キーンランドカップ2018のデータ・枠順の情報です。枠順別や脚質別、種牡馬別など多くのデータを掲載しており、そこから導かれる注目馬&危険馬をピックアップしています。いろいろな角度から出走馬を分析し激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!
2018年8月26日(日) | 2回札幌4日 | 15:35 発走
第13回 キーンランドカップ(GIII)芝・右 1200m
Keeneland Cup (G3)
目次
枠順
「キーンランドカップ」の枠順が発表されました。
2015年の桜花賞馬レッツゴードンキは3枠6番、重賞連勝を狙うムーンクエイクは3枠5番、2016年のブランボヌール以来の3歳制覇を狙うダノンスマッシュは4枠7番、モレイラ騎手とのコンビで重賞初制覇をもくろむナックビーナスは6枠11番に入った。
2018年・キーンランドカップの出走予定馬・予想オッズに関する記事を公開しました。記事には注目馬ピックアップや参考レースも書いております。
・【キーンランドカップ2018】出走予定馬・騎手/楽しみなメンバー揃ったG3戦
・【キーンランドカップ2018】予想オッズ/レッツゴードンキ&岩田騎手が人気の中心
キーンランドカップ 2018の出走予定馬・想定騎手の情報です。キーンランドカップの出走登録は20頭。出走予定馬にはレッツゴードンキやダノンスマッシュが名を連ねています。G1で活躍した馬や勢いある3歳馬など楽しみなメンバーが揃ったぞ!
データ
2018年・キーンランドカップのデータです。
黄色はいいデータ、赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。
枠順別データ
(過去20年)
データ的に狙いたくなるのは外目の枠。
中でもキーンランドカップでは「6枠」と「7枠」を狙ってみたい。
ともに複勝率2割を超え、単勝・複勝回収率も他に比べていい成績を残している。
しっかり押さえておきたい。
逆に成績が良くないのは「1枠」と「3枠」。
ともに複勝率が15%を割り込んでいる。
割り引いて考えていこう。
〇・6枠、7枠
- ナックビーナス
- トゥラヴェスーラ
- キャンベルジュニア
- タマモブリリアン
×・1枠、3枠
- クリーンファンキー
- スターオブペルシャ
- ムーンクエイク
- レッツゴードンキ
脚質別データ
(過去20年)
脚質的には逃げ・先行勢が馬券の多くを占める。
前に行く馬は必ず押さえておきたい。
追い込み馬はかなり厳しい。
種牡馬別データ
(札幌競馬場の芝1200mで行われた過去5年)
札幌芝1200mを特に得意としていて注目したい種牡馬は「ダイワメジャー」。
勝ちきれないケースがあるものの複勝率は3割を大きく超え、複勝回収率もかなり高い。
洋芝をかなり得意としている
ダイワメジャー産駒は今年2頭出走する。
他には複勝率が高い「アドマイヤムーン」や「タイキシャトル」、勝率が高い「キングカメハメハ」もピックアップしたい。
〇・種牡馬別での好データ馬
- スターオブペルシャ(ダイワメジャー)
- ナックビーナス(ダイワメジャー)
- ムーンクエイク(アドマイヤムーン)
- オールインワン(アドマイヤムーン)
- クリーンファンキー(タイキシャトル)
- レッツゴードンキ(キングカメハメハ)
前走のレース別データ
(過去10年)
前走オープン特別組だけガクッと成績が落ちる。
重賞組か条件戦組を狙ってみたい。
×・前走オープン特別組
- クリーンファンキー
- デアレガーロ
- タマモブリリアン
- ユキノアイオロス
- オールインワン
年齢別データ
(過去10年)
4歳・5歳馬が強さを見せている。
この二世代はともに勝率が二桁を超えており、4歳馬に至っては複勝率が4割近い驚異的な数字を残している。
目が離せない世代だ。
逆に3歳馬の苦戦が目立つ。
2016年にワンツーフィニッシュを決めたものの、他はほとんど馬券を外している。
軽量だからといって飛びつくと危険。
しっかり見極めたい。
〇・4、5歳馬
- クリーンファンキー
- スターオブペルシャ
- ペイシャフェリシタ
- ムーンクエイク
- デアレガーロ
- キングハート
- ナックビーナス
- タマモブリリアン
- オールインワン
×・3、6歳馬
- レッツゴードンキ
- ダノンスマッシュ
- トゥラヴェスーラ
- キャンベルジュニア
性別別データ
(過去10年)
キーンランドカップでは牝馬の活躍が特に目立つ。
半数以上の年で牝馬が優勝しており、複勝率も牡馬・せん馬の倍近い数字を残している。
「夏は牝馬」の格言がここでも活きている。
〇・牝馬
- クリーンファンキー
- ペイシャフェリシタ
- レッツゴードンキ
- デアレガーロ
- ナックビーナス
- タマモブリリアン
前走の競馬場別データ
(過去10年)
前走の競馬場別で見てみると前走同じ札幌競馬場を使ってきた馬の苦戦が目立つ。
40頭が出走して勝ったのはわずか1頭。
複勝率も15%にとどまっている。
他には新潟組も振るわない。
逆に成績がいいのは5勝を挙げる函館と複勝率が2割を超える東京、中京コースを取り上げておきたい。
〇・函館、東京、中京コース
- ヒルノデイバロー
- ムーンクエイク
- レッツゴードンキ
- ダノンスマッシュ
- ティーハーフ
- キングハート
- ナックビーナス
- キャンベルジュニア
×・札幌、新潟コース
- クリーンファンキー
- スターオブペルシャ
- ペイシャフェリシタ
- デアレガーロ
- ユキノアイオロス
- オールインワン
所属別データ
(過去10回)
関西馬が関東馬を圧倒している。
馬券圏内に来た30頭の内、22頭が関西馬だった。
〇・関西馬
- ヒルノデイバロー
- レッツゴードンキ
- ダノンスマッシュ
- ティーハーフ
- トゥラヴェスーラ
- タマモブリリアン
- オールインワン
出走馬の札幌芝コース相性データ
(複勝率5割以上)
キーンランドカップが開催される札幌芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
中でも注目なのは札幌コース3戦して馬券圏内を外していないのレッツゴードンキだ。
今回が札幌芝コースが初めてという馬はムーンクエイク、ダノンスマッシュ、キングハート、トゥラヴェスーラ、キャンベルジュニアの5頭。
〇・コース相性
- クリーンファンキー
- スターオブペルシャ
- ヒルノデイバロー
- ペイシャフェリシタ
- レッツゴードンキ
- ティーハーフ
- ナックビーナス
- タマモブリリアン
人気別データ
(過去10年)
キーンランドカップの1番人気は【1-4-3-2】と勝ち切れないケースが目立つが、複勝率は80%と堅実な成績。
2桁人気は63頭が出走して、馬券圏内ははわずか3頭と苦戦傾向。
2018年・キーンランドカップの追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。
・【キーンランドカップ2018 追い切り】抜群の動きを見せたのは
キーンランドカップ 2018の追い切り・コメントの情報です。キーンランドカップに出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
データから導かれる注目馬
上記のデータからキーンランドカップで注目したい三頭はこちらだ。
ナックビーナス・5歳牝馬
26戦6勝 [6-8-5-7]
父:ダイワメジャー
母:レディトゥプリーズ
母父:More Than Ready
馬名の由来:冠名+美の女神
前走:函館スプリントステークス・3着(1番人気)
(鞍上予定:J.モレイラ)
〇・枠順、種牡馬、年齢、前走のレース、性別、前走の競馬場、コース相性
×・なし
ほぼパーフェクトと言っていいほど加点を得たナックビーナス。
悲願の重賞制覇は目前だ。
レッツゴードンキ・6歳牝馬
27戦3勝 [3-7-5-12]
父:キングカメハメハ
母:マルトク
母父:マーベラスサンデー
馬名の由来:さあ進もう「ドンキホーテ」のように
前走:ヴィクトリアマイル・6着(6番人気)
(鞍上予定:岩田康誠)
〇・種牡馬、前走のレース、性別、前走の競馬場、コース相性
×・枠順、年齢
札幌コースと相性の良さを見せる。
いい形でG1へ歩を進めたいところ。
ムーンクエイク・5歳せん馬
12戦6勝 [6-3-0-3]
父:アドマイヤムーン
母:リッチダンサー
母父:Halling
馬名の由来:月震。月を動かすくらいの躍動を期待して。父名、母名より連想
前走:京王杯スプリングカップ・1着(4番人気)
(鞍上予定:C.ルメール)
〇・種牡馬、年齢、前走のレース、前走の競馬場
×・枠順
札幌芝1200mで好成績を残すアドマイヤムーン産駒のムーンクエイクも目が離せない。
重賞連勝で短距離界に新風をふかせるか。
危険な人気馬
上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。
クリーンファンキー・5歳牝馬
20戦5勝 [5-2-1-12]
父:タイキシャトル
母:マヤノメメント
母父:フレンチデピュティ
馬名の由来:冠名+ファンキーな
前走:UHB賞・1着(4番人気)
(鞍上予定:武豊)
〇・種牡馬、年齢、性別
×・枠順、前走のレース、前走の競馬場
前走UHB賞を勝ち上がってきたクリーンファンキーは多くの×を集めてしまった。
斤量が4kg増えるのも不安材料だ。
- 函館記念 ブレスジャーニー 4着(2番人気)
- 函館2歳ステークス ホールドユアハンド 14着(5番人気)
- アイビスサマーダッシュ ベストマッチョ 17着(7番人気)
- 小倉記念 ストーンウェア 5着(6番人気)
- 札幌記念 モズカッチャン 3着(4番人気)