有馬記念2020の結果・動画をまとめた記事です。2020年の有馬記念の着順は1着:クロノジェネシス、2着:サラキア、3着:フィエールマンとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2020年12月27日(日) | 5回中山8日 | 15:25 発走
第65回 有馬記念(GI)芝・右 2500m
Arima Kinen (The Grand Prix) (G1)
2020年・有馬記念の動画
昨年の有馬記念はリスグラシューが制していた。
2020年・有馬記念の結果
1着:クロノジェネシス
2着:サラキア(クビ)
3着:フィエールマン(クビ)
4着:ラッキーライラック(2-1/2馬身)
5着同着:ワールドプレミア(1/2馬身)
5着同着:カレンブーケドール(同着)
7着:ペルシアンナイト
8着:クレッシェンドラヴ
9着:オセアグレイト
10着:ラヴズオンリーユー
11着:ユーキャンスマイル
12着:キセキ
13着:バビット
14着:オーソリティ
15着:モズベッロ
中止:ブラストワンピース
勝ちタイム:2.35.0
優勝騎手:北村 友一
馬場:良
レース後のコメント
1着 クロノジェネシス(北村友一騎手)
「自分はそれほど緊張するタイプではありませんし、いつもの北村友一でいられたと思います。馬もいつものクロノジェネシスでした。少し前かきをしているところで、ゲートが開いたのですが、五分に出てくれて良かったです。位置取りというより、馬が走りやすいところで走らせたかったので、あの位置になりました。折り合いもスムーズでしたし、いつもの感じで走れていて良かったです。中山の2500m、昨日も今日も乗せてもらい、今日8R勝つことができ、自分の中で良いイメージを持って乗りました。最後、外から何か来ていることは分かりましたが、抜かれる気はしませんでした。勝てて嬉しかったですし、ホッとしました。馬が強くなっているのは間違いありませんが、メンタルの成長が大きいと思います。未対戦の三冠馬2頭がいますが、来年主役としてやっていけたらと思います」
(斉藤崇史調教師)
「ホッとしました。あまり緊張はしないと思っていましたが、装鞍からの時間がいつもより長く、その間に緊張してきて、早く発走してくれないかと思っていました。プラス10kgということですが、落ち着いていて、太目感はありません。良い輸送を経て、良い状態で迎えられたと思います。北村騎手もずっと乗ってくれていますから、パドックで、そこまでの経過を伝えて、後は任せました。駐立の良くない馬ですが、ゲートを上手く出てくれて、位置よりも折り合いが大事なので、そこから上手くいっていたので安心しました。動くのが少し早いかとも思いましたが、自信をもって動いたのでしょうから、何とか押し切ってと思っていました。馬が一生懸命走り、騎手が上手く乗ってくれた結果です。来年も、まずは無事に全てのレースを走り、その中でより上のところを使っていきたいと思います。厩舎も馬と一緒に、成長できたらと思います」
2着 サラキア(松山弘平騎手)
「勝ち馬を見ながら、しっかりと脚を溜められました。向正面でペースが上がったのですが、そこでポジションを上げてしまうと、甘くなるイメージがあったので、この馬の競馬をしようと思って我慢しました。最後は本当に良い脚でしたし、このすごいメンバーを相手に力を見せてくれました。でも、2着に負けたのは悔しいです。乗せてくれた関係者の方々に感謝しています。応援してくださった皆様に申し訳ない気持ちです」
(池添学調教師)
「しびれました。松山騎手には特に指示は出していませんでしたが、イメージ通りに乗ってくれました。惜しかったですが、これだけの相手に強い姿を見せてくれましたし、無事に帰ってきてくれて何よりです」
3着 フィエールマン(C.ルメール騎手)
「良い競馬はできました。外枠でしたが、途中からあのポジションを取ってカバーすることができました。しかし、フィエールマンはこういう荒れた馬場は好きではありません。しかし、これだけのパフォーマンスを見せてくれましたし、力はトップレベルです。頑張ってくれました」
(手塚貴久調教師)
「思っていたプランとは違って前に行く形になり、よく頑張っていましたが、最後は苦しくなりました。(勝ち馬とは)馬場の(得意・不得意)の差が出ましたね。コンスタントに走ってくれますし、今日も一生懸命でした。来年のことについては、オーナーと相談して決めます」
4着 ラッキーライラック(福永祐一騎手)
「出たなりで脚を溜めるという形で、勝ち馬を見ながら手応え良く直線を迎えられました。ただ、手応えほど伸び切れず、距離の壁を感じました。(ラストラン)最後までよく頑張ってくれました」
5着同着 ワールドプレミア(武豊騎手)
「スタートを出ましたし、キセキが出遅れたのでスローになると思ってポジションを取って競馬をしました。しかし、道中ゴチャゴチャしていました。イレ込む面はマシでしたが、のびのびと走らせた方が良いタイプかもしれません」
5着 カレンブーケドール(池添謙一騎手)
「返し馬の感じも良かったし、状態は良かった。いいスタートを切ったし、折り合いもつきました。3コーナー過ぎでも手応えはあったけど、勝ち馬とは手応えの差。かわされてからも頑張って、力はあるけど…。結果を出せず、残念です」
7着 ペルシアンナイト(大野拓弥騎手)
「久々に長い距離のレースでしたが、何とか我慢してくれて、良い走りをしてくれました。この距離でもこのスタイルを覚えてくれば、対応できそうです」
8着 クレッシェンドラヴ(坂井瑠星騎手)
「いい枠でロスなく運び、脚をためました。最後は、いい伸びでした」
9着 オセアグレイト(菊川正達調教師)
「15番ゲートは厳しかったです。この距離、このメンバーで横山騎手が最高に乗ってくれました。来年は日経賞を使って、天皇賞が目標です」
10着 ラヴズオンリーユー(M.デムーロ騎手)
「馬場が良くなくて、特に内が悪いので、4頭分外を走りたかった。ただ、外からのプレッシャーがきつくて出せませんでした」
11着 ユーキャンスマイル(岩田康誠騎手)
「春はそうでもなかったけど、のどを気にしている感じ。体調は悪くないけど、全く走っていません」
12着 キセキ(浜中俊騎手)
「スタートで出なかったので、後ろから。じっくり行って、折り合いもつきすぎるくらい。最後は勝ち馬を目標に動いたけど、相手が強かったです」
13着 バビット(内田博幸騎手)
「自分のリズムでペースを守って行けた。いい経験になっただろうし、成長を期待します」
14着 オーソリティ(川田将雅騎手)
「スムーズに良いポジションで、良い競馬ができました。これが良い経験になればと思います」
15着 モズベッロ(田辺裕信騎手)
「ゲートで入らない馬がいて、待たされました。スタートで遅れてあの位置からの競馬になりました。本調子ではないのか、最後は苦しくなっていました」
勝ち馬プロフィール
クロノジェネシス(Chrono Genesis)牝4/芦毛 斉藤 崇史(栗東)
父:バゴ 母:クロノロジスト 母父:クロフネ
馬名の由来:母名より+創世記