ホープフルステークス2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年のホープフルステークスの着順は1着:クロワデュノール、2着:ジョバンニ、3着:ファウストラーゼンとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年12月28日(土) | 5回中山9日 | 15:40 発走
第41回 ホープフルステークス(GI)芝・右 2000m
Hopeful Stakes (G1)
2024年・ホープフルステークスの動画
2024年・ホープフルステークスの結果
1着:クロワデュノール
2着:ジョバンニ(2馬身)
3着:ファウストラーゼン(1-1/4馬身)
4着:ジュタ(1馬身)
5着:クラウディアイ(1-1/2馬身)
6着:アスクシュタイン
7着:ジェットマグナム
8着:レーヴドロペラ
9着:デルアヴァー
10着:ショウナンマクベス
11着:マスカレードボール
12着:ジュンアサヒソラ
13着:ピコチャンブラック
14着:ヤマニンブークリエ
15着:リアライズオーラム
16着:マジックサンズ
17着:アマキヒ
18着:アリオーンスマイル
勝ちタイム:2:00.5
優勝騎手:北村 友一
馬場:良
レース後のコメント
1着 クロワデュノール(北村友一騎手)
「馬を信じてました。枠の並びをみた時にスタートは絶対に決めたいと思ったので、出てくれてよかったです。思い通りではなかったですけど、馬を信じていたので、自分の競馬に撤して、馬を信じていました。緩さが解消されて動ける態勢がよりつくられていたなと思います。来年にっていう気持ちがすごく強かったので、無事に勝てて本当によかったですし、来年につなげたいと思います。また、G1を勝つことができました。本当にたくさんの方々に助けていただいて、応援していただいて、ここに導かれたんだと思います。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。来年は大きなところで勝ちたいと思いますので、ともに歩んでください。応援してください」
(斉藤崇史調教師)
「今までの2戦は少頭数の競馬でしたが、今回は頭数も多かったですし、難しい展開になったなと思っていますが、その中で北村騎手が上手く誘導してくれましたし、馬もそれに応えて勝ち切ってくれたのは素晴らしいと思います。戦前にも北村騎手とは色々話しましたが、本当にやってほしい事を全部やってくれた感じですし、馬の力を信頼して乗ってくれた感じです。ジョッキーの心理としては難しかったと思いますが、その中でも冷静に乗ってもらえたと思いますし、動きたいタイミングで1頭、2頭と動かれてしまって難しい展開だったと思いますが、ジョッキーが上手く誘導してくれました。来年、皐月賞もダービーも行きたいと思っていますので、皐月賞と同じ舞台で勝てたのは嬉しく思いますし、これで胸を張って来年に向かえると思います。デビュー前からすごく良い馬だと実感を持っていましたが、こうやって結果を残してくれていますから素晴らしいと思いますし、本当に来年が楽しみだと思います。(今後について)一旦放牧に出して状態を見て、それからになります。心肺機能がすごいところがこの馬の一番の強みだと思いますからそこを磨きつつ、成長を待ちながら大事にやっていきたいと思います。(北村騎手には)クロノジェネシスの時に本当によくしてもらって最後まで乗ってもらいたいなと思っていたところで大けがをされて最後まで乗ってもらえませんでしたが、あの時できなかった事をこの馬で一緒にやっていけたら最高だなと思います。クロノジェネシスとジェラルディーナが引退してから、なかなかGIを獲れていませんでしたが、こうして楽しみな馬が出てきてくれましたし、来年は競馬界をもっと盛上げられるよう厩舎としても頑張っていきたいと思いますし、競馬界の中心にクロワデュノールがなれるように頑張っていきますので見ていて下さい」
2着 ジョバンニ(松山弘平騎手)
「いろいろ厩舎で工夫してもらっていたんですが、ちょっとゲートを出られませんでした。ただ、1番枠だったので出られなかったんですが、中団まで潜り込んでいけてリズム良く、ロスなくいい形で運べました。一瞬、やれると思ったのですが、なかなか差をつめられなくて勝ち馬は強かったですね」
3着 ファウストラーゼン(杉原誠人騎手)
「追い切りにも乗せてもらってチャンスはあると思っていました。スタート後に不利を受けて後ろになってしまい、ペースも遅かったので思い切って動いて行きました。直線の入り口は1頭になって踏ん張りにくいシチュエーションになってしまったのがもったいなかったです。能力がありますし、もっと良くなりそうなので先が楽しみです」
4着 ジュタ((坂井瑠星騎手)
「今日で2戦目で初めての経験が多かったですが、それでもよく頑張ってくれました。来年が楽しみになる内容だったと思います」
5着 クラウディア(西村淳也騎手)
「落ち着いていましたね。道中もリラックスできていました。ただ、展開が難しかったですね。順調に力を付けていけば楽しみな馬ですよ」
6着 アスクシュタイン(横山武史騎手)
「スタートで行き脚がつかなかったですが、控えるレースでも悪くない競馬はできました。能力は高い馬ですし、(藤原調教師)先生とも今後が楽しみですねという話をしました」
7着 ジェットマグナム(丹内祐次騎手)
「楽にいい位置が取れましたし、マクる馬がいても自分のリズムで走れました。ただ、終いは思ったほど反応してくれませんでした」
8着 レーヴドロペラ(大野拓弥騎手)
「牡馬相手でも頑張ってくれました。3コーナーでノメるところはありましたが、最後まで頑張ってくれました」
9着 デルアヴァー(三浦皇成騎手)
「ゲートが、出ている馬に比べると1馬身ほど遅れてしまいました。最後は伸びていますが、ゲートが課題です」
10着 ショウナンマクベス(池添謙一騎手)
「イレ込みがきつかった。内に入っていい形だったけど右へのもたれがひどかったです。そのあたりが修正できればいいと思います」
11着 マスカレードボール(戸崎圭太騎手)
「返し馬は問題ありませんでしたが、ゲート裏で変な癖っぽいところがありました。美浦でもそういうところがありますが、改善していける癖かなと思います。3、4コーナーは手応えは悪くなかったのですが、馬場が掘れているところで脚を取られてそこからは反応がなくなってしまいました」
13着 ピコチャンブラック(上原佑紀調教師)
「レースにいって難しい面が出てしまった。能力は相当あると川田さんは言ってくれたので、また一から出直すつもりで頑張ります」
14着 ヤマニンブークリエ(武豊騎手)
「3コーナーからついていけなくて。まだ不器用すぎるかな」
15着 リアライズオーラム(菅原明良騎手)
「もう少しポジションを取りたかったのですが、枠的に厳しかったです。後ろから差してくるタイプではないかなという感じがあるのでそのあたりが影響したかもしれません」
16着 マジックサンズ(佐々木大輔騎手)
「ゲートは出てくれたのですが、道中は力んで走っていました。3角あたりではもう手応えがありませんでした」
(須貝尚介調教師)
「スタート直後に挟まれてハミをかんでしまい、道中は抜けるところがまったくなかった。今回の結果は度外視したいですね。まずはひと息入れて改めて期待したい」
17着 アマキヒ(C.ルメール騎手)
「いいポジションを取れたが、向正面でペースが上がって反応していかなかった。物見で走っていた。まだ若い」
18着 アリオーンスマイル(木幡巧也騎手)
「一気の距離延長でしたが思ったより対応できていました。新たな一面だと思いますし、いい経験になりました。自己条件ならもっと頑張れると思います」
勝ち馬プロフィール
クロワデュノール(Croix du Nord)牡2/青鹿毛 斉藤 崇史(栗東)
父:キタサンブラック 母:ライジングクロス 母父:Cape Cross
馬名の由来:北十字星(フランス語)