神戸新聞杯2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年の神戸新聞杯の着順は1着:サトノグランツ、2着:サヴォーナ、3着:ファントムシーフとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年9月24日(日) | 4回阪神7日 | 15:35 発走
第71回 神戸新聞杯(GII)芝・右 2400m
Kobe Shimbun Hai(Japanese St. Leger Trial) (G2)
2023年・神戸新聞杯の動画
2023年・神戸新聞杯の結果
1着:サトノグランツ
2着:サヴォーナ(アタマ)
3着:ファントムシーフ(1/2馬身)
4着:ロードデルレイ(アタマ)
5着:ハーツコンチェルト(ハナ)
6着:スマートファントム
7着:ショウナンバシット
8着:マイネルラウレア
9着:サスツルギ
10着:シーズンリッチ
11着:ナイトインロンドン
12着:バールデュヴァン
13着:ビキニボーイ
勝ちタイム:2:23.5(レコード)
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
レース後のコメント
1着 サトノグランツ(川田将雅騎手)
「よく届いてくれました。返し馬で非常にいい雰囲気で成長を感じることができる返し馬ができたので、そこから競馬をどうしていこうかというところで、こういう競馬を組み立てました。表に出せるほど極端に変化したわけではないですが、乗ってる感触としてはいい雰囲気で、いい成長を遂げたなというところでした。前を追いかけながらなんとかついていけるように、我慢したというよりついて行くのに必死でした。これだけ馬場も速いなか、一生懸命走り続けてなんとか追いついた。これだけ全体時計が速いなか、そういう競馬は得意ではないはずですが、勝ち切れたのは春からの成長分だと思います。一戦ごとに背中はよくなってきてますし、夏を越してよくなる中でこういう勝ち方もできましたので。まだまだこれからも成長していってくれる馬。順調にここまで来られてますので、このあとも無事に本番を迎えることができればという思いです」
(友道康夫調教師)
「最後の100メートルぐらいで駄目かな、と思いましたが、最後の2完歩ぐらいでまたほえてました(笑)。(馬体重は)プラス2キロでそこまで変わっていませんでしたが、中身はだいぶ良くなっていましたし、調教も良かったですからね。きょうも地下道を歩いているとき、常歩から成長を感じていました。前半が1分ちょっとで、上がりも速い中ですからね。進化していると思います。(菊花賞は)父(サトノダイヤモンド)と一緒になれば。距離は見ての通りおっとりしているので問題ないと思います。在厩で調整していきます」
2着 サヴォーナ(池添謙一騎手)
「もともとスタートがあまり速くないなか、二の脚で好位のいいポジションを取れました。凄くいいところでしたし、流れも良かったので、ばっちりと思って追い出しました。勝ったと思いましたが、あと一歩のところで交わされてしまいましたね。体はしっかりしてきましたが、まだ緩さがあり、これから成長していってくれそうです。クラシックを走っていた馬と対等に走れましたし、今後が楽しみです」
(中竹和也調教師)
「もともと使って本番へと思っていたし、距離が延びるのもいいと思う」
3着 ファントムシーフ(武豊騎手)
「やりたいレースはできたね。ただ、この馬にとって今の馬場は硬過ぎる感じがしたね」
(西村真幸調教師)
「(逃げは)作戦通りだったし課題のゲートを決めたのは大きな収穫です。馬体増(前走比12キロ)は成長分で、次の菊花賞はもっと良くなると思うので楽しみ」
4着 ロードデルレイ(坂井瑠星騎手)
「休み明けの前回よりは上積みを感じました。1コーナーから2コーナーで少し力むところがありましたが、向正面で落ち着いて、直線ではスムーズに外に出せました。一瞬、差し切る雰囲気がありましたが、さすがに上位は強かったです。ベストはもう少し短いところでもいいのかもしれません。これからの成長が楽しみな馬です」
5着 ハーツコンチェルト(松山弘平騎手)
「大外ですぐスタートでしたし、ゲートをすんなり出てくれました。枠も良かったですね。そのおかげで中団でいい形で流れに乗れ、脚もしっかりとたまっていました。ですが、直線で思った以上に脚を使えませんでしたね。もっとやれていいと思うのですが…」
6着 スマートファントム(岩田望来騎手)
「まだゲートを上手に出ることができず、なかなかレースに参加できないところがあります。それでも、上がりの速い競馬で差してくることができました。この距離がベストではないかと思います。もっとゲートを出て、トモの張りが良くなってくれば、本格化して一線級とやれると思います」
7着 ショウナンバシット(M.デムーロ騎手)
「よく頑張りましたが、馬場を考えると展開が遅かったです。ジリジリ伸びましたが、よーいドンになりすぎました」
8着 マイネルラウレア(横山武史騎手)
「よく頑張ったと思います。まだ相変わらず、体は緩いですね」
9着 サスツルギ(北村宏司騎手)
「スタートから流れに乗せたかったのですが、うまく乗っていけませんでした。後方から向正面で押し上げて直線に向きましたが、ラストは脚が鈍った感じで、差を詰め切れませんでした」
10着 シーズンリッチ(角田大河騎手)
「ペースが落ち着いて瞬発力勝負になり、この馬のスタミナを最大限生かすのが難しかったです」
11着 ナイトインロンドン(和田竜二騎手)
「とにかく具合は良く自分の競馬はできました。気が入り過ぎていたこともあったかもしれません。遊びが逆に無い感じです。この馬場ですから早目に動かさなくてはいけませんからね。先に(こちらが)止まったのはショックでした。課題が出たように感じます。まだまだ先のある馬ですからね」
12着 バールデュヴァン(古川吉洋騎手)
「上がりが速い競馬を経験して、今後につながると思います。自己条件なら頑張ってくれると思います」
13着 ビキニボーイ(松若風馬騎手)
「行き脚はつきませんでしたが、反応はしてくれていて、いっぱいいっぱい走ってくれています。今後の成長に期待したいと思います」
勝ち馬プロフィール
サトノグランツ(Satono Glanz)牡3/鹿毛 友道 康夫(栗東)
父:サトノダイヤモンド 母:チェリーコレクト 母父:Oratorio
馬名の由来:冠名+輝き(独)