函館2歳ステークス 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。函館2歳Sの出走登録は17頭。出走予定馬にはアスターペガサスやナンヨーイザヨイが名を連ねています。世代最初の重賞タイトルを手にするのはどの馬だ?
2018年7月22日(日) | 2回函館6日 | 15:25 発走
第50回 函館2歳ステークス(GIII)芝・右 1200m
Hakodate Nisai Stakes (G3)
過去の傾向
「函館2歳ステークス」は函館競馬場・芝1200mで行われる馬齢戦で、1着馬には3,100万円が贈られる。
配当的には1番人気は4勝・2着3回・3着0回と複勝率は7割。
なかなか力関係が分かりづらい2歳馬ながら人気に応えてくれる馬は多い。
昨年はカシアスが1番人気に支持されて優勝している。
二桁人気の馬は10年間で61頭が出走して馬券圏内は4頭。
最近では昨年の3着馬・タイムトリップが13番人気で馬券に絡んだ。
三連単が10万円以上の高配当を出したのは10年で2度。
過去10年の勝ち馬が1番人気から4番人気の馬だけあってなかなか大きくは荒れない。
穴党には厳しいデータとなっている。
出走馬・騎手確定
7月19日に函館2歳ステークスの出走馬が確定しました。
出走馬・騎手は以下のようになっています。
- アスターペガサス(小崎綾也)54.0kg
- イチゴミルフィーユ(伊藤工真)54.0kg
- エムティアン(三浦皇成)54.0kg
- ガイセン(藤岡康太)54.0kg
- カルリーノ(藤岡佑介)54.0kg
- スズカカナロア(池添謙一)54.0kg
- トーセンオパール(勝浦正樹)54.0kg
- ナンヨーイザヨイ(岩田康誠)54.0kg
- 二ヴィアン(古川吉洋)54.0kg
- ヒストリコ(横山武史)54.0kg
- ホールドユアハンド(C.ルメール)54.0kg
- ラブミーファイン(丸山元気)54.0kg
- ラブミーリッキー(松岡正海)54.0kg
- ラブリロンリロンス(菱田裕二)54.0kg
- レコードチェイサー(阿部龍)54.0kg
- ロードワンダー(中井裕二)54.0kg
2018年・函館2歳ステークスの追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後の関係者のコメントを書いております。
・【函館2歳ステークス2018】追い切り/各馬の状態を見極めろ
函館2歳ステークス 2018の追い切り・コメントの情報です。函館2歳ステークスに出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
出走予定馬
2018年の函館2歳ステークスに17頭が登録を済ませております。
フルゲートは16頭となっています。
- エムティアン(三浦皇成)54.0kg
- レコードチェイサー(阿部龍)54.0kg
- アスターペガサス(小崎綾也)54.0kg
- イチゴミルフィーユ(伊藤工真)54.0kg
- ガイセン(藤岡康太)54.0kg
- ジゴロ(吉田隼人)54.0kg
- スズカカナロア(池添謙一)54.0kg
- トーセンオパール(勝浦正樹)54.0kg
- ナンヨーイザヨイ(岩田康誠)54.0kg
- ヒストリコ(横山武史)54.0kg
- ホールドユアハンド(C.ルメール)54.0kg
- ラブミーファイン(丸山元気)54.0kg
- ラブミーリッキー(松岡正海)54.0kg
- ラブリロンリロンス(菱田裕二)54.0kg
- カルリーノ(藤岡佑介)54.0kg
- 二ヴィアン(古川吉洋)54.0kg
- ロードワンダー(未定)54.0kg
出走予定馬・ピックアップ
函館競馬場で行われる芝G3「函館2歳ステークス」。
今年は17頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
アスターペガサス・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:Giant’s Causeway
母:R Heat Lightning
母父:Trippi
馬名の由来:冠名+ペガサス
前走:2歳新馬戦・1着(5番人気)
(鞍上予定:小崎綾也)
新馬戦を好タイムで勝利した「アスターペガサス」。
スタートはそこまで早くなかったものの追っつけて先手をキープ。
直線でジョッキーに追われると一気に抜け出し後続を寄せ付けずフィニッシュ。
2着以下に2馬身半の差をつける完勝の内容だった。
血統はゴリゴリのアメリカ血統。
母はダートの1400mのG1を制しておりスピードが勝った血統と言える。
前走の勝ちタイムは昨年の函館2歳ステークスの優勝タイムと同じで、十分に重賞クラスでやれるスピードは示している。
2歳世代最初の重賞ホースにもっとも近い馬と言えそうだ。
ナンヨーイザヨイ・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:エイシンフラッシュ
母:シャルルヴォア
母父:スペシャルウィーク
馬名の由来:冠名+十六夜
前走:2歳新馬戦・1着(3番人気)
(鞍上予定:岩田康誠)
今年の函館2歳ステークスの出走予定馬の中で持ち時計1位の「ナンヨーイザヨイ」。
2歳新馬戦で1.09.4のタイムを出して勝利している。
騎乗した岩田騎手はレース後のコメントで「まだ太い分モコモコした感じの走り。次は変わってくると思います。上積みもありそうです。」とコメントしていたようにレースを使ってさらに上向いてきそうな気配十分。
前走以上の競馬ができればここでもいい結果が残せそうだ。
スズカカナロア・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ロードカナロア
母:エカルラート
母父:ハーツクライ
馬名の由来:冠名+父名の一部
前走:2歳新馬戦・1着(2番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
快速馬ロードカナロアの血を引く「スズカカナロア」。
小頭数の一戦だったが好スタートからすんなり2番手を確保し、直線でも十分な手ごたえで抜け出し勝利を収めた。
レース間隔が詰まっているのが気がかりだが、疲れさえなければ楽しみな一頭。
ジゴロ・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:パドトロワ
母:コリンズグラス
母父:グラスワンダー
馬名の由来:人名より
前走:2歳新馬戦・1着(4番人気)
(鞍上予定:吉田隼人)
連闘で参戦を表明している「ジゴロ」。
調教の動きがそこまで目立っておらず4番人気どまりだったが、レースでは動き一変。
好位から楽に抜け出すと最後は後続に5馬身の差をつけ圧勝した。
追えばまだタイムが詰まりそう。
今年の安田記念でモズアスコットが連闘でG1を制したのが記憶に新しい。
インパクトある名前のジゴロが連闘で重賞を制すか。
※ジゴロは骨瘤(こつりゅう)が出たため無理せず回避を決めた。
今後は放牧に出される予定。
イチゴミルフィーユ・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ヨハネスブルグ
母:ホシノメガミ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:苺のミルフィーユ
前走:2歳新馬戦・1着(2番人気)
(鞍上予定:伊藤工真)
かわいい名前の「イチゴミルフィーユ」。
福島の新馬戦を勝ち上がってきた。
走りでも注目を集められるか。
ホールドユアハンド・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:エスポワールシチー
母:ハートフルビコー
母父:ゼンノメイジン
馬名の由来:曲名
前走:2歳新馬戦・1着(4番人気)
(鞍上予定:C.ルメール)
ダートの新馬戦を圧勝してきた「ホールドユアハンド」。
芝スタートだったのだがスピードの乗りが良くあっという間に先頭に立ち、後は次元の違う走りで後続に4馬身の差をつけゴールした。
鞍上にルメール騎手を確保したあたり期待の表れだろう。
ダートでの勝ち上がりだと油断するのは危険だ。
他には地方から参戦を表明している「エムティアン」や「レコードチェイサー」、芝1000mの新馬戦を好タイムで勝利した「ラブリロンリロンス」なども出走予定馬に名を連ねています。
函館2歳ステークスは2018年7月22日(日)の15時25分発走予定です。
予想オッズ
2018年・函館2歳ステークスの予想オッズです。
カッコ内はオッズとなっています。
- ナンヨーイザヨイ(2.5)
- アスターペガサス(3.5)
- スズカカナロア(4.0)
- ジゴロ(5.5)
- ホールドユアハンド(8.0)
- ロードワンダー(12.0)
- ラブミーファイン(15.0)
- イチゴミルフィーユ(20.0)
- ラブミーリッキー(25.0)
- エムティアン(40.0)
- ヒストリコ(☆)
- カルリーノ(☆)
- ガイセン(☆)
- レコードチェイサー(☆)
- ラブリロンリロンス(☆)
- トーセンオパール(☆)
- ニヴィアン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
10年間の人気別データ
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年7月22日(日)15時25分発走予定
場所・距離
函館競馬場・芝・1200m
格
G3
1着賞金
3,100万円
プレイバック
2017年7月23日(日)函館2歳ステークス(GIII)
1着:カシアス
2着:ウインジェルベーラ(アタマ)
3着:アリア(3/4馬身)
4着:デルマキセキ(クビ)
5着:パッセ(1/2馬身)
勝ちタイム:1.10.0
優勝騎手:浜中 俊
馬場:良
・【函館2歳ステークス 2017】動画・結果/カシアスが接戦を制する
「函館2歳ステークス 2017」の動画・結果です。函館2歳Sの結果は1着:カシアス、2着:ウインジェルベーラ、3着:アリア。「カシアス」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の函館2歳ステークスは15頭での争いとなった。
前評判では新馬戦で2着に敗れたものの前走の2歳未勝利戦を好タイムで快勝したカシアスが1番人気に支持された。
レースは、中団で進めた1番人気カシアスが、直線で脚を伸ばして、2番手追走から一旦は抜け出した12番人気ウインジェルベーラをゴール前で捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着に4番人気アリアが入った。
勝ったカシアスは新馬戦こそ2着に敗れたものの、そこからの2連勝で世代初の重賞ウイナーに輝いた。
1着 カシアス(浜中俊騎手)
「調教がスムーズでいい状態で本番を迎えることができました。先行勢を見ながら手応え良く運べました。直線では2着馬がしぶとかったのですが、よく交わしてくれました。すごく奥のある馬で、先々楽しみです」