中山大障害2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年の中山大障害の着順は1着:マイネルグロン、2着:ニシノデイジー、3着:エコロデュエルとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年12月23日(土) | 5回中山7日 | 15:05 発走
第146回 中山大障害(J・GI)障害・芝 4100m
Nakayama Daishogai (J-G1)
2023年・中山大障害の動画
ジョッキーカメラ
2023年・中山大障害の結果
1着:マイネルグロン
2着:ニシノデイジー(10馬身)
3着:エコロデュエル(6馬身)
4着:ビレッジイーグル(5馬身)
5着:ジューンベロシティ(3馬身)
6着:ダイシンクローバー
7着:マイネルレオーネ
8着:ネビーイーム
9着:ギガバッケン
10着:ヤップヤップヤップ
11着:ハーツシンフォニー
12着:マイネルヴァッサー
勝ちタイム:4:37.9
優勝騎手:石神 深一
馬場:良
レース後のコメント
1着 マイネルグロン(石神深一騎手)
「乗る前から結構自信がありました。直線は物見するくらい余裕があって、それでこの時計(4分37秒9)ですからね。血統的にもスタミナ血統で、(父が)ゴールドシップという爆発力を持っているし、障害界のスターになれる素材だと思います。来年はスターになってほしいですね」
(青木孝文調教師)
「1周目の向正面で掛かり気味でしたが、凄く具合が良かったので、危惧するなら折り合いでした。ただ、ジョッキーは全く心配していなかったです。残り1周くらいからスコンと折り合って、向正面くらいで周りで見ていた調教師の方々から『だいたい勝てるよ』と言われましたがやめてくれ……という気持ちでした。前走は声が出ましたが、今回は最後は声も出なかったですね。無事に終われ、無事に終われ……と思っていました。凄い勝ち方でしたね。自分とつながりがある(ビッグレッドファーム生産、サラブレッドクラブ・ラフィアンの所有)馬で勝てたのが何より嬉しいです。助手も厩務員もよくやってくれて、あれだけのパフォーマンスを見せてくれました。厩舎でやってきたことが間違っていなかったとわかって感無量です。今後は脚元の様子を見て、馬主とも相談して決めようと思います」
2着 ニシノデイジー(五十嵐雄祐騎手)
「順調に調整していたので、状態も悪くなかったです。ゲートもうまく出てくれたし、ポジションもいいところを取れた。折り合いもペースが速いぶん去年より良かったですね。勝負どころで勝ち馬の手応えが良くて負けたけど、デイジーも出し切っています。やっぱり良馬場がいいですね。前走、前々走で終わっちゃったかなと思っていたけど、終わっていませんでした」
3着 エコロデュエル(草野太郎騎手)
「初コース、初斤量、初距離、まだ4歳と経験が少ないなかよく頑張りました。飛ぶ時に気持ちが置かれる感じだったので、そこがついてまわれたら、もっと勝負になったと思います。これが良い経験になってくれたらと思います」
4着 ビレッジイーグル(大江原圭騎手)
「飛びがすごくよかったです。周りに馬がいて良い感じでハミをとってフワフワせずに走れました。大竹柵を越えてニシノデイジーが来たので、先に行ってもらって2番手からいきました。最後までしっかり走れていましたし、力を出し切っていると思います。現状では良く頑張っていますし、この先まだまだ力をつけて良くなっていく感じがします」
5着 ジューンベロシティ(西谷誠騎手)
「状態も良くポジションも取れました。途中で勝ち馬が動いていったときに、前が速いと思ったので、ひと呼吸仕掛けを待ったのですが、結果的にはあそこで動くべきだったかもしれません。捕まえきれるような手ごたえだったのですが、赤レンガと次の障害で脚をぶつけて、痺れているような感じで、促しても反応しないようなところがありました。最後は来ているように、スタミナはたっぷりの馬です。春の内容よりもとても良かったです。重賞も勝って力をつけていると思います」
6着 ダイシンクローバー(高田潤騎手)
「馬の状態はすごく良かったので、自信を持っていきました。良いポジションをマイネルグロンにとられてしまい、もう少しコースロスなく行きたかったのですが、なかなかこのコースは思ったところをとれないので…。赤レンガのところで、少し置かれてしまったので、本当はあそこで離されたくなかったですが、そこで前と離されてハミがぬけるような形になってしまいました。本当は食らいついていきたかったです。悔しいです」
7着 マイネルレオーネ(平沢健治騎手)
「テンに行けないのは、脚質的には予想通りでした。勝負どころで押して行ったのですが、周りも伸びていますからね。マイネルレオーネも伸びていました。前の馬以上の脚を使わないといけないのですが、今回は脚質の差が出ました。今日は後ろから行く馬には展開は向かなかったです。飛びも安定していますし、年齢的な上積みは薄いですが、限界というわけではありません」
8着 ネビーイーム(小牧加矢太騎手)
「63キロを背負っていたし、周りの馬がスルスル上がっていくところで反応が鈍かった。これから良くなると思います」
9着 ギガバッケン(上野翔騎手)
「中山の成績は良くなかったけど、大障害のコースはクリアしてくれました。道中もう少しスムーズなら、もっと頑張れたと思います」
10着 ヤップヤップヤップ(江田勇亮騎手)
「跳び自体は問題なかったが、周りも脚があって差が詰まらなかった。この経験を生かしてくれれば」
11着 ハーツシンフォニー(蓑島靖典騎手)
「本場の経験が少なかったので、これがいい経験になってくれると思う」
12着 マイネルヴァッサー(小野寺祐太騎手)
「前が速くて止まりませんでした。この馬の力は出し切ってくれました」
勝ち馬プロフィール
マイネルグロン(Meiner Grand)牡5/青鹿毛 青木 孝文(美浦)
父:ゴールドシップ 母:マイネヌーヴェル 母父:ブライアンズタイム
馬名の由来:冠名+気高い、雄大な(仏)