日本ダービー2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年の日本ダービーの着順は1着:タスティエーラ、2着:ソールオリエンス、3着:ハーツコンチェルトとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年5月28日(日) | 2回東京12日 | 15:40 発走
第90回 日本ダービー(GI)芝・左 2400m
Tokyo Yushun(Japanese Derby) (G1)
2023年・日本ダービーの動画
2023年・日本ダービーの結果
1着:タスティエーラ
2着:ソールオリエンス(クビ)
3着:ハーツコンチェルト(ハナ)
4着:ベラジオオペラ(ハナ)
5着:ノッキングポイント(1馬身)
6着:ホウオウビスケッツ
7着:シーズンリッチ
8着:ファントムシーフ
9着:シャザーン
10着:フリームファクシ
11着:サトノグランツ
12着:メタルスピード
13着:パクスオトマニカ
14着:トップナイフ
15着:グリューネグリーン
16着:ショウナンバシット
17着:スキルヴィング
中止:ドゥラエレーデ
勝ちタイム:2:25.2
優勝騎手:D.レーン
馬場:良
レース後のコメント
1着 タスティエーラ(D.レーン騎手)
「何よりも特別な勝利になりました。勝てたことで素晴らしい気持ちですし、堀厩舎とキャロットファームにはいつもサポートしていただいているのでうれしいです。速いスタートを切って、いいポジションを取った後はすぐにリラックス、折り合いをつけてリズム良く競馬できるのがこの馬の強み。すべて馬のおかげでできました。特別な勝利になりました。(サリオス)2着の時も堀厩舎で素晴らしい馬ですが、もっと素晴らしい馬コントレイルがいた。今回、数年しかいないのに同じ厩舎、関係者でチャンスがめぐってきたのがうれしかった。きょうは結果を残すことができてうれしい」
2着 ソールオリエンス(横山武史騎手)
「左回りが初めてなのがどうかなと思っていたが、内側に倒れるような仕草があった。想像以上にスローペースになって、いつものキレ味が削がれてしまった。勝った馬に有利になった。運がなかったです」
(手塚貴久調教師)
「ポジションが決まれば中団からと思っていました。向正面までは平均ペースだったけど、4角までが遅かった。隊列通りのヨーイドンの競馬になり、ハンデ戦のようになってしまいましたね。脚は使っているけど…。どの馬でも走れるような(勝ち)時計。ハイペースでなかったのは間違いない。力負けだとは思っていない。この後はオーバーホールして、すぐに決められることではないので。直線で少しフラフラ走っていたようにまだ芯が入っていない。今後はそのあたりが良くなってくれれば」
3着 ハーツコンチェルト(松山弘平騎手)
「スタートは少し出れないところがあった。その後は無理しない中で押しあげられたし、勝ち馬をマークしていい形でレースができた。最後も差を詰めてくれて、力のあるところを見せてくれた。悔しい気持ちでいっぱいです」
4着 ベラジオオペラ(横山和生騎手)
「素晴らしいスタートを決めてくれたが、ためればいいイメージで乗った。ラストは素晴らしい伸びだった。力のある馬に、こういう舞台で乗れてありがたい」
(上村洋行調教師)
「スタートが良く、内枠を味方にしてあの位置から運べたのが、終いの脚に繋がったのだと思います。良馬場だったのも良かったです。ポテンシャルは良いものを持っていますが、まだこれからの馬です。そんな現状でこれだけ走れましたし、力関係もはっきりと分かりました。一息入れて秋へ向かいますが、これからがとても楽しみです」
5着 ノッキングポイント(北村宏司騎手)
「馬はいい仕上がりだった。少し力の入るところもあったが、我慢もきいていた。スタートを決めて、インでうまく競馬ができたし、その後も持続的に脚を使ってくれた」
6着 ホウオウビスケッツ(丸田恭介騎手)
「素晴らしいスタートで、ハナかと思ったけど、行く馬がいたので一列下げた。最初少しエキサイトしていたが、向こう正面では落ち着いてくれた。本当に頑張ってくれました」
7着 シーズンリッチ(戸崎圭太騎手)
「スタートは速く、二の脚もついて思ったよりも前めになった。できれば、前に壁がほしかったけど、その中でよく頑張ってくれた」
8着 ファントムシーフ(武豊騎手)
「ペースが遅かったからポジションを上げたかったが…。もっといけばよかった。結果的に向こう正面での勇気が足りなった」
9着 シャザーン(岩田望来騎手)
「状態良くゲートインして、思ったよりスムーズに進めていた。どうしてもペースに左右されるので、今回は向かなかった。力が足りないわけではないです」
10着 フリームファクシ(吉田隼人騎手)
「思ったよりうまく運べた。ペースのせいか、最後は少しだらっとした。距離もあるのかな。1800メートルくらいがいいのかも」
11着 サトノグランツ(川田将雅騎手)
「馬はこの短期間でとても良くなっている。結果は出ていないが、秋が楽しみになる状態です」
12着 メタルスピード(津村明秀騎手)
「大歓声で馬が盛り上がっていた。スタートして1コーナーの入りでうまくリズムが作れなかった。そのぶん、最後は止まってしまった」
13着 パクスオトマニカ(田辺裕信騎手)
「落馬の影響で少しひるんだが、二の脚でリカバリーしてくれた。自分のペースでいけたし、直線でも反応があったから面白いかと思ったけど、最後は脚が上がっていた」
14着 トップナイフ(昆貢調教師)
「前回と同じで、トモを滑らしてゲートを出られなかった。ジョッキーは行く気まんまんだったが…。この形では力を出せない。また秋に出直す」
15着 グリューネグリーン(石川裕紀人騎手)
「出たなりの位置で競馬をしようと決めていました。結果的には前でしたね」
16着 ショウナンバシット(M.デムーロ騎手)
「スタートからハミを取らず、直線も反応が良くなかった。よく分からない」
17着 スキルヴィング(C.ルメール騎手)
「直線は反応がなかった。ゴールした後は馬がフラフラになって止まってしまった」
勝ち馬プロフィール
タスティエーラ(Tastiera)牡3/鹿毛 堀 宣行(美浦)
父:サトノクラウン 母:パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ
馬名の由来:(楽器の)キーボード(伊)。母名より連想