フローラステークス2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年のフローラSの着順は1着:アドマイヤベル、2着:ラヴァンダ、3着:カニキュルとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年4月21日(日) | 2回東京2日 | 15:45 発走
第59回 フローラステークス(GII)芝・左 2000m
Flora Stakes(Japanese Oaks Trial) (G2)
2024年・フローラステークスの動画
2024年・フローラステークスの結果
1着:アドマイヤベル
2着:ラヴァンダ(1馬身)
3着:カニキュル(1-1/4馬身)
4着:クリスマスパレード(ハナ)
5着:トロピカルティー(クビ)
6着:エルフストラック
7着:バロネッサ
8着:ニシノコイゴコロ
9着:サンセットビュー
10着:コンテソレーラ
11着:コスモディナー
12着:ユキワリザクラ
13着:マルコタージュ
14着:メアヴィア
勝ちタイム:1:59.0
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
レース後のコメント
1着 アドマイヤベル(横山武史騎手)
「過去(2020年)にウインマリリンという馬で勝たせていただいた時は、(レース中に落として)ムチがなかったんですけど、今日はムチを持ったままゴールできてよかったです。事前に加藤(征弘)先生ともお話して、ポジションを取りつつ、何とか前に馬を置けたらという話をしていて、まさしく思った通りの競馬ができましたし、最後までしっかり僕の期待に応えてくれた馬に感謝です。前走は(僕が落馬負傷して)アクシデントで乗れなかったので、申し訳なかったんですけど、調教の時からすごく人の指示に素直と言いますか、かわいい馬でしたし、能力もあると感じていましたので、この重賞でも結果を、と思っていました。しっかり勝ちきることができてよかったです。距離は2000メートルはぎりぎりかなと個人的には思っていたんですけど、実際にレースに乗ってみて折り合いは全く問題なかったですし、この感じだったら2400でも問題ないと思います。まだまだ先がある馬ですから、成長に期待したいと思います。いつも競馬を応援していただいてありがとうございます。どうしてもケガがつきものの仕事ですから、なかなか期待に応えられない時もあると思いますし、大変な仕事だと思うんですけど、皆さんの応援が僕ら関係者の頑張りにつながりますので、JRA全体を応援していただけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします」
(加藤征弘調教師)
「データ的にもこのレースは開幕週でもあり5番手以内、ある程度前の位置で前に馬をおく形でレースをすればと思っていましたが 騎手もそう考えていたみたいです。レースの流れもちょうど良かったです。距離は2000メートルがピッタリかと思いましたが、これなら大丈夫そうです。このまま無事にオークスまで行ってほしいと思います」
2着 ラヴァンダ(岩田望来騎手)
「内枠を生かして、道中は内々を通れました。直線狭い所に入った時に一瞬ひるむ格好を見せましたが、抜けてからは良い脚で来てくれました。改めて力がある所を示してくれました」
(中村直也調教師)
「これくらいの距離は我慢してくれますね。ただ、オークスは400メートル延びますからね。基本的には向かいたいですが、体が減っていましたし、もう一度(東京へ)連れてくることになる。帰ってからの様子を見てオーナーと相談します」
3着 カニキュル(北村宏司騎手)
「比較はできませんが、前走は気が入っていたと聞いていました。厩舎で対策をしてくれていたので、我慢できる範囲でした。スタートは出ましたが、枠なりで中団の後ろくらいになりました。本当はもう少し前に馬を置きたかったのですが、外に張り出されるような形になって、ペースも上がらなかったですし、その分力んでいました。4コーナーから坂下の反応が良くてこれならと思いましたが、坂を上がってから脚色が同じになりました。しかし、力のある所は見せてくれる内容でした」
4着 クリスマスパレード(石川裕紀人騎手)
「返し馬でテンションが高くて、落ち着くところが欲しかったという所はありました。正攻法の競馬をしましたが、初の東京で環境に対応できなかった所が出てしまったかもしれません」
5着 トロピカルティー(戸崎圭太騎手)
「前回はテンションが高かったので気を付けていましたが、今回は我慢していました。本当はもう少し落ち着いてほしかったのですが…。もう少し良いポジションなら競馬がしやすかったと思いますが、勝負どころで置かれてしまったので、その辺りが成長してくればと思います。最後はジリジリと伸びていましたし、今後が楽しみです」
6着 エルフストラック(横山和生騎手)
「1歩目でつまずく形になってしまったので、切り替えて運びました。ペースが緩みやすくなるレースだと思ったので、気持ちよく上がっていきました。内容は悪くないですし、思いの外、差す競馬の方がいいのかもしれません」
7着 バロネッサ(津村明秀騎手)
「今日はゲートが全てでした。浮き上がるような形になってしまい、1枠だったのでその後どんどん前へ入られて、動きたいところで動けなかったことが響きました」
8着 ニシノコイゴコロ(野中悠太郎騎手)
「脚は使ってくれています。2000メートルは少し長いですが、走りきってくれました」
9着 サンセットビュー(三浦皇成騎手)
「前回は左に張る面がありましたが、今回はなかったです。エンジンのかかりは遅いけど、外に出したら最後はよく伸びてくれました。まだ緩いし、気持ちも幼いのでこれからですね」
10着 コンテソレーラ(吉田豊騎手)
「もう少しいい枠なら良かったですね。道中はリズム良く運べたけど、外を回る形になってしまいました。馬の後ろで脚をためたかったですね」
11着 コスモディナー(松岡正海騎手)
「そう切れるタイプでもないのでもう2列くらい前を取りたかったですけど、ゲートでうるさくて出遅れてしまいました。最後はジリジリと伸びてくれましたけど…」
12着 ユキワリザクラ(鮫島克駿騎手)
「いいリズムできていたけど、直線の接触がもったいなかったですね。小さい馬なんで、バランスを崩して引かざるをえなかったです」
13着 マルコタージュ(菅原明良騎手)
「ゲートを出てから前に入られて、1番後ろになってしまいました。もう少し位置を取りたかったです」
勝ち馬プロフィール
アドマイヤベル(Admire Belle)牝3/栗毛 加藤 征弘(美浦)
父:スワーヴリチャード 母:ベルアリュール2 母父:Numerous
馬名の由来:冠名+母名の一部、美しい(仏)