神戸新聞杯2018の出走予定馬・想定騎手の情報です。11頭が出走登録を済ませています。出走予定馬にはワグネリアンやエポカドーロなどが名を連ねています。前哨戦でいきなりぶつかり合うクラシックホース。今後を占う重要な一戦となる。
2018年9月23日(日) | 4回阪神7日 | 15:35 発走
第66回 神戸新聞杯(GII)芝・右・外 2400m
Kobe Shimbun Hai(Japanese St. Leger Trial) (G2)
神戸新聞杯・出走予定馬
2018年の神戸新聞杯に11頭が登録を済ませております。
フルゲートは18頭となっています。
- ワグネリアン(※・藤岡康太)56.0kg
- エポカドーロ(戸崎圭太)56.0kg
- タイムフライヤー(和田竜二)56.0kg
- メイショウテッコン(松山弘平)56.0kg
- ゴーフォザサミット(蛯名正義)56.0kg
- ステイフーリッシュ(川田将雅)56.0kg
- アドマイヤアルバ(岩田康誠)56.0kg
- ハーベストムーン(幸英明)56.0kg
- エタリオウ(M.デムーロ)56.0kg
- ビッグスモーキー(未定)56.0kg
- ダブルシャープ(未定)56.0kg
※・福永騎手が今週と来週の騎乗を取りやめたため、藤岡康太騎手に乗り替わることが発表されました。
出走予定馬・ピックアップ
阪神競馬場で行われる芝G2「神戸新聞杯」。
今年は11頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
ワグネリアン・3歳牡馬
6戦4勝 [4-1-0-1]
父:ディープインパクト
母:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
馬名の由来:ワーグナーファンの意味
前走:日本ダービー・1着(5番人気)
(鞍上予定:未定)
第85回の日本ダービー優勝馬「ワグネリアン」が神戸新聞杯から始動する。
皐月賞で7着に敗れ、有利とはいえない8枠からの出走のため日本ダービーでは5番人気に甘んじた。
それでも福永騎手の積極的な先行策に馬が答え、逃げたエポカドーロを半馬身差し切り先頭でゴール。
栄光のダービー馬に上り詰めた。
秋は予定通り神戸新聞杯からスタート。
今後は結果次第で天皇賞秋か菊花賞になるとのこと。
100%の仕上げではないだろうが、十分に力を出せる状態にはある。
今月6日未明の北海道胆振東部地震により、母のミスアンコールが骨折し犠牲になったばかり。
北海道の暗い空気をワグネリアンが吹き飛ばす。
エポカドーロ・3歳牡馬
6戦3勝 [3-2-1-0]
父:オルフェーヴル
母:ダイワパッション
母父:フォーティナイナー
馬名の由来:黄金の時代(伊)。父名、母父名より連想
前走:日本ダービー・2着(4番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)
皐月賞馬「エポカドーロ」も黙っていない。
7番人気で皐月賞を制し競馬ファンを驚かせたが、日本ダービーでも逃げて2着に粘り強さを再認識させられた。
これまで馬券圏内を外していないのも心強い。
1週前の追い切りでも併せたステファノスに1馬身先着するなど状態は整っている。
藤原英調教師も「順調。ひと夏越して中身がしっかりとした」とコメントしているように成長した姿を見せてくれそうだ。
不安だった距離も前走で克服済み。
同世代のライバルを下し黄金の時代を築き上げる。
タイムフライヤー・3歳牡馬
8戦3勝 [3-2-0-3]
父:ハーツクライ
母:タイムトラベリング
母父:ブライアンズタイム
馬名の由来:時を超える者
前走:日本ダービー・11着(14番人気)
(鞍上予定:和田竜二)
こちらもG1ホースの「タイムフライヤー」。
2歳時にホープフルステークスを制している。
そんな栄光も過去のものになり始めている。
3歳になった今年は成績が上がってこない。
若葉ステークスで5着に沈むと、クラシックでも10着、11着と二桁着順が続いてしまっている。
ひと夏越して復活の兆しをつかめるか。
見えない壁との戦いは続く。
エタリオウ・3歳牡馬
7戦1勝 [1-4-0-2]
父:ステイゴールド
母:ホットチャチャ
母父:Cactus Ridge
馬名の由来:得たりおう。うまくしとめたとき、応戦するときに発する言葉
前走:日本ダービー・4着(13番人気)
(鞍上予定:M.デムーロ)
日本ダービーで13番人気ながら4着と健闘した「エタリオウ」も注目の一頭。
青葉賞2着で出走権利を得たダービーでは唯一後方から伸びて上位に入った。
決して展開に恵まれての上位進出ではなかっただけに4着でも評価せざるを得ない。
今回はM,デムーロ騎手を起用するなど本気度がうかがえる。
賞金的に神戸新聞杯で加算するか優先出走権を得ないと菊花賞は厳しい。
前哨戦でも結果が求められる一戦となる。
メイショウテッコン・3歳牡馬
7戦4勝 [4-0-0-3]
父:マンハッタンカフェ
母:エーシンベロシティ
母父:Lemon Drop Kid
馬名の由来:冠名+鉄魂
前走:ラジオNIKKEI賞・1着(2番人気)
(鞍上予定:松山弘平)
連勝の勢いに乗る「メイショウテッコン」。
春のクラシックには乗れなかったもののここまで4勝と確実に力をつけてきた。
前走のラジオNIKKEI賞ではトップハンデを背負いながらも後続を完封し重賞初制覇を果たした。
父マンハッタンカフェのように夏の成長を勢いに菊花賞制覇まで突き進む。
ステイフーリッシュ・3歳牡馬
5戦2勝 [2-0-1-2]
父:ステイゴールド
母:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
馬名の由来:常識に囚われるな。有名なスピーチから。父名より連想
前走:日本ダービー・10着(10番人気)
(鞍上予定:藤岡佑介)
こちらも重賞勝ち馬の「ステイフーリッシュ」。
京都新聞杯を制しており、ホープフルステークスでも3着に入っている。
地味なタイプで人気しない傾向にあるが、軽視すると痛い目に合いそう。
ゴーフォザサミット・3歳牡馬
8戦3勝 [3-0-0-5]
父:ハーツクライ
母:ラグジャリー
母父:Storm Cat
馬名の由来:頂点を目指す
前走:札幌記念・7着(8番人気)
(鞍上予定:蛯名正義)
青葉賞を制し日本ダービー(7着)まで駒を進めた「ゴーフォザサミット」。
前走の札幌記念では小回りが合わなかったものの、早めに動いて古馬相手に見せ場は作った。
広い阪神競馬場ならもっとやれるはず。
他にも京都新聞杯2着の「アドマイヤアルバ」やすみれステークス3着の「ビッグスモーキー」、ダートで3勝を挙げる「ハーベストムーン」も出走を予定しています。
神戸新聞杯は2018年9月23日(日)の15時35分発走予定です。
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年9月23日(日)15時35分発走予定
場所・距離
阪神競馬場・芝・2400m
格
G2
1着賞金
5,400万円
プレイバック
2017年9月24日(日)神戸新聞杯(GII)
1着:レイデオロ
2着:キセキ(2馬身)
3着:サトノアーサー(3/4馬身)
4着:ダンビュライト(1/2馬身)
5着:アドマイヤウイナー(1/2馬身)
勝ちタイム:2.24.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
・【神戸新聞杯 2017】動画・結果/レイデオロが堂々抜け出す
「神戸新聞杯 2017」の動画・結果です。神戸新聞杯の結果は1着:レイデオロ、2着:キセキ、3着:サトノアーサー。「レイデオロ」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の神戸新聞杯は14頭での争いとなった。
前評判では日本ダービーを制したレイデオロが1番人気に支持された。
レースは、4番手でレースを進めた1番人気レイデオロが、直線で悠々と前を交わして抜け出し、馬群の中から脚を伸ばしてきた2番人気キセキに2馬身差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着に3番人気サトノアーサーが入った。
1着 レイデオロ(C・ルメール騎手)
「今日もしっかり能力を発揮してくれました。スタートも速くてびっくり、3番手からのレースでした。返し馬から乗りやすく、馬が大人になって、レースではリラックスしていました。スタミナがある馬です。それに直線に入るところでうまく息が入りました。今日は楽に勝てました。でもまだ100%ではありませんからね。このレースを使ってさらに良くなるでしょう。この後が本当に楽しみです」