良いなと思っていましたが、ちょっとわかりませんね。左回りの方が良い感触もありますし、今日は弾けませんでした」
8着 アドヴァイス(和田竜二騎手)
「道中で力んでいる感じだったし、直線も追い出しを待たされるところがあった。現状はスピードを生かす形がいいのかも知れない」
9着 ゼロドラゴン(寺島良調教師)
「いつもよりスタートをうまく出たことで、少しハミをかんでいたようです。4角の雰囲気が良くて直線でどれだけ伸びるかという感じでしたが、最後は外を回ったぶんもあったかと思います」
10着 スリーパーダ(坂井瑠星騎手)
「イメージ通り折り合いもついて運べました。ただ4コーナーでは余力がありませんでした。課題の力むところはクリアできたと思います」
11着 モチベーション(秋山稔樹騎手)
「大外枠でしたが、展開は向いた方だと思います。4角で不利があった後も、ひと脚使ってくれました」
12着 コンクパール(泉谷楓真騎手)
「スピードがあるので、芝でも楽にハナに行けましたが、今日はメンバーが強かったですし、最後は一杯一杯になりました」
13着 テイエムスパーダ(国分恭介騎手)
「スタートセンスは抜けています。何もせずに競馬を進めていきました。ラップを聞いて速いかもと思いましたが、この馬のスピードを殺すわけにはいきませんし、止まり方をみるとスプリンターかもしれません。ただスピードはすごいです」
14着 サウンドクレア(団野大成騎手)
「折り合いに気をつけましたが、口が敏感でかみっぱなしでした」
15着 ウィリン(菱田裕二騎手)
「外枠でペースが速くて後ろからになりました。今日は枠順で展開が厳しかったです」
勝ち馬プロフィール
サブライムアンセム(Sublime Anthem)牝3/鹿毛 藤原 英昭(栗東)
父:ロードカナロア 母:パストフォリア 母父:シンボリクリスエス
馬名の由来:崇高、荘厳な聖歌