スプリンターズステークス2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年のスプリンターズSの着順は1着:ママコチャ、2着:マッドクール、3着:ナムラクレアとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年10月1日(日) | 4回中山9日 | 15:40 発走
第57回 スプリンターズステークス(GI)芝・右 1200m
Sprinters Stakes (G1)
2023年・スプリンターズステークスの動画
ジョッキーカメラ映像
2023年・スプリンターズステークスの結果
1着:ママコチャ
2着:マッドクール(ハナ)
3着:ナムラクレア(1馬身)
4着:ジャスパークローネ(1馬身)
5着:メイケイエール(ハナ)
6着:ウインマーベル
7着:アグリ
8着:ピクシーナイト
9着:ナランフレグ
10着:キミワクイーン
11着:エイシンスポッター
12着:ドルチェモア
13着:オールアットワンス
14着:テイエムスパーダ
15着:ジュビリーヘッド
16着:モズメイメイ
勝ちタイム:1:08.0
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
レース後のコメント
1着 ママコチャ(川田将雅騎手)
「最後は際どくなりましたので、何とか粘ってくれと思いながら。無事に勝ち切ってくれました。(道中は)馬群の中で、周りを見てどういう形になるかというところだったのですけど、この馬にとっては、ある程度いい形で進んでいったのではないかと思います。レースを見ていて、とてもいい馬だと思っていて。追い切りで乗って、これなら十分にチャンスがあるなと思える背中をしていましたので、その通りの内容で勝ち切れたと思います。まだ重賞を勝ったことのない立場ではありましたけど、とてもいい背中をしていて、こうやって一気に頂点に立ちましたが、これから先も期待される馬だと思います。スプリントのレースを覚えていければ、もっといい形で走れるようになると思いますので、そのへんも改善していけたらと思います」
(池江泰寿調教師)
「感無量です。まさかスプリントG1を連覇できる厩舎になれるとは思っていなかったのでうれしいです。テンが33秒3で少し速いかなと思っていました。最後は勝ったか負けたか分からず、ハラハラドキドキでした。重賞は初勝利ですが、もっと速く1200メートルに使っていたら勝てていたんじゃないかと思います。(この馬のいいところは)スピードがあるし、持続力があります。デビューから姉のソダシのファンにも応援してもらっていたにも関わらず、ずっと裏切ってしまっていたので恩返しできたのかなと思います」
2着 マッドクール(坂井瑠星騎手)
「着差が着差だけに悔しいの一言です。スタートも決まって、立ち回りもうまくいって、勝つならこの競馬かなと思うようなレースはできました。馬自体はここでもやれる力を見せてくれました」
(池添学調教師)
「よく頑張ってくれたし、うまく乗ってくれました。悔しいけれどこの馬のポテンシャル、能力は証明してくれましたね。キャリアも浅いし、まだ良くなります」
3着 ナムラクレア(浜中俊騎手)
「馬の状態は良かったですし、落ち着きもあって、レースまではいい感じでした。競馬に関しては悔しいし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
(長谷川浩大調教師)
「勝ち馬に上手に乗られたし強かった。悪い競馬じゃなかったけど、枠なりの競馬になった。ソフトな馬場でもたつくところがあり、勝負どころで他馬にふたをされる感じ」
4着 ジャスパークローネ(団野大成騎手)
「したいレースはできたし、理想の展開にもなりました。ただG1で道中のプレッシャーがきつく、馬もストレスを感じたかもしれません。それでもよくこらえてくれて、急坂も踏ん張ってくれました」
5着 メイケイエール(池添謙一騎手)
「返し馬はいつも通り先出しで落ち着いていました。ゲート裏で(担当の)吉田助手と話して、メンコとパシュファイアーを外していきました。3角過ぎでナムラクレアが外に出てきて接触し、ロスが痛かったですが、最後まで詰めて頑張ってくれました。ストライドの大きさは1200メートルの馬ではないですが、能力だけでカバーしてくれました。メンコとパシュファイアーを外して、我慢できて走れたことは良かったです」
(武英智調教師)
「よく頑張ってくれているけれど、前に壁を作れず、ペースも上がらなかったですね。3コーナーで内からプレッシャーがかかって、4馬身くらい走らされました。馬具を全部外しましたが、まだ終わっていないなと思いました」
6着 ウインマーベル(松山弘平騎手)
「近走はゲートをうまく出られないレースが続いている中で、今日もそういう形になってしまいました。ただリカバリーしてポジションは取れたし、最後もよく伸びて頑張ってくれました。ゲートの一歩目が課題です」
7着 アグリ(安田隆行調教師)
「最後は伸びていますが、馬場が柔らかかったぶんもありました。まだこれからの馬です」
8着 ピクシーナイト(戸崎圭太騎手)
「今日はスタートに気をつけて臨みましたが、クリアしてくれてスムーズに流れに乗れました。ただ、いい頃は自然とポジションを取れるし、道中でノメるところもありました。あのあたりを見るともう少し良くなる余地があるのかなと思います」
9着 ナランフレグ(丸田恭介騎手)
「スタートは出てくれましたし、やりたい競馬はできました。伸びてはいますが、しまいはジリジリでした」
10着 キミハクイーン(横山武史騎手)
「枠的に厳しかったです。いつも頑張り屋で、終いは伸びてくれます。返し馬から乗りやすいですし、言うことありません」
11着 エイシンスポッター(角田大河騎手)
「GIのペースにも慣れてくれて、いつも通りのポジションにつけられました。終いも良い脚を使えていました。また大きなところで頑張っていきたいです」
12着 ドルチェモア(西村淳也騎手)
「いいスタートを切れたのですが、ペースについていけず、ポジションが下がってしまいました。それでも最後まで一生懸命走ってくれました」
13着 オールアットワンス(石川裕紀人騎手)
「乗せていただいた中では具合が一番良かったです。これで通用しなかったら仕方がないと思っていました。しかし、ペースが違いますし、壁が大きかったです。最後も伸びあぐねてしまいました」
14着 テイエムスパーダ(富田暁騎手)
「ジャスパークローネが速いことは分かっていたので、楽をさせないように運んだのですが、それでも外が速かったです。二の脚は良かったですし、この経験は次に生きると思います」
15着 ジュビリーヘッド(北村友一騎手)
「もともと緩急をつけにくい馬で、スムーズに運ぶことがポイントだったのですが、向こう正面で挟まれて下がってしまい、リズムを崩したのが痛かったです」
16着 モズメイメイ(武豊騎手)
「自分のしたいレースはできましたが、ここでは相手も強かったです」
勝ち馬プロフィール
ママコチャ(Mama Cocha)牝4/鹿毛 池江 泰寿(栗東)
父:クロフネ 母:ブチコ 母父:キングカメハメハ
馬名の由来:インカ神話の海の女神