ジャパンダートダービー2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年のJDDの着順は1着:ミックファイア、2着:キリンジ、3着:ミトノオーとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年7月12日(水) | 大井 | 20:10 発走
第25回 ジャパンダートダービー(JpnI)ダート・右 2000m
Japan Dirt Derby (Jpn1)
2023年・ジャパンダートダービーの動画
2023年・ジャパンダートダービーの結果
1着:ミックファイア
2着:キリンジ(2-1/2馬身)
3着:ミトノオー(クビ)
4着:ユティタム(3-1/2馬身)
5着:オーロイプラータ(1-1/2馬身)
6着:ゴライコウ
7着:ドラケン
8着:ブルマリンシェール
9着:オマツリオトコ
10着:ライズゾーン
11着:テーオーリカード
勝ちタイム:2:04.6
優勝騎手:御神本 訓史
馬場:良
レース後のコメント
1着 ミックファイア(御神本訓史騎手)
「最高です。それしか言葉が見つかりません、今は。パドックから返し馬と非常に落ち着いて雰囲気は良かった。本当はもう少し前につけたかったけど、プレッシャーがきつくて思ったより後ろになってしまった。でも馬が気持ちを切らさず走ってくれた。道中も羽田盃、東京ダービーよりペースがきつくて手応えがいい方ではなかったが、そんななかで気持ちを切らさず走った馬が強かったと思います。JRA勢は超一流のメンバー。そこを強い競馬で勝ち切った。ますます期待してほしい」
(渡邉和雄調教師)
「本当に嬉しいです。東京ダービーの時には絶対負けてはいけないレース、という緊張感がありました。今日も緊張感はありましたが、チャレンジャーの気持ちで行こうと思っていました。(ゴール後の御神本コール)は嬉しかったですね。1990年のアイネスフウジンのダービーのナカノコールの時に東京競馬場にいましたが、地元(大井)で御神本コールを聞けるなんて思っていませんでした。羽田盃と東京ダービーは2番手からで、揉まれる競馬をしたことがなかったですし、そういう展開になればと思っていました。ただJRA勢は強くて、思った展開にはさせてくれなかったので、道中は緊張しながら見ていました。正直4コーナーでは武豊さんの馬がセーフティーリードかな、と一瞬頭をよぎりましたが、御神本騎手も最後まで馬をしっかりと動かしてくれて、最後はねじ伏せてくれました。(先頭が)変わると思った時には本当に嬉しかったです。この後夏は休ませてあげて、このレベルの馬、無敗の三冠馬に恥じないレース選択をしようと思います。今年はJBCも地元ですからそこを考えつつ、さらに結果が出るなら、チャンピオンズカップへ行けたら良いねとレース前にはオーナーと話していました。今日の勝ち方なら胸を張って言えるのかなと思いますし、この馬に相応しいレース選択をしてあげたいです」
2着 キリンジ(藤岡佑介騎手)
「2走ぶりに乗りましたが、返し馬からとてもコンディションが良いと感じました。大井の2000mは合っていると陣営とも話していましたし、期待以上にいい感じで走ってくれました。若さを残す中でこれだけのパフォーマンスを見せてくれて、いい競馬でした」
3着 ミトノオー(武豊騎手)
「前半力んでかかったのが痛かったですね。力んでいる分、最後スタミナがなくなりました。前向き過ぎるところがあるので今後の課題でもあります。能力はありますね」
4着 ユティタム(川田将雅騎手)
「リズムの良い競馬が出来ました。3コーナーから進んで行かなかったのは、中間の暑さの影響があったかも知れません」
5着 オーロイプラータ(団野大成騎手)
「一歩目を出た時の反応が良かったが、そこでつまずいて不完全燃焼。前回よりも馬は良くなっていた」
6着 ゴライコウ(幸英明騎手)
「最後は少し止まりましたが、道中の手応えは良かったです。今日はメンバーも強かったですが、前回乗った時より馬は良くなっていました。これからさらに良くなって来ると思います」
7着 ドラケン(菅原涼太騎手)
「状態は上がっていた。操縦性がいいし、これがいい経験になれば」
11着 テーオーリカード(岩田望来騎手)
「逃げられたら行こうと思ったが出足が良くなくて番手に切り替えた。3コーナーから手応えがあやしくなって距離もあるのかな」
勝ち馬プロフィール
ミックファイア(Mick Fire)牡3/鹿毛 渡辺 和雄 (大井)
父:シニスターミニスター 母:マリアージュ 母父:ブライアンズタイム