朝日杯フューチュリティステークス2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年の朝日杯FSの着順は1着:アドマイヤズーム、2着:ミュージアムマイル、3着:ランスオブカオスとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年12月15日(日) | 7回京都6日 | 15:40 発走
第76回 朝日杯フューチュリティステークス(GI)芝・右 1600m
Asahi Hai Futurity Stakes (G1)
2024年・朝日杯フューチュリティステークスの動画
2024年・朝日杯フューチュリティステークスの結果
1着:アドマイヤズーム
2着:ミュージアムマイル(2-1/2馬身)
3着:ランスオブカオス(2-1/2馬身)
4着:ダイシンラー(2馬身)
5着:アルテヴェローチェ(3/4馬身)
6着:クラスペディア
7着:ドラゴンブースト
8着:コスモストーム
9着:ニタモノドウシ
10着:アルレッキーノ
11着:エルムラント
12着:パンジャタワー
13着:トータルクラリティ
14着:エイシンワンド
15着:タイセイカレント
16着:テイクイットオール
勝ちタイム:1:34.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
レース後のコメント
1着 アドマイヤズーム(川田将雅騎手)
「いい走りで勝ちきってくれてホッとしています。難しいタイプで、気持ちよく走らせることを優先しました。4コーナーでは勝つと思いました。2戦目の感じからすれば負けないな、と。亡くなってしまいましたが、オーナーの近藤(利一)会長にお世話になりましたし、アドマイヤの馬で勝てたことがうれしいです。(来年のクラシックについては)距離を延ばすことは新しいチャレンジ。きょう、いい走りをしてくれたことを褒めてあげたいです」
2着 ミュージアムマイル(C.デムーロ騎手)
「スタートはあまり良くなかったけど、そこからリカバリーできて自分の中では完璧でした。マイルが得意なわけではないけど、能力で対応してくれました」
3着 ランスオブカオス(吉村誠之助騎手)
「能力の高さを証明できました。これぐらいやれてもと思っていました。1、2着馬とは結果的に位置取りの差が出ました。懸念していた折り合いやゲートなど課題をクリアしてくれて、センスがあります。アクションにもしっかり反応してくれました。次に向けて、不安は何ひとつありません。(G1初騎乗について)またすぐに乗りたいです。G1というレースの緊張感はありましたが、数も乗せてもらっていますし、僕自身は緊張しませんでした」
4着 ダイシンラー(梅田智之調教師)
「最高の走りでしたね。(乗り替わりの)トラブルはありましたが、1番枠も当たったし、返し馬でジョッキーが色々と勉強してくれているのを感じました。言うことない、完璧な競馬でした。最後、交わされてからも踏ん張って、中1週の強行軍で本当によく頑張ってくれました。代打ホームラン的な感じで、大満足です」
5着 アルテヴェローチェ(武豊騎手)
「今日はあまりスムーズなレースができなかった。ラストもあまり伸びなかった。もっと走る馬なんだけど。折り合いを欠きそうになって抑えたら外から押し込められた。こんなわけない」
6着 クラスペディア(小崎綾也騎手)
「スタートは速かったです。きつい位置になりました。かかりながらも、我慢してくれました。脚も残っていましたし、力があります」
7着 ドラゴンブースト(田口貫太騎手)
「外、外を回って苦しくなりました。最後まで踏ん張ってくれましたし、成長していますね」
8着 コスモストーム(秋山稔樹騎手)
「決してうまく運べたレースではなかったです。器用さを求められましたが、窮屈な位置になりました。8着はまぐれではないと思いますし、もっとうまく展開が運べたら着順は上がったかもしれません。芝、ダートの両方でしっかり走れるのが分かったので、次はどちらか分からないですが、この馬の未来のためにやっていきたい」
9着 ニタモノドウシ(R.ムーア騎手)
「スローで折り合いが難しかった。ベストを出せなかった。今日はすべて、スローペースが敗因だと思います」
10着 アルレッキーノ(C.ルメール騎手)
「スムーズな競馬ができました。3コーナーで2着馬の後ろにいましたが、直線ではフォローすることができず、反応ができませんでした。一息で走っている感じです。まだこれからですね」
12着 パンジャタワー(松山弘平騎手)
「結果を残せなくて悔しいです。結果的に内枠の馬が上位なので…。外枠はいいと思っていましたし、前を見ながら脚をためて、弾けると思いましたが、もうひとつ弾け切れませんでした。返し馬も良くて、前走以上だと思いました。マイルも我慢してくれていたので、大丈夫だと思いましたが、最後の伸びを欠いたのは距離もあるのかもしれません。馬は頑張ってくれて、厩舎も仕上げてくれたのですが…。申し訳ないです」
13着 トータルクラリティ(北村友一騎手)
「ずっと力んで、スローペースのなか、前に壁を作れませんでした。4コーナーまでプレッシャーもあり、リラックスするところがありませんでした。まだまだ改善の余地がある馬ですし、今日の負けは原因がはっきりしています。レースで力を出せるように修正していけたらいいと思います」
14着 エイシンワンド(幸英明騎手)
「今日はためる競馬をしましたが、伸び切れませんでした。能力はある馬なので、巻き返してくれると思います」
15着 タイセイカレント(坂井瑠星騎手)
「初めての馬群での競馬でエキサイトしていた。枠の運もなかったですね」
16着 テイクイットオール(岩田望来騎手)
「外枠のぶん、外、外を回らなければならず、ペースも速くありませんでした。ためが利かず、手応えがなくなってしまった。1600メートルは合っていますし、ひとためできたら、脚が使えます。まだこれからの馬ですね」
勝ち馬プロフィール
アドマイヤズーム(Admire Zoom)牡2/鹿毛 友道 康夫(栗東)
父:モーリス 母:ダイワズーム 母父:ハーツクライ
馬名の由来:冠名+母名の一部、素早く動く