皐月賞2022の追い切り・コメントの記事です。皐月賞の出走予定馬たちの追い切りタイムや関係者のコメントを見やすくまとめています。各馬の状態把握が馬券的中のカギを握る。しっかりチェックして、おいしい配当をゲットしよう!
2022年4月17日(日) | 3回中山8日 | 15:40 発走
第82回 皐月賞(GI)芝・右 2000m
Satsuki Sho(Japanese 2000 Guineas) (G1)
皐月賞2022の追い切りをチェック!
皐月賞に出走を予定している馬たちの最終追い切りタイム・コメントです。
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(助手)
6F 82.7-66.3-51.9-37.2-11.5(強め)
「オーバーワークにならないように気をつけた。外めを通ったし、ゴール板を過ぎても50メートルはいかせてるから、負荷はかかっている。ゲート練習でも気難しい面は見せなかったし、精神的に成長している。イクイノックス、キラーアビリティは強い。うちは胸を借りる立場。でも(3戦3勝の)中山なら…。最高のメンバーと最も得意な馬場でできる。調子も弥生賞より良くなっている。いい状態でエネルギーを満タンにしておけば、いい結果が出るかもしれない」
最終追い切り
美浦・南W・良(助手)
6F 82.0-65.3-50.3-36.1-11.2(馬なり)
「状態としては上がっているのが見て取れる。心身ともに充実しているし操作性もいいし脚元も全く問題ない。気持ちがおだやかで鞍上の指示をしっかり待てる。したいなと思っている通りのけいこでした」
高木助手
「普段通りに変わらず調整できていることが、なによりです。馬自身、勝ったことで自信がついたのか、ムダがなくなり普段でも堂々としてきました。ハミ受けなど今回の方がコントロールしやすくなっています。見た目が良くなって、これから成長していく中で、楽しみは大きい」
「ここが引きたいという枠はなかったですが、11頭立ての前回と違い、今回は18頭立てになるので、できれば11番より内めならいいかなと思っていました。真ん中より内の枠ならいいですね。しかも、偶数馬番なら文句ありません。行き脚のつく馬ですし、この枠ならインを走れるのでいいと思います。いただいた枠をもとに、これから作戦は練っていきたいです」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(ルメール)
7F 98.2-67.0-51.5-37.2-11.4(G前仕掛け)
パラダイスリーフ(強め)の内1.2秒追走・同入
「ばっちり。凄くいい動き。リフレッシュして冷静に走れていた。パワーアップしているが重くはない。これでスイッチが入る」
木村調教師
「ルメールさんはいつもポジティブなので(と苦笑い)。乗り手の印象がいいのは悪いことではない。引き揚げてきた時に呼吸などは、いい方に向いている。動かすと動いてしまうが、体質も弱く動きに見合った肉付きも足りない。他の牡馬以上に(レース)間隔が必要と判断した。まだまだ途上だが、馬は大きくなって少したくましさも出た。勝った2戦の内容が期待以上なので」
最終追い切り
美浦・南W・良(ルメール)
6F 84.8-68.3-53.3-38.6-11.6(馬なり)
インナリオ(末強め)の内0.6秒追走・0.1秒先着
「いいタイミングで手前を替えていたし、すぐに反応をしてくれた。長めから追い切った先週はスタミナを、今週はスピードを見せてくれた。皐月賞は両方が必要なレース。ほぼベストコンディションでしょう。乗りやすいタイプなので右回り、左回り、どちらとも合う。中山は特別な競馬場だけど、どこのポジションからでもできるし、最後は速い脚を使える。前走がいい勝利だったし、やはりGⅠレベルの馬。パワーアップもしているので皐月賞で勝たなくても次のレースでは勝てると思います(笑い)」
「特に心配はしていません。初めての中山でも大丈夫だと思います」
1週前追い切り
美浦・坂路・稍重(菅原明)
800m 52.0-38.7-25.5-12.7(強め)
「背中にどっしりした感じが出て、今のところ攻め馬はうまくいっている。時計はあまり出さないで、イメージ通りに動いてくれた」
最終追い切り
美浦・南W・良(菅原明)
6F 84.2-68.1-53.6-38.8-11.8(馬なり)
ルージュブラゾン(馬なり)の内1.3秒追走・同入
「だいぶ本数をやっているので調整程度。しっかり仕上がってきてると思います。デビューからずっと乗せてもらってクラシックに出られるのはうれしいし感謝の気持ち。この馬のリズムで平常心で臨みたいです」
「内の馬を見ながらいけますし、この間みたいにポンと出て、控える競馬もできるし、枠は特に問題ないと思います。今週は調整程度で、追い切り後もダメージはなく、順調にきています」
1週前追い切り
栗東・CW・良(横山武)
7F 97.8-67.2-53.0-37.7-11.4(一杯)
バーデンヴァイラー(一杯)の内1.4秒追走・クビ遅れ
「1週前なのでピリッとさせようと。折り合いの難しさなど課題はあるが動きは良かった。いい意味で変わった部分も変わってない部分もあった」
最終追い切り
栗東・CW・良(横山武)
6F 84.4-68.2-53.1-38.0-11.7(馬なり)
アウトオブサイト(馬なり)の内0.7秒追走・同入
「追い切り強度を強めるという策もありましたが、まだ先のあることも見据えて、いつも通りに。ゆっくりめの入りから最後反応できるかを確認する調整としました。レースへ向けてスイッチが入ってくれば動ける状態には仕上がったとみています」
「前走もゲートで立ち上がったので偶数で良かった。ホープフルSでも同じようなところから走っているしね。中間はゲート練習をやってきた。まだソワソワするようなところはあるけど追い切った後もいい雰囲気ですよ」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(助手)
6F 84.1-67.1-51.8-37.4-11.4(G前仕掛け)
ヴァルツァーシャル(馬なり)の外0.6秒先行・同入
最終追い切り
美浦・南W・良(助手)
6F 83.2-67.0-51.7-37.7-11.5(馬なり)
アナザートゥルース(馬なり)の内1.0秒追走・同入
「3角で落鉄して走りがバラバラになってしまった。状態は変わらないので改めて。奇麗な馬場で走らせたい」
「与えられた枠で頑張るだけ。前々で運ぶようになると思う」
1週前追い切り
栗東・坂路・良(助手)
800m 53.3-38.4-24.9-12.6(末強め)
「間隔が詰まっているので、テンションを上げないよう軽めの調整。千八より二千メートルの方が競馬はしやすいと思います」
最終追い切り
栗東・CW・良(岩田望)
4F 52.2-36.9-11.2(馬なり)
「テンションが上がる馬なので先週は坂路。今朝はジョッキーが乗って、しまいを伸ばす感じ。3走前(エリカ賞)に2000メートルでレコード勝ち。この距離の流れは合うだろうし、力を出せれば、いい競馬ができるはず」
「内で包まれるとレースが難しくなるので真ん中の枠で良かった」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(助手)
7F 99.2-68.5-53.2-38.3-11.7(馬なり)
ハーメティキスト(馬なり)の内0.3秒追走・同入
「動きは良かった。前走は毛ヅヤもさえなくて半信半疑だったので、結果にはいい意味でびっくり。1回使って、気候も良くなって上向いている」
最終追い切り
美浦・南W・良(福永)
6F 84.3-67.9-52.9-38.3-11.2(馬なり)
ブレッシングレイン(末強め)の内0.5秒追走・0.1秒先着
「レースや調教動画で見た印象よりも動きの質が高かった。操縦性は問題ないし、反応も速い。小回りの2000メートルはまったく問題なさそう」
「ゲート駐立に課題があるので、偶数番で後入れというのはいいと思います。福永騎手はスタートを出すのが上手ですので。あとは当日のテンションがポイントになります」
1週前追い切り
栗東・CW・良(デムーロ)
6F 82.5-66.9-51.9-36.5-11.2(一杯)
ジャグアーロ(強め)の外0.5秒追走・0.4秒先着
「追い切りの動きは良かったし、直線の反応も良かったね。背中もいいし、能力は高いと思う。いい競馬をしているからね」
杉山晴調教師
「1週前だし、久々もあるのでしっかりしまいだけプレッシャーを掛ける指示。道中折り合いがついて追ってからの反応も良かった」
最終追い切り
栗東・坂路・良(デムーロ)
800m 57.5-41.8-27.1-13.5(馬なり)
「先週やっているので今朝は速くならないよう前に馬を置いて間隔をキープした。以前と比べると競馬が近づいても落ち着いている。精神的に成長してきた」
池水助手
「2週続けてしっかりやって息はできているので軽めは予定通り。良くなるのはもっと先でしょうけど、付くべきところに筋肉が付いて馬は良くなっていますし、中間の動きもいいですね」
「真ん中の偶数だし、ここなら言うことがないですね。多少動くところはあるけどゲートの中で、おとなしい馬。追い切った後もいい雰囲気を保っていますよ」
1週前追い切り
栗東・坂路・良(助手)
800m 51.7-37.8-24.7-12.5(馬なり)
ロードレガシー(一杯)を0.6秒追走・同入
「予定より時計は速かったが、馬なりでこの時計ですからね。元々時計は出ないが、変わってきたかなと。馬のシルエットが変わってきましたね」
最終追い切り
栗東・坂路・良(戸崎)
800m 55.8-41.2-26.0-12.9(馬なり)
プラチナムレイアー(馬なり)を0.5秒追走・同入
「初めて乗ったけど雰囲気は良かった。長くいい脚を使えそうなタイプ」
「枠は極端なところじゃなければと思っていたけど、偶数だし、すごくいい枠ですね。赤い帽子で勝負服との相性もいいし、あとはジョッキーがうまく組み立ててくれるでしょう」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(川田)
6F 83.4-66.8-51.6-36.9-11.1(馬なり)
グランプレジール(直強め)の内0.6秒追走・同入
「前走後は在厩調整で、右トモのケアに努めてきました。回復に時間を要するので当初は心肺機能が落ちていましたが、2週前あたりから戻ってきて、1週前でほぼ整ったと思います。追い切りに乗った川田騎手は『(右回りを)使わない理由はない』と言ってくれたので、8日にオーナーサイドと相談して出走する方向を固めました」
最終追い切り
美浦・南W・良(助手)
6F 84.6-67.8-52.6-38.0-11.9(馬なり)
フィリオアレグロ(馬なり)の外0.9秒先行・0.1秒先着
「欲を言えばダービーを見据えて、整えるだけじゃなく、余裕が欲しいなと思っていました。(最終追い切りを終え)言い方は難しいですが、仕上がっちゃったなというのが本音です。(水曜に追ったのは)当初は木曜に追い切るつもりでいたんですけど、スタッフと話し合い、右トモのケアに1日かけた方がいいのではないか、となりました。水曜でも木曜でも追い切れる状況にありました」
「この馬は性格がいいというか、操作性がいいので。川田騎手にも感触を確認してもらっています。右回りの方は、調教でこの馬なりにうまくバランスをとって走ってくれています」
1週前追い切り
栗東・CW・良(吉田隼)
6F 82.6-66.8-51.6-36.2-11.2(稍一杯)
ラインベック(一杯)の外0.5秒先行・クビ先着
「83秒くらいという指示でしたし、時計はピッタリ。乗りやすかったですね。古馬相手に動きましたし、いい負荷がかかったと思います」
最終追い切り
栗東・CW・良(助手)
6F 90.5-74.4-58.7-42.7-13.2(馬なり)
「しまいだけ伸ばすような感じ。反応も良かったと思います。未勝利を勝ち上がったときからバランスが崩れていたが、前走は本来のフォームになってきた。前走は惜しい内容で、この馬の力を見せてくれたと思う。いい競馬をして次のG1につなげたい」
「無理せずスッと流れに乗せやすい真ん中の枠は良かったと思う」
1週前追い切り
栗東・CW・良(岩田康)
6F 81.6-65.9-50.6-35.3-11.0(末一杯)
「走りがダイナミックでしたし、時計と照らし合わせても動きは良かったです」
最終追い切り
栗東・CW・良(助手)
6F 83.8-67.8-52.7-37.4-11.6(一杯)
「ジョッキー(岩田康騎手)が乗るとムキになるので、助手でやりました。落ち着いていて、すごくスムーズで時計も理想的。いい感じ。前走のような競馬ができれば理想的ですね」
岩崎助手
「横に馬が来るとムキになって、追いかけてしまうようなところがあります。これからの馬といった感じですが、いいものは持っています。中山コースは問題ないでしょう」
「どこでもよかったし、控える形でも問題ありません」
安田隆調教師
「偶数番はよかったですが、もう少し内の方がよかったです」
1週前追い切り
栗東・CW・良(武豊)
7F 98.8-67.3-52.2-36.5-11.2(強め)
フラワリング(一杯)の内0.6秒追走・0.4秒先着
「しゃべることないわ(笑い)。この馬は追い切りはいつもいいし、競馬もいい。手が掛からないタイプ。前走はちょっとレース間隔が空いていた分もあったかな。初めて負けたが、4コーナーでゴチャゴチャした分の2着。同じ中山の二千。今までのレースを踏まえて乗りたい」
最終追い切り
栗東・ポリ・良(助手)
6F 86.4-70.2-53.9-39.7-11.5(馬なり)
「休み明けを使っての中5週なので、きょうはリズムよく、スピードに乗せる追い切りを。馬体重は500キロを切るくらいで出せると思うし、何も言うことはありません」
「極端なところでなかったのは良かった。立ち回りの上手な馬だし、ここならジョッキーが周りを見ながら運んでこれると思う。今日は運動とプールを併用、いい状態でレースに挑める」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(見習)
5F 69.6-54.1-39.5-12.2(一杯)
「見習い騎手が乗っての単走だが、動きは満足で状態もいい。疲れ知らずで健康。ここまでは順調に来ている」
最終追い切り
美浦・南W・良(山田敬)
6F 83.7-66.8-51.4-37.4-11.7(強め)
フォーワンセルフ(馬なり)の外0.2秒先行・同入
「G1なので、きっちりと併せた。この馬なりに順調に来ている。大舞台に出すには恥ずかしくない出来」
「経験豊富で枠は問わない。参加できて幸せ。元気に競馬してほしい」
1週前追い切り
栗東・坂路・良(和田竜)
800m 52.3-38.0-24.3-12.1(一杯)
テイエムファルコン(馬なり)を0.5秒追走・0.8秒先着
「前に目標を置いてしっかりやりました。先週も乗ったが先週より動きは良くなっていた。背中がいいし、身体能力の高い馬です」
最終追い切り
栗東・ポリ・良(和田竜)
5F 61.1-47.7-35.9-11.6(馬なり)
ウインリブルマン(馬なり)の外を0.1秒追走・4F併0.4秒先着
「坂路を予定していたが、気難しさを出したのでポリトラックへ。時計は出たし動きも良かった。意外性で一発を狙っている」
「まじめ過ぎるというか、我の強いところはありますが、走り出したら問題ない。3回乗って癖もつかめてきました。身体能力が高く、いい馬です。意外性があると思っていますし、楽しみです」
「偶数が良かったけど、枠はどこでも良かった。前走はゲート内で待たされつまずく形になったけど、もともとゲートはおとなしい馬。追い切った後もいい雰囲気。相手の出方を見ながらの競馬になりそう」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(石橋脩)
5F 64.6-50.1-36.6-11.3(G前仕掛け)
マブストーク(強め)の内0.7秒追走・0.4秒先着
「特に気になるところはなく順調。2歳の頃はレースを使うと回復が遅かったが、今は1回使ってさらに良くなった感じがある」
最終追い切り
美浦・南W・良(石橋脩)
6F 82.4-66.2-51.9-37.8-11.5(馬なり)
ジョイウイン(末強め)の内0.6秒追走・0.2秒先着
「前回よりいい感じ。今週は精神的なものを先週と比べながら感覚をみるくらい。うまく調整できています」
「いいんじゃないですかね。競馬がしやすいと思います。ここまでアクシデントもなく、調整できています」
1週前追い切り
栗東・CW・良(横山典)
7F 93.3-64.1-51.1-37.0-11.9(一杯)
ヒルノアントラ(強め)の内1.1秒追走・0.2秒先着
「きょうの追い切りもかなりハードだったが、まだ目いっぱいには走ってない。前走時は坂路でやったが、やはりコースでやらないと走らない」
最終追い切り
栗東・坂路・良(横山典)
800m 52.8-38.1-24.8-12.2(馬なり)
「元々、坂路では動かない馬が動いているし、先週の時点で出来上がっている。何より落ち着きが出たのがいい」
「与えられた枠でやるしかないですからね。ゲートも特に問題のない馬だし、中間の稽古からブリンカーを着けて集中力が増している。中山も経験しているし、在厩で乗り込んで不安のない状態でレースに向かえます」
1週前追い切り
美浦・南W・稍重(助手)
5F 67.5-52.1-37.8-11.4(馬なり)
リュウノブレイク(強め)の内0.4秒追走・0.2秒先着
「動きは良く見えた。まだ不安定な部分もあるが、いろいろ経験を積んで体調は上向いている」
最終追い切り
美浦・南W・良(丸田)
6F 82.2-66.2-51.2-36.8-11.5(馬なり)
ザナイトカフェ(強め)の内1.9秒追走・0.2秒先着
「いい動きで、しまいの伸びも良かった。スムーズなら前走(弥生賞ディープインパクト記念11着)ほどは負けないはず。中山2000メートルは上手に立ち回れる」
「内枠よりはいいんじゃないでしょうか。外からスムーズに脚を使いきってくれれば。追い切り後も落ち着いています」
2022年・皐月賞の調教・追い切り動画
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2022年・皐月賞の調教・追い切り動画です。
出走各馬の追い切りでの動きを見極め、馬券の参考にしよう!