青葉賞2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年の青葉賞の着順は1着:シュガークン、2着:ショウナンラプンタ、3着:デュアルウィルダーとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年4月27日(土) | 2回東京3日 | 15:45 発走
第31回 青葉賞(GII)芝・左 2400m
Aoba Sho(Japanese Derby Trial) (G2)
2024年・青葉賞の動画
2024年・青葉賞の結果
1着:シュガークン
2着:ショウナンラプンタ(アタマ)
3着:デュアルウィルダー(3/4馬身)
4着:サトノシュトラーセ(クビ)
5着:ウインマクシマム(アタマ)
6着:フォスターボンド
7着:コスモブッドレア
8着:ヘデントール
9着:アバンデル
10着:シュバルツクーゲル
11着:トロヴァトーレ
12着:グランアルティスタ
13着:マーシャルポイント
14着:パワーホール
15着:ジンセイ
16着:ニシノフィアンス
17着:ロジルーラー
勝ちタイム:2:24.2
優勝騎手:武 豊
馬場:良
レース後のコメント
1着 シュガークン(武豊騎手)
「(ダービーに向けての期待度は)勝ったんで出走権利を取りましたから、しかも、1着で取ったんでね、楽しみですね。(どこがいい)血統がいいですね。(兄と比べると)いやー、ちょっと偉大すぎてね。でも、この馬は今年の2月にデビューしてまだ2か月しか経っていないですけど、それでこのパフォーマンスができたので。本当に一戦ずつ馬は成長してくれている。(直線の伸びも良かった)今までにいろいろなレースをしてきたので、きょうもある程度、先行してあとは流れを見てという感じ。しっかりと折り合いもつきましたし、追いだしてからの反応も良かった。レース自体も一戦ずつ上手になっている。これだけの血統の馬なので、ダービーに出したいねとデビューの時から言っていて何とか間に合いました。センスがいいですね」
(清水久詞調教師)
「行く馬も結構いたのですが、控えての競馬もできる馬なので特に心配はしていませんでした。前回は逃け切って、今回はこういう競馬が出来たということは、収穫というか、良い経験になったと思います。輸送も問題ありませんし、権利を取れたので、とにかく無事に悔いのないように仕上げたいです。(兄のキタサンブラックとは)あまり手のかからない、お利口さんなところなど、似ているところが多々あります。今後もそうであってほしいですね。体力はかなりなものを持っていると思います。まだ経験も浅く、デビューして間もないなかで、これだけ結果を残せているので、さらに来年、再来年と楽しみがあると思います」
2着 ショウナンラプンタ(鮫島克駿騎手)
「あそこまでいったら勝ちたかった。左に張ったり、前進気勢が強かったり課題がないわけではない馬で、それを僕が制御できないなか乗せてもらって、普段の調教から牧場や厩舎と改善に取り組んできました。前回からいいレースができています。まだ半信半疑ではあるけど、ちっちゃいことをクリアしながらも、本当にいい走りをしてくれた。最低限、権利だと思ってたんで、そこに関しては良かったです」
(高野友和調教師)
「いい競馬でした。走りが難しい馬で、課題を感じながらも常識にかかってきています。権利を獲得できたし、より上手に走れるようにやっていきたいです」
3着 デュアルウィルダー(J.モレイラ騎手)
「まだ3回目の競馬で慣れていないところを見せた。2400メートルのスタンド前スタートで、ゲートの中でテンションが上がった。落ち着くまで時間はかかったけど、最後ですばらしい脚を見せてくれた。ポテンシャルはある。今日の経験が次につながると思う」
4着 サトノシュトラーセ(M.デムーロ騎手)
「直線で内から出てこられて、その不利が痛かった。すごくもったいない。この馬もいい馬ですよ」
5着 ウインマキシマム(松岡正海騎手)
「いいところにハマって強みを生かせる展開でも、甘くなかったです。課題の折り合いは良くなっていました」
6着 フォスターボンド(菅原明良騎手)
「トモ(後肢)のゆるさがあるので、要所要所で動きづらかったです。坂でも踏ん張りが利かなかった。それでも、登ってからはひと脚使いました。成長して楽しみですね」
7着 コスモブッドレア(石川裕紀人騎手)
「正直、前走よりは多少状態は控えめでした。それでも展開が良くて、ここまで来られた。また上がってきてくれれば」
8着 ヘデントール(T.オシェア騎手)
「まだ馬がゆるく、ゲートもゆっくりだった。馬場もスピード有利の馬場で、あのポジションでは厳しかった。いい脚は使っている。馬の能力はあるし、未来は明るい」
9着 アバンデル(石橋脩騎手)
「スタートは出たけど、ダッシュが利かず割りきって最後方からいきました。まだこれから良くなる馬です」
10着 シュバルツクーゲル(北村宏司騎手)
「いいリズムで走ることができました。ちょうどいい位置で流れに乗れた。走っている中でうわずる感じがあって、脚の運びにもロスがありました。距離が長いのかもしれません。今後、良くなると思います」
11着 トロヴァトーレ(横山武史騎手)
「1番引きたくない枠を引いてしまった。その中で、スタートは出てポジションは取れたけど、前に壁がつくれなかったです。折り合いはついたけど、外からまくってきた馬に反応して力んでしまいました。その分、しまいに影響がありました」
12着 グランアルティスタ(原優介騎手)
「課題のゲートはクリアして、勝ち馬の後ろで位位値は取れました。ためれば切れるタイプだけど、道中の進路を確保するためにちょくちょく脚を小出しにしてしまって、最後は手応えの割に伸びませんでした。ポテンシャルは感じるし、この距離で活躍できそうです」
13着 マーシャルポイント(津村明秀騎手)
「スタートは速くないけど、うまく内にもぐりこんでいけました。仕掛けてからの反応がイマイチだったので、距離が長いのかもしれません」
15着 ジンセイ(内田博幸騎手)
「馬場にのめっていた。スタートを出たあと、行き脚がつかなかった。乗りやすくていい馬だけど、距離が少し長かったかも」
16着 ニシノフィアンス(永野猛蔵騎手)
「調整の段階から精神的に追い込まれている感じでした。苦しそうだったし、休ませた方がいいと思います」
17着 ロジルーラー(大野拓弥騎手)
「現状では、東京のようにごまかしの利かないコースはきついですね。今後の成長に期待したいです」
勝ち馬プロフィール
シュガークン(Sugar Kun)牡3/黒鹿毛 清水 久詞(栗東)
父:ドゥラメンテ 母:シュガーハート 母父:サクラバクシンオー
馬名の由来:母名の一部+時(フィンランド語)