小倉記念 2018のデータ・枠順の情報です。2018年・小倉記念のデータは枠順別や脚質別、種牡馬別データなど多くの情報を掲載しています。さまざまな情報から小倉記念での激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!
2018年8月5日(日) | 2回小倉4日 | 15:35 発走
第54回 小倉記念(GIII)芝・右 2000m
Kokura Kinen (G3)
目次
枠順
「小倉記念」の枠順が発表されました。
武豊騎手と初コンビを組むトリオンフは8枠11番、JRA全10場重賞制覇に王手がかかる蛯名騎手が騎乗するspan class=”marker”>ストーンウェアは3枠3番、初の短期免許で来日したアブドゥラ騎手が騎乗するストロングタイタンは4枠4番、前走の七夕賞で波乱を演じたメドウラークは6枠8番に入った。
2018年・小倉記念の出走予定馬・予想オッズに関する記事を公開しました。記事には注目馬ピックアップや参考レースも書いております。
・【小倉記念2018】予想オッズ・出走予定馬/夏の小倉で輝く馬は
小倉記念 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。小倉記念の出走登録は12頭。出走予定馬にはトリオンフやストロングタイタンが名を連ねています。夏の小倉のハンデ戦。暑さに負けず激走するのはどの馬か。
データ
2018年・小倉記念のデータです。
黄色はいいデータ、赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。
枠順別データ
(過去20年)
小倉記念で好成績を残している枠は「3枠」。
勝率、複勝率がトップで、単勝回収率も380%ととても高い数字をたたき出している。
ダンスアジョイ、クランモンタナといった穴馬の激走も3枠だった。
他には最多の5勝を挙げ、単勝回収率が100を超える「8枠」も抑えておこう。
逆に成績が良くないのは「1枠」。
20年間未勝利で、連対率もわずか4%しかない。
割り引きが必要だろう。
〇・3枠、8枠
- ストーンウェア
- トリオンフ
- サンマルティン
×・1枠
- キョウヘイ
脚質別データ
(過去20年)
脚質的には先行・差しが拮抗していて、馬券圏内のほとんどを占めている。
逃げや追い込みといった極端な脚質の馬は苦戦傾向にある。
種牡馬別データ
(小倉競馬場の芝2000mで行われた過去5年)
小倉芝2000mを特に得意としている種牡馬は「ディープインパクト」だが今年は産駒の参戦ゼロ。
他に目に付く成績なのは「ハービンジャー」だ。
勝率では1位のディープインパクトを上回り、複勝率も3割近い数字を残している。
ハービンジャー産駒は今年は3頭が出走する。
他には複勝率が高い「ハーツクライ」や勝率・単勝回収率が高い「メイショウサムソン」もピックアップしたい。
〇・種牡馬別での好データ馬
- レイホーロマンス(ハービンジャー)
- マイネルサージュ(ハービンジャー)
- サンマルティン(ハービンジャー)
- サトノクロニクル(ハーツクライ)
- キンショーユキヒメ(メイショウサムソン)
馬体重別データ
(過去10年)
馬体重別でみると439kg以下の軽量馬と520kgを超える大型馬の苦戦が目に付く。
極端な馬体重の馬は減点したほうが良いかもしれない。
もっとも複勝率がいいのは440kgから459kgの馬たち。
複勝率は3割を超えている。
※下に馬名が上がっているのは前走の馬体重の数字で掲載しています。当日の馬体重を見極めてください。
〇・440kg~459kg
- マウントゴールド
- サトノクロニクル
×・430kg未満&520kg以上
- キョウヘイ
- レイホーロマンス
- ストロングタイタン
- エーティーサンダー
- トリオンフ
前走のレース別データ
(過去10年)
極端に相性がいいレースはないのだが、前走オープン特別を使ってきた馬は小倉記念と相性が悪い。
連対馬を輩出できておらず、苦戦続き。
減点が必要そうだ。
×・前走オープン特別組
- ストーンウェア
- サンマルティン
年齢別データ
(過去10年)
若い馬の活躍が目立つ。
中でも4歳、5歳馬が10年で7勝をマークしている。
この2世代は外せない。
〇・4、5歳馬
- キョウヘイ
- レイホーロマンス
- ストロングタイタン
- キンショーユキヒメ
- マウントゴールド
- エーティーサンダー
- サトノクロニクル
- トリオンフ
性別別データ
(過去10年)
小倉記念ではそこまで牝馬が強くない。
ここでは「夏は牝馬」の格言は通用しないようだ。
斤量別データ
(過去10年)
ハンデ戦の小倉記念で気になるのは斤量だ。
軽量馬は思いのほか好走しておらず、56kg以上の斤量を背負った馬たちが複勝率2割を超えている。
軽量だからという理由で飛びつくのは危険だ。
〇・56kg以上
- ストロングタイタン
- マイネルサージュ
- メドウラーク
- サトノクロニクル
- トリオンフ
- サンマルティン
×・53kg以下
- レイホーロマンス
- エーティーサンダー
所属別データ
(過去10回)
関西馬の参戦が圧倒的に多いが複勝率的にはほぼ五分。
気にする必要はない。
出走馬の小倉芝コース相性データ
(複勝率5割以上)
小倉記念が開催される小倉芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
中でもトリオンフは小倉競馬場では【2-1-0-0】とパーフェクト連対で2月には小倉大賞典を制している。
今回が小倉芝コースが初めてという馬はストーンウェア、マイネルサージュ、マウントゴールド、サトノクロニクルの4頭。
〇・コース相性
- キョウヘイ
- レイホーロマンス
- ストロングタイタン
- キンショーユキヒメ
- メドウラーク
- エーティーサンダー
- トリオンフ
- サンマルティン
人気別データ
(過去10年)
小倉記念は過去10年、1番人気は【0-3-2-5】で複勝率こそ50%ながら勝利からは遠ざかっている。
2~6番人気に好走が多く、特に近5年は1番人気が3着1回しかないのに対し、2~6番人気は計【4-5-4-12】で複勝率52%と圧倒的な成績を残している。
ハンデ戦ながら人気馬の好走が目立つ。
7番人気以下も、この5年では一昨年の優勝馬・クランモンタナ(11番人気)以外はすべて圏外に敗退しておりあまり穴をねらいすぎるのは危険。
2018年・小倉記念の追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。
小倉記念 2018の追い切り・コメントの情報です。小倉記念に出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
データから導かれる注目馬
上記のデータから小倉記念で注目したい三頭はこちらだ。
トリオンフ・4歳せん馬
15戦5勝 [5-4-0-6]
父:タートルボウル
母:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク
馬名の由来:凱旋(仏)
前走:鳴尾記念・2着(1番人気)
(鞍上予定:武豊)
今年の小倉記念の出走馬の中で最初に取り上げたいのは「トリオンフ」だ。
小倉競馬場を得意としておりこれまで3戦して2勝、2着1回と抜群の成績を残している。
他にも枠順や年齢、斤量などでも馬名が挙がった。
初コンビとなる武豊騎手を背に、2つ目の重賞タイトルを狙う。
サンマルティン・6歳せん馬
14戦6勝 [6-1-0-7]
父:ハービンジャー
母:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:アルゼンチン輩出の軍人名より。南アメリカ各国を独立に導いた英雄
前走:都大路ステークス・1着(5番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
昨年の小倉記念2着の「サンマルティン」もデータ的に買いだ。
小倉2000mを得意とするハービンジャー産駒で、他にも枠順や斤量、コース相性などもサンマルティンの好走を後押しする。
昨年はハナ差の2着。
今年こそは。
サトノクロニクル・4歳牡馬
12戦3勝 [3-4-1-4]
父:ハーツクライ
母:トゥーピー
母父:Intikhab
馬名の由来:冠名+年代記
前走:天皇賞春・12着(5番人気)
(鞍上予定:M.デムーロ)
ハーツクライ産駒の「サトノクロニクル」からも目が離せない。
小倉2000mではハーツクライ産駒がディープインパクト産駒を上回る複勝率を残している。
他にもサトノクロニクルは年齢や馬格、斤量などでも加点した。
デムーロ騎手とのコンビでは【1-0-1-0】と馬券圏内を外していない。
昨年のチャレンジカップ以来の重賞制覇なるか。
危険な人気馬
上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。
ストーンウェア・6歳牡馬
25戦5勝 [5-5-4-11]
父:Birdstone
母:Antique Auction
母父:Geiger Counter
馬名の由来:せっ器、陶磁器の一種
前走:メイステークス・2着(5番人気)
(鞍上予定:蛯名正義)
2度目の重賞挑戦となる「ストーンウェア」に危険信号が灯った。
前走オープン特別を使ってきた馬は小倉記念ではいい成績を残せておらず、小倉競馬場初参戦なのも不安なポイントだ。
鞍上の蛯名騎手にはJRA全10場での重賞制覇がかかる一戦だが、今回は厳しいかもしれない。
- CBC賞 アサクサゲンキ 4着(3番人気)
- 七夕賞 マイネルミラノ 9着(8番人気)
- 函館記念 ブレスジャーニー 4着(2番人気)
- 函館2歳ステークス ホールドユアハンド 14着(5番人気)
- アイビスサマーダッシュ ベストマッチョ 17着(7番人気)