ヴィクトリアマイル2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年のヴィクトリアマイルの着順は1着:テンハッピーローズ、2着:フィアスプライド、3着:マスクトディーヴァとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年5月12日(日) | 2回東京8日 | 15:40 発走
第19回 ヴィクトリアマイル(GI)芝・左 1600m
Victoria Mile (G1)
2024年・ヴィクトリアマイルの動画
2024年・ヴィクトリアマイルの結果
1着:テンハッピーローズ
2着:フィアスプライド(1-1/4馬身)
3着:マスクトディーヴァ(クビ)
4着:ドゥアイズ(クビ)
5着:ルージュリナージュ(1/2馬身)
6着:ウンブライル
7着:モリアーナ
8着:ナミュール
9着:スタニングローズ
10着:サウンドビバーチェ
11着:キタウイング
12着:フィールシンパシー
13着:コンクシェル
14着:ライラック
15着:ハーパー
勝ちタイム:1:31.8
優勝騎手:津村 明秀
馬場:良
レース後のコメント
1着 テンハッピーローズ(津村明秀騎手)
「やりました! これまでなかなかG1に手が届かなくて。惜しい時もありましたが、ここまでやってきたことが実って良かったです。(レースは)スタートから4コーナーまで、思い描いていた以上にうまくいって、あとは直線でどれだけ伸びるかでした。レース前は残り200メートルで先頭に立っているなんて思っていなかったので、自分でもびっくりしましたし、(ゴールまでは)長かったです。(涙は)ゴールしてすぐは『まさか』という気持ちでしたが、皆さんの声援が聞こえて来た時に高まりました。やっと初めてG1を勝ちましたが、これで終わりではありません。さっきの声援をまた受けたいですし、また勝ちたい。これからも頑張ります!」
(高柳大輔調教師)
「嬉しいの一言です。長い年月をかけて1600mの距離に向けて進めてきました。馬に教えていく形で、距離を少しずつ延ばしてきました。作戦会議などはなく、ずっと乗ってもらっている津村騎手にお任せしていました。道中はいいところにつけられたと思いました。最後は声を出して応援しました。ジョッキーには感謝しかありません。今後についてはまだ何も考えられていなくて、冷静になってからオーナーと相談しようと思います。6歳牝馬ということであまり人気はありませんでしたが力を示すことができたと思います。これからも応援よろしくお願いします」
2着 フィアスプライド(C.ルメール騎手)
「いいスタートからいいポジションを取れてスムーズな競馬ができた。だんだんと加速したが先頭に立つとフワッとするところがあった。勝ち馬にパスされてからも頑張った。G1でベストなパフォーマンスはできた」
(国枝栄調教師)
「前走はロスが大きかったけど、きょうは描いたようにうまく乗ってくれてここまで頑張ってくれた。しかし、津村(G1初Vのテンハッピーローズ騎乗)か。うちの馬で勝てなくて(カレンブーケドールで3度のGⅠ2着)、うちのを負かしていくんだから(と苦笑い)」
3着 マスクトディーヴァ(J.モレイラ騎手)
「ゲートの中でテンションが高くなったけど悪くないスタートだった。イメージしたポジションから競馬ができたが、残念ながら周りの馬の動きでスムーズな競馬ができなかった。最後まで馬は頑張ってくれて感謝しています。前走より状態が良くなっているようで、仕上がりは良かった」
4着 ドゥアイズ(鮫島克駿騎手)
「大外枠でしたが、インで脚をためる意識を持って乗りました。直線、いい感じで抜けてこれましたし、人気馬を蓋しながら進められたんですけどね。ぶつけられてひるむところはありましたが、最後まで一生懸命走ってくれました」
5着 ルージュリナージュ(横山和生騎手)
「頑張ってくれました。ナミュールやモリアーナを見ながら運べて、ふた呼吸、追い出しを待って、一瞬は3着があるかと思った。広くて大きい競馬場が合うし、距離は1600~1800メートルくらいですね」
6着 ウンブライル(川田将雅騎手)
「現状できる精一杯の走りで、最後まで頑張ってくれました」
7着 モリアーナ(武藤善則調教師)
「折り合いもスムーズでペースも流れてくれて、いいと思ったけど、前が止まらなかったです」
8着 ナミュール(武豊騎手)
「結果を出せず残念です。初めて乗ったので比較はできないですが、追いだしても切れが出てこなかった。ジリジリした感じ。この馬の決め手が出なかった」
(高野友和調教師)
「前をクッと上げるいつものスタートがもろに出てしまっての出遅れ。ただ、それだけじゃないですね。『ハミにグッとくるところがなかった』というジョッキーのコメントも聞くと、エネルギー充満でここにこられたかというと、そうでなかったようです。いつも通りが出せなかった」
9着 スタニングローズ(西村淳也騎手)
「具合は良かったですし、いいポジションは取れたのですが…」
10着 サウンドビバーチェ(松山弘平騎手)
「いいところで脚をためて競馬はできましたけど、最後は苦しくなりました」
11着 キタウイング(杉原誠人騎手)
「中1週でテンションが高いところもありましたけど、道中は上手に走って脚を使ってくれた。やりたい競馬はできた」
12着 フィールシンパシー(横山琉人騎手)
「スタートをタイミング良く出てくれて、流れにも乗れて悔いのないレースはできました。G1の壁はあったけど、この経験は人馬ともに生きると思います」
13着 コンクシェル(岩田望来騎手)
「この馬の競馬はしたけど、1600メートルは若干短い。初めての古馬G1に出て自分の競馬をして結果的にはダメだったけど、適性距離ではないと思うので秋に立て直して頑張りたい」
14着 ライラック(戸崎圭太騎手)
「うまく流れに乗っていい形で運べた。ただ、直線では反応がなかった」
15着 ハーパー(池添謙一騎手)
「ゲートでマスクトディーヴァにつられて突進した。道中は肩ムチを入れて促しながらの追走。最後は余力がなかった。いい頃にはまだ届いていないし、マイルは忙しい」
勝ち馬プロフィール
テンハッピーローズ(Ten Happy Rose)牝6/栗毛 高柳 大輔(栗東)
父:エピファネイア 母:フェータルローズ 母父:タニノギムレット
馬名の由来:冠名+幸福+母名の一部