小倉記念 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。小倉記念の出走登録は12頭。出走予定馬にはトリオンフやストロングタイタンが名を連ねています。夏の小倉のハンデ戦。暑さに負けず激走するのはどの馬か。
2018年8月5日(日) | 2回小倉4日 | 15:35 発走
第54回 小倉記念(GIII)芝・右 2000m
Kokura Kinen (G3)
過去の傾向
「小倉記念」は小倉競馬場・ダート1800mで行われるハンデ戦で、1着馬には4,100万円が贈られる。
配当的には1番人気は0勝・2着3回・3着2回と複勝率は5割。
過去10年間1番人気の優勝はない。
さらにここ4年連続馬券外に飛んでおり、人気を裏切る結果が続いている。
昨年の1番人気・ストロングタイタンは8着に沈んだ。
二桁人気の馬は61頭が出走して馬券圏内は2勝を含む4頭。
ハンデ戦らしく穴馬の激走が目立つ。
最も人気薄で勝利したのは2009年のダンスアジョイ。
16番人気(64.7倍)での優勝だった。
三連単が10万円以上の高配当を出したのは10年で4度。
1万円を切る堅い決着はなく、常に万馬券以上の決着となっている。
出走馬・騎手確定
8月2日に小倉記念の出走馬が確定しました。
出走馬・騎手は以下のようになっています。
- エーティーサンダー(荻野極)51.0kg
- キョウヘイ(高倉稜)55.0kg
- キンショーユキヒメ(秋山真一郎)54.0kg
- サトノクロニクル(M.デムーロ)57.0kg
- サンマルティン(池添謙一)56.0kg
- ストロングタイタン(B.アヴドゥラ)57.0kg
- ストーンウェア(蛯名正義)54.0kg
- トリオンフ(武豊)57.0kg
- マイネルサージュ(和田竜二)56.0kg
- マウントゴールド(浜中俊)54.0kg
- メドウラーク(丸田恭介)56.0kg
- レイホーロマンス(北村友一)51.0kg
2018年・小倉記念の追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後の関係者のコメントを書いております。
小倉記念 2018の追い切り・コメントの情報です。小倉記念に出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
出走予定馬
2018年の小倉記念に12頭が登録を済ませております。
フルゲートは18頭となっています。
- トリオンフ(武豊)57.0kg
- キンショーユキヒメ(秋山真一郎)54.0kg
- サンマルティン(池添謙一)56.0kg
- サトノクロニクル(M.デムーロ)57.0kg
- マイネルサージュ(和田竜二)56.0kg
- ストロングタイタン(B.アヴドゥラ)57.0kg
- メドウラーク(丸田恭介)56.0kg
- レイホーロマンス(北村友一)51.0kg
- ストーンウェア(蛯名正義)54.0kg
- キョウヘイ(高倉稜)55.0kg
- マウントゴールド(浜中俊)54.0kg
- エーティーサンダー(未定)51.0kg
出走予定馬・ピックアップ
小倉競馬場で行われる芝G3「小倉記念」。
今年は12頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
トリオンフ・4歳せん馬
15戦5勝 [5-4-0-6]
父:タートルボウル
母:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク
馬名の由来:凱旋(仏)
前走:鳴尾記念・2着(1番人気)
(鞍上予定:武豊)
2月の小倉大賞典を制している「トリオンフ」。
これまで小倉競馬場は【2-1-0-0】と結果をしているコースだ。
小倉大賞典では3コーナーあたりから手応えよく馬群の外から上がっていき、直線入り口では2番手まで押し上げた。
強気な競馬ながら直線でも脚色が一切衰えず、最後は後続に2馬身半の差をつけ快勝した。
その後も大阪杯こそ8着と掲示板を外したが、新潟大賞典4着、鳴尾記念2着とG3では上位争いを演じている。
大好きな小倉の舞台で2つ目の重賞タイトルを手にできるか。
サトノクロニクル・4歳牡馬
12戦3勝 [3-4-1-4]
父:ハーツクライ
母:トゥーピー
母父:Intikhab
馬名の由来:冠名+年代記
前走:天皇賞春・12着(5番人気)
(鞍上予定:M.デムーロ)
天皇賞春以来の実戦を迎える「サトノクロニクル」。
今年はここまで長距離戦を使い阪神大賞典2着、天皇賞春12着。
長距離も走れるが、昨年末のチャレンジカップを制すなど中距離の方が実績はある。
前につけられる脚質も小倉競馬場では大きな武器。
休み明けでも1週前の追い切りではCWコースで一杯に追われ6F 81.0-11.5としっかり時計を出しており状態はよさそう。
サトノクロニクルはこれまで斤量が57kg以上だと【1-0-0-3】とあまり結果が出ていない。
小倉記念ではトップハンデタイの57kgを背負う。
ハンデがどう響くか。
ストロングタイタン・5歳牡馬
17戦6勝 [6-3-0-8]
父:Regal Ransom
母:タイタンクイーン
母父:Tiznow
馬名の由来:強い+母名の一部
前走:宝塚記念・11着(8番人気)
(鞍上予定:B.アヴドゥラ)
暑い季節になると調子を上げてくる夏馬「ストロングタイタン」。
これまで6月から9月までの時期で5勝を挙げている。
昨年の小倉記念でも1番人気に支持されたが8着。
騎乗した川田騎手が「いいリズムで走れていたが重賞では何か足りない」とコメントしていたように、まだ力不足だった。
今年は鳴尾記念をレコードタイムで制したように確実に力をつけている。
1週前の追い切りでも坂路で一番時計を出しており、状態は抜群。
初来日となるオーストラリアの名手・アヴドゥラ騎手がどんな手綱さばきをするかも見どころだ。
サンマルティン・6歳せん馬
14戦6勝 [6-1-0-7]
父:ハービンジャー
母:ディアデラノビア
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:アルゼンチン輩出の軍人名より。南アメリカ各国を独立に導いた英雄
前走:都大路ステークス・1着(5番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
昨年の小倉記念で2着の「サンマルティン」。
ハナ差でタツゴウゲキに敗れ悔しい思いをした。
前走の都大路ステークスは6か月振りのレースだったが上り最速タイムで差し切りオープン特別戦初勝利を飾った。
2着に破ったエアアンセムはその後函館記念を制しており、高く評価していい。
1週前に小倉入りしており陣営の本気度がうかがえる。
今年こそは勝利を。
メドウラーク・7歳牡馬
34戦6勝 [6-4-3-21]
父:タニノギムレット
母:アゲヒバリ
母父:クロフネ
馬名の由来:マキバドリ
前走:七夕賞・1着(11番人気)
(鞍上予定:丸田恭介)
34戦目にして重賞初勝利を果たした「メドウラーク」。
七夕賞ではブービー人気(100.8倍)での優勝だった。
さすがに今回は斤量が2kg増えるのはしょうがないところ。
前走の再現なるか。
マイネルサージュ・6歳牡馬
27戦6勝 [6-4-3-14]
父:ハービンジャー
母:サオヒメ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+賢い(仏)
前走:七夕賞・2着(4番人気)
(鞍上予定:和田竜二)
ここ2戦福島で結果を残してきた「マイネルサージュ」。
2走とも上り最速タイムを計測しており、前走の福島記念ではクビ差の2着を演じている。
初コンビの和田騎手が騎乗予定だ。
他には垂水ステークスを勝ち上がってきた「キョウヘイ」や下鴨ステークス勝ち馬「マウントゴールド」、今年の福島牝馬ステークス馬「キンショーユキヒメ」なども出走予定馬に名を連ねています。
小倉記念は2018年8月5日(日)の15時35分発走予定です。
予想オッズ
2018年・小倉記念の予想オッズです。
カッコ内はオッズとなっています。
(※出走馬確定後に予想オッズを修正しました。)
- トリオンフ(2.5)
- サトノクロニクル(3.0)
- ストロングタイタン(5.0)
- サンマルティン(6.0)
- マイネルサージュ(10.0)
- キョウヘイ(13.0)
- レイホーロマンス(18.0)
- キンショーユキヒメ(28.0)
- マウントゴールド(30.0)
- メドウラーク(40.0)
- ストーンウェア(45.0)
- エーティーサンダー(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
10年間の人気別データ
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年8月5日(日)15時35分発走予定
場所・距離
小倉競馬場・芝・2000m
格
G3
1着賞金
4,100万円
プレイバック
2017年8月6日(日)小倉記念(GIII)
1着:タツゴウゲキ
2着:サンマルティン(ハナ)
3着:フェルメッツァ(3馬身)
4着:ベルーフ(クビ)
5着:カフジプリンス(1-3/4馬身)
勝ちタイム:1.57.6
優勝騎手:秋山 真一郎
馬場:良
・【小倉記念 2017】動画・結果/タツゴウゲキが大接戦を制する
「小倉記念 2017」の動画・結果です。小倉記念の結果は1着:タツゴウゲキ、2着:サンマルティン、3着:フェルメッツァ。「タツゴウゲキ」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の小倉記念は13頭での争いとなった。
前評判では小倉で2戦2勝で、前走のマレーシアカップを制したストロングタイタンが1番人気に支持された。
レースは、好位で進めた4番人気タツゴウゲキが、直線で内を突いて脚を伸ばし、中団から上がってきた2番人気サンマルティンとゴールまで競り合い、これをわずかに制して優勝。ハナ差2着となったサンマルティンから3馬身差の3着には、6番人気フェルメッツァが入った。
勝ったタツゴウゲキはM.デムーロ騎手の落馬負傷で急遽乗り替わりとなった秋山真一郎騎手に導かれ、初めての重賞制覇を果たした。
1着 タツゴウゲキ(秋山真一郎騎手)
「前回の七夕賞で他の馬に乗っていて、どんな馬かと印象はありました。鮫島先生から具合もいいと聞いて、レースに臨みました。勝負どころで手応えも良かったのですが、サンマルティンが先に抜け出して、最後はどちらが勝ったのかわかりませんでした。とにかく勝つことができてホッとしました」