有馬記念2022の結果・動画をまとめた記事です。2022年の有馬記念の着順は1着:イクイノックス、2着:ボルドグフーシュ、3着:ジェラルディーナとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2022年12月25日(日) | 5回中山8日 | 15:25 発走
第67回 有馬記念(GI)芝・右 2500m
Arima Kinen (The Grand Prix) (G1)
2022年・有馬記念の動画
2022年・有馬記念の結果
1着:イクイノックス
2着:ボルドグフーシュ(2-1/2馬身)
3着:ジェラルディーナ(1-1/2馬身)
4着:イズジョーノキセキ(3/4馬身)
5着:エフフォーリア(クビ)
6着:ウインマイティー
7着:ジャスティンパレス
8着:ディープボンド
9着:タイトルホルダー
10着:ヴェラアズール
11着:ボッケリーニ
12着:ポタジェ
13着:ラストドラフト
14着:アリストテレス
15着:アカイイト
16着:ブレークアップ
勝ちタイム:2:32.4
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
レース後のコメント
1着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「今日はすごくいいスタートをして、結構前の位置になりました。道中、結構引っかかって、我慢しないといけなかったけど、直線で大外に出したらすごくいい脚を使ってくれました。最後は一番強い馬でした。(イクイノックスは)最初から能力を見せてくれたけど、キタサンブラックの仔でクラシックの時は大人じゃなかった。秋からすごい強くなりました。ハーツクライで勝った時もサトノダイヤモンドの時もクリスマスの日でした。僕にとって2度あることは3度あります。みなさん、メリークリスマス!」
(木村哲也調教師)
「GⅠで1番人気にしていただいて、何とか期待に応えたいと思い、それができたことにホッとしています。厩舎の素晴らしいスタッフが身を粉にして働いてくれたことに尽きます。レース前は天皇賞の時と同様に落ち着いていて、エネルギーが保てていました。それを頼もしく見ていました。レースではパワフルに運べているのを頼もしく見ていました。先頭でゴールに入った時はホッとしました。この馬の天才的な部分は、簡単ではない中で簡単に勝ってしまうところです。レースが終わってみると、それまでの苦労は何だったのかと思ってしまいます。これまでこんな馬を管理したことはありません。2歳の時から素晴らしいフットワークでしたが、それがずっと崩れることがありませんでした。よく成長について聞かれますが、現状でも十分なパフォーマンスです。今後はまず馬の無事を確かめます。あくまで個人の見解ですが、今年2月にサウジアラビアに行って、ワールドスタンダードの馬にして世界に立ち向かいたいと考えていました。イクイノックスは海外に行って世界のホースマンに見ていただく価値のある馬だと思っています」
2着 ボルドグフーシュ(福永祐一騎手)
「素晴らしい状態でした。3角では外から長くいい脚を使ってくれた。今日のところは相手が悪かったです。でも、この馬はこれから成長するし、来年は主役を張れる馬です」
(宮本博調教師)
「直線は力が入りましたね。祐一君(福永)も来年はチャンピオンになれる馬だと言ってくれました。ラスト有馬で本当にいい騎乗をしてくれました。来年の楽しみが増えました」
3着 ジェラルディーナ(C.デムーロ騎手)
「ゲートでリラックスしすぎて立ち遅れた。その後はポジションを取りに行ったが、折り合ってスムーズに走れた。最終コーナーでズブさを見せたが、直線は最後までしっかり走り切ってくれた」
(斉藤崇史調教師)
「スタートは遅かったし後ろになったけど、もう少し前に行きたかった。よく来ている。ジョッキーもロスなく乗ってくれている。国内の一線級がそろった有馬記念でこれだけのメンバーでやれたのはよかった。来年に向けて楽しみが増えました」
4着 イズジョーノキセキ(岩田康誠騎手)
「きょうはパドック、返し馬、ゲートと凄くいい状態に感じた。厩舎がここを目標に仕上げてくれた。ハナに行ってもいい気持ちだったが、いい位置に収まった。よく頑張った。来年が楽しみ」
5着 エフフォーリア(横山武史騎手)
「今年使った中では一番状態が良かった。やりたい競馬はできた。負けはしたが得るものがあったレース。馬もやり切ったと思います」
(鹿戸雄一調教師)
「今日は自分の競馬ができて、いいリズムで走れていました。勝ちにいっての競馬だからね。武史(横山武)も厩舎としてもやれるだけのことはやりました。決して重くもなかった。気持ちの問題だけだと思っていましたから。負かしにいっての5着ですからね」
6着 ウインマイティー(和田竜二騎手)
「すごく具合は良かったと思います。内のエアポケットで走れて、脚もたまっていた。直線でもう少し早めにばらけてくれれば良かったけど、見劣らない競馬はできた」
7着 ジャスティンパレス(T.マーカンド騎手)
「ヨーイドンの競馬では、体がまだ出来上がっていないので、瞬発力を出せませんでした」
8着 ディープボンド(川田将雅騎手)
「輸送のトラブルの影響で、普段の歩きとは違っていました。返し馬やレースでもそういう走りでした」
9着 タイトルホルダー(横山和生騎手)
「リズム的には悪くなかったと思います。ただゲートを出ていくときの出脚は天皇賞や宝塚記念より鈍い感じで、直線も手前を変え切れていなかった。そういうことが少し響いたのかもしれません。ファン投票1位の期待に答えられず申し訳ないです」
(栗田徹調教師)
「いい時は推進力があるけど、今日は最初の行きっぷりが悪かったです。もう少し進んで行きたかった。勝負どころで進んでいかなかったです。中間の気配は良さそうでした。海外帰りで慎重にやってきましたが、これだけ支持をいただいて申し訳ありません。(今後は)厩舎に置いて見極めます」
10着 ヴェラアズール(松山弘平騎手)
「勝ち馬の後ろで競馬ができましたが、勝負所で離されました。最後には苦しくなって、力を出すことができませんでした」
11着 ボッケリーニ(浜中俊騎手)
「外枠で行く馬がいったので、その後ろをついていく形で思い通りのポジションはとれた。馬は最後まで頑張っています」
12着 ポタジェ(吉田隼人騎手)
「夏のダメージが尾を引いているのか、いい時と比べると少し物足りなく感じた。距離的な負けではないと思うし、また立て直して頑張ってほしいですね」
13着 ラストドラフト(三浦皇成騎手)
「内から接触されるような感じで前に壁をつくれなかった。結果的にはもう少し内めの枠が欲しかったが、このクラスでもやれる馬だし、また改めてですね」
14着 アリストテレス(武豊騎手)
「かかってしまったね。距離を詰めたほうがいいかな」
15着 アカイイト(幸英明騎手)
「早めにまくっていくイメージだったが、福永さんにやられてしまい、内からすっと出られた時にリズムを崩してしまった」
16着 ブレークアップ(戸崎圭太騎手)
「自分の競馬はできました。ペースの違いから楽な追走ではなかったし、3角で馬場の悪いところを通り、下がってしまった」
勝ち馬プロフィール
イクイノックス(Equinox)牡3/青鹿毛 木村 哲也(美浦)
父:キタサンブラック 母:シャトーブランシュ 母父:キングヘイロー
馬名の由来:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時