フェブラリーステークス2025の結果・動画をまとめた記事です。2025年のフェブラリーステークスの着順は1着:コスタノヴァ、2着:サンライズジパング、3着:ミッキーファイトとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2025年2月23日(日) | 1回東京8日 | 15:40 発走
第42回 フェブラリーステークス(GI)ダート・左 1600m
February Stakes (G1)
2025年・フェブラリーステークスの動画
ジョッキーカメラ
2025年・フェブラリーステークスの結果
1着:コスタノヴァ
2着:サンライズジパング(3/4馬身)
3着:ミッキーファイト(1-1/4馬身)
4着:ペプチドナイル(クビ)
5着:エンペラーワケア(1/2馬身)
6着:メイショウハリオ
7着:ガイアフォース
8着:タガノビューティー
9着:アーテルアストレア
10着:サンデーファンデー
11着同着:ドゥラエレーデ
11着同着:ヘリオス
13着:ウィリアムバローズ
14着:デルマソトガケ
15着:ミトノオー
16着:アンモシエラ
勝ちタイム:1:35.5
優勝騎手:R.キング
馬場:良
レース後のコメント
1着 コスタノヴァ(R.キング騎手)
「女性としてではなく1人の騎手としてG1を取ることができて、うれしい。全てのサポートに感謝しています。去年もサポートをいただきましたし、本当にこれまでたくさんの方々にサポートをしていただきました。そういう皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます」
(木村哲也調教師)
「人気をしていたのでファンの期待に応えられてホッとしています。とにかく装鞍所での歩きが良くて、トレーニングセンターでの状態を維持してレースを迎えられました。ジョッキーが跨っても良い意味で変わりませんでした。体的にワンパンチ足りないところがあって、スタートで遅れるところはありますが、リズムに乗るのには長けているので、ダートコースに入ってからはスッと上がって行けました。前半は上手くいったと思いました。その後も操縦性は心配なく、馬込みでも怯まず、リズム良く行っていました。4コーナーを上手く回ったので、ルメール騎手が乗っているかのような立ち回りでした。(キング騎手も)サウジアラビアでルメール騎手に教わっていたので大丈夫だと言っていました。間隔が詰まっていたのに走り切って偉い馬だと思います。いつでも種馬にしたいと思っているのですが、まだダメだと言われているので、今後はオーバーホールさせたいです。距離は1600mまでが良いと思っています。東京はちゃんとした状態で出せば、実力を発揮できる場所です」
2着 サンライズジパング(幸英明騎手)
「着差が着差(3/4馬身差)だけに、なんとかしたかったです。初めて乗せてもらいましたが、力のある馬ですね。1600メートルだとテンにモタモタしたけど、最後はいい脚を使ってくれました」
(音無秀孝調教師)
「直線長い東京だからあれができる。東京は合っているね。またいい時がくるよ。(最後のG1)2着で良かったよ。いつも勝つわけではないからね」
3着 ミッキーファイト(戸崎圭太騎手)
「完璧な仕上がりでした。返し馬から、すごく雰囲気は良かったです。外枠自体は良かったけど、展開的に外を回されたし、前も下がってくる形でうまくいきませんでした。流れが向きませんでしたね」
(田中博康調教師)
「難しい並びになってしまった。それと久々の千六ワンターンで適性がわからない中、このメンバーで頑張ってくれた。これからまだまだ。これがピークではない」
4着 ペプチドナイル(藤岡佑介騎手)
「スタートは決まったけど、内の馬が見えて外も来ていたので、あそこで張ると楽をさせてもらえないと思って一列下げました。自分が下げたぶん、ペースも落ち着いてしまった。結果的に無理をしてでも行ったほうが良かったかも。そのぶんの差です」
(武英智調教師)
「スタートが良かったですし、もう少し積極的で良かったのかなとも思います。(藤岡)佑介は昨日からの馬場を見て、前も止まりやすいから下げたようです。隊列が決まるのが思ったより早かった。あの位置からヨーイドンでは厳しい。競馬なのでね。ジョッキーも考えて乗ってくれていますから。このあとはドバイ(ゴドルフィンマイル)の招待も来ているので、在厩でケアしていきます」
5着 エンペラーワケア(横山武史騎手)
「ポジションは理想的で、一番ほしいところを取れました。ただ、返し馬から行きっぷりがもうひとつでしたね。1400メートルでもかかる馬が、1600メートルのスローでも促しながらの追走でした。久々のぶん、動き切れなかったのかもしれません。進路を見つけてからも、伸び切れませんでした」
6着 メイショウハリオ(浜中俊騎手)
「状態的に、まずは無事に走ってくれたらという感じでしたからね。気持ちの衰えはなく3、4コーナーは自分からハミを取ってくれたので外を回りました。最後まで一生懸命走ってくれた。(8歳で)年齢を重ねているし、順調さを欠いていただけに、最後の脚は感動するものすらありました」
7着 ガイアフォース(長岡禎仁騎手)
「ペースが流れないのが痛かったです。ジリジリきてはいますが、馬群が凝縮してしまい、良さが出ませんでした」
8着 タガノビューティー(石橋脩騎手)
「返し馬は前回より落ち着いていて、いつも通りでした。東京の1600メートルはスタートしてから無理をせず進んでくれるし、スムーズにコースも取れましたが最後は伸びきれませんでした。本来はもっと伸びますが…」
9着 アーテルアストレア(橋口慎介調教師)
「いい競馬はできたと思います。この相手で厳しいところもありましたね。ペースも思ったほど流れませんでした。この馬なりに足は使ってくれてはいます。芝からのスタートで置かれるのは想定内でした」
10着 サンデーファンデー(鮫島克駿騎手)
「内の2頭が行くのは分かっていたので、3番手の外を意識していました。いったんは先頭にもなったが、ワンターンの速い上がりを要求されると、切れる脚でG1の上位には劣ります。得意の条件なら活躍できると思います」
11着同着 ドゥラエレーデ(横山和生騎手)
「リズム良く、勝ち馬の後ろのいいところで運べましたが、最後にピリッとした脚を使えませんでした。結果的に距離は少し短かったかもしれません」
11着同着 ヘリオス(原優介騎手)
「前が速いのが予想されたので、無理せず運びました。控える形でも、ためればはじけそうです。行くだけの馬ではありません。控える競馬ならコーナー4つもこなせそうです」
13着 ウィリアムバローズ(岩田望来騎手)
「いいペースでいけたし、思ったより競ってくる馬もいませんでした。ワンターンはこなせたけど、一線級相手では展開の助けが必要ですね。この馬の力は出せたと思います」
14着 デルマソトガケ(松若風馬騎手)
「できるだけ前と思っていました。今日も直線に向くまで集中力を保てませんでした。道中も上にいくような走りをしていました」
15着 ミトノオー(田辺裕信騎手)
「自分の競馬はできた。スピードを求められるレースだったので、先生と相談してブリンカーを着用。毎回必要かは分からないけど、背中はいいし、立て直せばまだやれる。ここまで負ける馬ではないです」
16着 アンモシエラ(吉田豊騎手)
「行く馬が内にいて、それらを見ながらリズム良く運ぼうと先生と相談していました。3、4コーナーでは先にステッキが入ってしまった。ローテーション的には強行軍だったし、まだこれからの馬です」
勝ち馬プロフィール
コスタノヴァ(Costa Nova)牡5/鹿毛 木村 哲也(美浦)
父:ロードカナロア 母:カラフルブラッサム 母父:ハーツクライ
馬名の由来:ポルトガル北部のリゾート地