有馬記念2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年の有馬記念の着順は1着:レガレイラ、2着:シャフリヤール、3着:ダノンデサイルとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年12月22日(日) | 5回中山8日 | 15:40 発走
第69回 有馬記念(GI)芝・右 2500m
Arima Kinen (The Grand Prix) (G1)
2024年・有馬記念の動画
ジョッキーカメラ
2024年・有馬記念の結果
1着:レガレイラ
2着:シャフリヤール(ハナ)
3着:ダノンデサイル(1-1/2馬身)
4着:ベラジオオペラ(1/2馬身)
5着:ジャスティンパレス(3/4馬身)
6着:アーバンシック
7着:ローシャムパーク
8着:スタニングローズ
9着:ダノンベルーガ
10着:シュトルーヴェ
11着:プログノーシス
12着:ブローザホーン
13着:ディープボンド
14着:スターズオンアース
15着:ハヤヤッコ
取消:ドウデュース
勝ちタイム:2:31.8
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
レース後のコメント
1着 レガレイラ(戸崎圭太騎手)
「レガレイラに感謝したいと思います。スタートがカギだと思っていて、少し遅れた感じはありましたが、二の脚がついてスムーズなポジションでリズムよく走れた。(直線は)反応があったけど接戦だったので、気持ちで負けないように追いました。全く勝ったかは分からなかったです。心の底からうれしさがこみ上げて、乗れていただいたオーナーや厩舎スタッフに感謝したい。3歳牝馬で勝ってくれたので今後が楽しみです」
(木村哲也調教師)
「今日、トレセンから競馬場へ送り出す時に、去年のホープフルステークスから1年経って、随分とお姉さんになったなと思いました。レースは、戸崎騎手が積極的に出していって良いポジションを取ってくれたと思いました。最後の最後にかわす、かわされるでドキドキしましたが、入線後、前に出ているように見えたので、嬉しかったです。この1年レガレイラらしい走りができなくて、ファンの皆様の期待に応えられませんでした。ですから、今日こういう走りができてホッとしています。ドウデュースも引退して、来年のJRAを引っ張っていく馬になるのかなと思いますので、それを体現できるようにしっかりとサポートしていきたいと思います」
2着 シャフリヤール(C.デムーロ騎手)
「道中はリラックスしてリズム良く走れていました。最後はレガレイラとの叩き合いになったのですが、最後の100mあたりで少し苦しくなりモタれるところがありました。状態が本当良く、自分が乗った中でもトップレベルの良い状態でした」
(藤原英昭調教師)
「16番はきつかったけど、100点。いい競馬をしてくれた。たいしたもんや!6歳だけど若い。成熟してきた」
3着 ダノンデサイル(横山典弘騎手)
「現状でもよく頑張ってくれています」
(安田翔伍調教師)
「逃げるのは予定通り。いい変化はしているが、3着という結果よりもここまでの過程で、あったものをなくしている気がして、それを修正していかないといけないという、危機感の方が強いレースだった」
4着 ベラジオオペラ(横山和生騎手)
「考えていた通りの流れになった。仕上げについてはバッチリ。馬も力を出し切ったレース。この距離はきもち長いかな。その懸念点がありながらもトリッキーなコースを走り切ってくれた」
5着 ジャスティンパレス(坂井瑠星騎手)
「ペースが遅くて動くに動けませんでした。それでも、力はあるので、最後は脚を使ってくれました」
6着 アーバンシック(C.ルメール騎手)
「残念ながら超スローペースだった。勝った馬の後ろにいたが、直線は自分も伸びていたが、みんなも加速していくような感じだった。レース前から遅くなると思っていたが仕方ない。まだ3歳なのでね」
(武井亮調教師)
「折り合いも大丈夫だったけど、いかんせんペースが遅くて…。ヨーイドンは得意ではないので、脚は使っているけど、差し切れなかった。(ルメールは)ストロングペースならもっとやれる。来年はG1を勝てるよと言っていた」
7着 ローシャムパーク(T.マーカンド騎手)
「最初の600メートルは良い感じで走っていましたが、コーナーを回って、気持ちが強くなってしまいました。我慢させるのに苦労しました。エネルギーを使い切ってしまいました。2500メートルは距離が長いです」
(田中博康調教師)
「一番、嫌な位置に入ってしまった。それでも、最後まで踏ん張ってくれた。能力はある」
8着 スタニングローズ(R.ムーア騎手)
「いいスタートをして満足いくポジションだったけど、ペースが遅かった」
9着 ダノンベルーガ(松山弘平騎手)
「枠も厳しく、ゲートも出ていきませんでした。ポジションが後ろになってしまいました。厳しい展開の中でも、勝負どころでしっかりと反応して、力のあるところを見せてくれました」
10着 シュトルーヴェ(鮫島克駿騎手)
「ジャパンCよりもスタートを出てくれたし、今日の風と馬場を意識して、やりたい競馬はできました。シャフリヤールの後ろで競馬をしたんですけど、瞬発力の差が出た感じで、長く脚を使うタイプなので、もう少し流れて欲しかった。出来は素晴らしい出来でした」
11着 プログノーシス(三浦皇成騎手)
「ゲートに入った瞬間からいい体勢じゃなくて、出られる格好ではなかった。ペースが落ち着いてしまい、ポジションもきつくなってしまいました。(直線の)坂下までは伸びましたが、そこから伸びなくなってしまった。そこは距離もありそうです」
12着 ブローザホーン(菅原明良騎手)
「スローになるのは予想していたんですけどね。出してはいったけどいい位置が取れなかった。あとは枠なりに早めに動くこともできなかった。着順は悪いですが力自体はある馬です。きょうは展開を含めてかみ合いませんでした」
13着 ディープボンド(幸英明騎手)
「積極的にというイメージでポジションをある程度とって競馬をしました。2周目で少し手応えが悪くなったけど、もっとやれる馬だと思っています」
(大久保龍志調教師)
「馬はもちろん、担当者も本当に頑張ってくれて、すごくいい仕上がりで有馬記念に臨めました。力をつけてきた若駒たちにやられてはしまったけれど、4度もこの舞台につれてきてくれたボンドに感謝しています。帰ってきたときの様子を見ても、ああ、今回も必死に頑張ってくれたんだな…と分かりました。ボンドは今回が引退レースとなります。海外を含めて、いろんなところに連れて行ってくれました。僕自身、ボンドにたくさんのことを教えてもらい、すごく勉強になって、一緒に成長できた5年間だったと思います。ボンド自身にありがとう、と言いたいし、応援してくださったファンの方々にも感謝に気持ちでいっぱい。本当に、ありがとうございました」
14着 スターズオンアース(高柳瑞樹調教師)
「最初のコーナーでつまずくところがありました。いいポジションには見えたけど、ところどころでつまずくところがあった。3角ではもたれ方もひどくて、見えないところで体にしんどいところがあったのかもしれません」
15着 ハヤヤッコ(吉田豊騎手)
「スローになるのは分かっていたんですけど、今日は外枠での後ろに入れられなかったです。ハミを噛んでしまいました。きょうはこの枠が応えました」
勝ち馬プロフィール
レガレイラ(Regaleira)牝3/鹿毛 木村 哲也(美浦)
父:スワーヴリチャード 母:ロカ 母父:ハービンジャー
馬名の由来:ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿