ジャパンカップ2021の結果・動画をまとめた記事です。2021年のジャパンカップの着順は1着:コントレイル、2着:オーソリティ、3着:シャフリヤールとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2021年11月28日(日) | 5回東京8日 | 15:40 発走
第41回 ジャパンカップ(GI)芝・左 2400m
Japan Cup (G1)
2021年・ジャパンカップの動画
2021年・ジャパンカップの結果
1着:コントレイル
2着:オーソリティ(2馬身)
3着:シャフリヤール(1-1/2馬身)
4着:サンレイポケット(3/4馬身)
5着:グランドグローリー(3/4馬身)
6着:ユーバーレーベン
7着:シャドウディーヴァ
8着:ジャパン
9着:アリストテレス
10着:キセキ
11着:ブルーム
12着:ユーキャンスマイル
13着:モズベッロ
14着:マカヒキ
15着:ロードマイウェイ
16着:ムイトオブリガード
17着:ウインドジャマー
18着:ワグネリアン
勝ちタイム:2.24.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:良
レース後のコメント
1着 コントレイル(福永祐一騎手)
「すいません…。きょうで終わりだと、いろいろとこみ上げるものがありました。本当に立派な走りをしてくれました。感動しました。(コントレイルがデビューしてからここまで)夢のような時間でした。ジョッキー人生の全てを、この馬に捧げてきた。感謝しかないです。きょうは次のキャリアに無事に送り出すことが一番の使命でしたが、課題のゲートも出てくれたし本当に完璧でした。コロナ禍のなかで生まれた3冠馬ということで、うっ屈とした世の中に光を差し込んでくれた存在だと思います」
(矢作芳人調教師)
「ホッとした気持ちと寂しい気持ちに挟まれています。展開的に厳しいレースになり、道中ヒヤヒヤしましたが、最後にこの馬の強さを見せることができ感激しています。ゲートを出て安心しました。もう少し良い位置を取る作戦でしたが、以前より行かなくなったのかペースを聞いた時位置が良くないなと思いました。今日は究極に仕上がってその通りのパフォーマンスだったと思います。ここまでプレッシャーとの戦いでした。よくぞうちの厩舎に来てくれました。感謝しかありません。コントレイルの子供で凱旋門賞を取りたいと思います」
((株)ノースヒルズ前田代表)
「感無量です。今日ほどの感動はありません。3回負けましたがそれぞれ要因がありますし、この成績は凄い名馬の証であり言うことはありません。パドックで馬を見て今日はやってくれると思いましたし、4コーナーを回った時絶対負けないと思いました。これで種牡馬になりますが、コントレイルに負けない馬を作って欲しいですね。コントレイルの子でダービー、ジャパンカップを獲りたいです。矢作厩舎に預けたからこそこういう馬になったと思います」
2着 オーソリティ(C.ルメール騎手)
「4番手で完璧なレースでしたし、精一杯走ってくれました。坂を上ってから疲れてしまいましたが、勝った馬はとても強いコントレイルですからね。仕方がありません。いい競馬はできました」
(木村哲也調教師)
「スローペースでしたが、しっかりコントロールできていました。1コーナーでトラブルがありましたが、精神的に巻き込まれず我慢してくれました。最後は脚が鈍っているところは、アルゼンチン共和国杯の時と走り方が違っていました。この3週間で調教の感じが良くなかったのか、2度とこういうことをしないようにしたいです。それでも馬はよく頑張ってくれています」
3着 シャフリヤール(川田将雅騎手)
「目の前に2着馬、後ろから勝ち馬という形。3歳で年長馬相手に最後まで一生懸命頑張ってくれてるので、来年は更にいい走りができると思います」
(藤原英昭調教師)
「1コーナーで入られてストレスがかかったかな。ただ、完全に3冠馬は強かった。よく喰らい付いて頑張っているし、まだ伸びしろはある。斤量差も期待していたし、馬場も若干重たさはあったが許容範囲。競馬としては完璧に乗ってくれている。課題は見つかったので、また成長させたい。3冠馬と戦えたのは貴重な経験。それにしてもコントレイルは強かったね。今年いっぱい頑張ってくれたので、体を休めて来年スケジュールを立てます」
4着 サンレイポケット(鮫島克駿騎手)
「今日の馬場状態を一日見て、自分が感じた感触を踏まえてこの馬なら2400メートルきっちりインを通ろうと考えていました。最後は上位3頭に迫るぐらいの脚できてくれて強い相手に頑張ってくれましたが、前走同様に一角を崩せなかったのは自分の技術不足だと思います。いい経験をさせていただいているので、このチャンスを生かせるように頑張っていきたいです。馬はよく頑張ってくれました」
5着 グランドグローリー(C.デムーロ騎手)
「良いスタートを切り、コントレイルを見ながら運べる理想的なポジションを取れました。2コーナーでの不利は痛かったものの、最後まで気持ちを切らさず素晴らしい走りを見せてくれました」
(ジャンルカ・ビエトリーニ調教師)
「5着という結果に非常に満足しています。馬が内によれてバランスを崩したように見えましたが、クリスチャンが直線で立て直してくれました。この馬はとてもメンタルの強い馬です。ジャパンカップに参戦できたことはとてもいい経験になりましたし、素晴らしいレースですのでまた別の馬で参戦したいです」
6着 ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「前走よりやる気があってオークスくらいの気配でした。勝ち馬の後ろでじっくり進めましたが、3、4コーナーからのプレッシャーがきつく直線も進路取りがタイトでした。スムーズだったら5着はあったと思います」
7着 シャドウディーヴァ(斎藤誠調教師)
「アリストテレスが行ったので、好位からの競馬に切り替えた。しまいが甘くなったのは距離もあるのかな」
8着 ジャパン(武豊騎手)
「上手く内に潜り込んで良い競馬は出来たが。すごく良い馬だが、馬のピークではなかったかも」
(パトリック・キーティング調教助手)
「馬場はこの馬にはちょっと速かったかもしれません。スタート後は良い位置を取れましたが、途中でついて行けなくなったようです」
9着 アリストテレス(横山武史騎手)
「行けるなら行こうと思っていましたし、途中から捲られても大丈夫でした。反応も良かったです。ただ終いはきつくなってしまいました」
10着 キセキ(和田竜二騎手)
「前走よりゲートが出なかった。後ろから差す馬では無くなっている。スタミナ勝負にしたかったが。馬はよくなっているけど難しい」
11着 ブルーム(R.ムーア騎手)
「スタートで出遅れてしまいました。ペースは遅かったですが、最後は伸びませんでした」
(パトリック・キーティング調教助手)
「出遅れが痛かったです」
12着 ユーキャンスマイル(友道康夫調教師)
「この馬にとってはタフな競馬の方が良かったし、持ち味が発揮できなかった」
13着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「秋3戦目でこの3戦で具合は一番良かった。徐々には良くなっているけど、もうちょっとですね」
14着 マカヒキ(藤岡康太騎手)
「スタートをポンと出て、押していったけど、周りが速くていい位置を取れなかった。ラストは伸びてはいるが、流れが向かなかった」
15着 ロードマイウェイ(三浦皇成騎手)
「ゲートの駐立が良くなくて、うまくゲートを出せなかった。流れがゆるかったが、最後まで頑張った」
16着 ムイトオブリガード(柴田善臣騎手)
「ブリンカーをつけた前回はしっかり走ってくれたけど、慣れてしまったのかハミをとってくれなかった」
17着 ウインドジャマー(北村宏司騎手)
「久しぶりの芝でしたけど、コンディションの良さは感じました。多少気負うところはあったけど、最後まで頑張ってくれた」
18着 ワグネリアン(戸崎圭太騎手)
「リズムよくいけました。返し馬から落ち着きがあって、馬の感じは良かったけど、最後は苦しくなりました」
勝ち馬プロフィール
コントレイル(Contrail)牡4/青鹿毛 矢作 芳人(栗東)
父:ディープインパクト 母:ロードクロサイト 母父:Unbridled s Song
馬名の由来:飛行機雲