小倉2歳ステークス2018の出走予定馬・想定騎手の情報です。16頭が出走登録を済ませています。出走予定馬にはシングルアップやルチアーナミノルなどが名を連ねています。波乱多き小倉の2歳王者決定戦。スピード対決を制すのは。
2018年9月2日(日) | 2回小倉12日 | 15:35 発走
第38回 小倉2歳ステークス(GIII)芝・右 1200m
Kokura Nisai Stakes (G3)
小倉2歳ステークス・出走予定馬
2018年の小倉2歳ステークスに16頭が登録を済ませております。
フルゲートは18頭となっています。
- シングルアップ(松山弘平)54.0kg
- カシノティーダ(高倉稜)54.0kg
- アズマヘリテージ(荻野極)54.0kg
- アーデントリー(未定)54.0kg
- エイシンノホシ(酒井学)54.0kg
- ジャカランダシティ(B.アブドゥラ)54.0kg
- タムロドリーム(川須栄彦)54.0kg
- チュウワフライヤー(川又賢治)54.0kg
- ファンタジスト(武豊)54.0kg
- ブルベアオーロ(幸英明)54.0kg
- ミヤジシルフィード(和田竜二)54.0kg
- セプタリアン(北村友一)54.0kg
- タガノジェロディ(鮫島克駿)54.0kg
- ルチアーナミノル(浜中俊)54.0kg
- ステイグリーン(未定)54.0kg
- セイウンコービー(未定)54.0kg
出走予定馬・ピックアップ
小倉競馬場で行われる芝G3「小倉2歳ステークス」。
今年は16頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
シングルアップ・2歳牡馬
2戦2勝 [2-0-0-0]
父:キンシャサノキセキ
母:ラフアップ
母父:クロフネ
馬名の由来:出港準備(航海用語)。母名より連想
前走:フェニックス賞・1着(1番人気)
(鞍上予定:松山弘平)
小倉2歳ステークス出走馬の中で唯一2勝を挙げている「シングルアップ」。
500kgを超える大きな馬体ながら豊かなスピードの持ち主。
胴が詰まった体型でいかにもスプリンターらしさを見せている。
前走のフェニックス賞でも危なげない走りで逃げ切り勝ち。
勝ちタイムも過去10年で最速タイの速さだった。
重賞制覇への準備は整った。
ルチアーナミノル・2歳牝馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ルーラーシップ
母:シーザバッドガール
母父:Giant’s Causeway
馬名の由来:イタリア語で光に由来する女性名+冠名
前走:2歳未勝利・1着(1番人気)
(鞍上予定:浜中俊)
未勝利戦を好タイムで勝利した「ルチアーナミノル」。
その未勝利戦は逃げて後続を3馬身突き放し圧勝。
最後は遊びながらの走りだったがフェニックス賞より0.2秒速いタイムをたたき出している。
集中して走ればもっといいパフォーマンスを発揮できそう。
小倉得意の浜中騎手の手綱さばきにも注目が集まる。
ファンタジスト・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ロードカナロア
母:ディープインアスク
母父:ディープインパクト
馬名の由来:夢想家
前走:2歳新馬・1着(2番人気)
(鞍上予定:武豊)
先週の新潟2歳ステークスを制すなど勢いのあるロードカナロア産駒「ファンタジスト」。
まだ1戦1勝だが、新馬戦で破った2着馬から4着馬がその後勝ち上がっているようにレースレベルが高かった。
450kgに満たない牡馬にしては小柄な馬体ながら、がっちりとした筋肉を身に着けている。
タイムはまだまだ詰められそうで、ここでも十分に通用するだけの下地はある。
タムロドリーム・2歳牝馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ジャスタウェイ
母:タムロウイング
母父:ブラックホーク
馬名の由来:冠名+応援するファンの夢を叶える走りをするように
前走:2歳新馬・1着(2番人気)
(鞍上予定:川須栄彦)
こちらも勢いあるジャスタウェイ産駒の「タムロドリーム」。
ジャスタウェイは今年が初年度産駒なのだが多くの勝ち馬を輩出しており、猛威を振るっている。
タムロドリームも前半33.2とハイペースで飛ばしながら最後まで踏ん張りクビ差で勝利をもぎ取った。
父に初重賞制覇をプレゼントできるか。
セプタリアン・2歳牡馬
2戦1勝 [1-1-0-0]
父:キングヘイロー
母:リビングプルーフ
母父:ファルブラヴ
馬名の由来:2種類の鉱物が混ざったパワーストーン。新しい自分の発見を促す
前走:2歳未勝利・1着(1番人気)
(鞍上予定:北村友一)
未勝利戦を3馬身半の差をつけ圧勝した「セプタリアン」。
新馬戦では差し届かなかったものの上り最速タイムで2着に入っていた。
断然人気で挑んだ前走の未勝利戦は馬のリズムを重視し、逃げて圧勝。
自在性を見られたのは収穫だ。
ミヤジシルフィード・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ロードカナロア
母:クレバークリス
母父:クロフネ
馬名の由来:冠名+風の妖精
前走:2歳新馬・1着(1番人気)
(鞍上予定:和田竜二)
小倉芝1200mの新馬戦を勝ってきた「ミヤジシルフィード」。
抜け出してから遊ぶようなしぐさを見せながらしっかりと抜け出して初陣を飾った。
しっかり走ればまだまだタイムを詰められそうだ。
他にもフェニックス賞で2着の「チュウワフライヤー」や3着の「アーデントリー」、阪神での新馬戦を勝ち上がってきた「ジャカランダシティ」も出走を予定しています。
小倉2歳ステークスは2018年9月2日(日)の15時35分発走予定です。
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年9月2日(日)15時35分発走予定
場所・距離
小倉競馬場・芝・1200m
格
G3
1着賞金
3,100万円
プレイバック
2017年9月3日(日)小倉2歳ステークス(GIII)
1着:アサクサゲンキ
2着:アイアンクロー(1-1/4馬身)
3着:バーニングペスカ(クビ)
4着:ヴァイザー(クビ)
5着:イイコトズクシ(クビ)
勝ちタイム:1.09.1
優勝騎手:武 豊
馬場:良
・【小倉2歳ステークス 2017】動画・結果/アサクサゲンキが抜け出し快勝
「小倉2歳ステークス 2017」の動画・結果です。小倉2歳Sの結果は1着:アサクサゲンキ、2着:アイアンクロー、3着:バーニングペスカ。「アサクサゲンキ」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の小倉2歳ステークスは18頭での争いとなった。
前評判では新馬戦を好タイムで快勝した外国産馬・モズスーパーフレアが1番人気に支持された。
レースは、好位で進めた3番人気アサクサゲンキが、直線で前を交わして抜け出し、外から差を詰めた5番人気アイアンクローに1-1/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着に7番人気バーニングペスカが入った。
勝ったアサクサゲンキは未勝利勝ちには3戦を要したものの、そこからの連勝で重賞制覇を果たした。
1着 アサクサゲンキ(武豊騎手)
「スタートが良く、道中もいい感じで走ってくれました。手応えが良かったので早めに先頭に立ちましたが、押し切ってくれると思っていました。競馬で初めて乗りましたが、強くなっているみたいです。ヤンチャなところがありますが、まだ伸びしろがあるのだと思います。いい形で締めくくれましたし、また秋に向けて頑張りたいです」