根岸ステークス2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年の根岸Sの着順は1着:レモンポップ、2着:ギルデッドミラー、3着:バトルクライとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年1月29日(日) | 1回東京2日 | 15:45 発走
第37回 根岸ステークス(GIII)ダート・左 1400m
Negishi Stakes (G3)
2023年・根岸ステークスの動画
2023年・根岸ステークスの結果
1着:レモンポップ
2着:ギルデッドミラー(1/2馬身)
3着:バトルクライ(3/4馬身)
4着:タガノビューティー(クビ)
5着:エアアルマス(3-1/2馬身)
6着:ケンシンコウ
7着:ベルダーイメル
8着:デンコウリジエール
9着:ジャスパープリンス
10着:レディバグ
11着:アドマイヤルプス
12着:ホウオウアマゾン
13着:セキフウ
14着:テイエムサウスダン
15着:ヘリオス
16着:オーロラテソーロ
勝ちタイム:1:22.5
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
レース後のコメント
1着 レモンポップ(戸崎圭太騎手)
「ホッとしています。スタートはいつもより遅かったけど、センス良くいい位置を取っていいリズムで運べた。直線でも手応えは十分にあって『どこで追い出すか』というくらい。スピードやパワーもあってセンスがいい。申し分ないですね。(フェブラリーステークスについては)1600メートルはギリギリかもしれないけど、武蔵野Sでも走っているし、この馬なら走ってくれるはず」
(田中博康調教師)
「ゲートがいつもみたいにスッと出なかったですね。前半のポジションを取るまではいつもと気持ち違いましたね。ただ(戸崎)ジョッキーも全レース乗っているので、あわてずにこの馬のリズムで走らせていたし、ギリギリまで(追い出しを)待てるので、マイルと1200メートルでは馬の感じ方も若干違いますね。いつも通りのレモンポップだったと思います。オープン特別とかと違って、いっぱいいっぱいでしたけど、時計も詰めています。2着の馬も強いと思うので、よくしのいでくれました。(今後は)状態をまず確認したい。そんなに強い馬ではないので、見極めてから(フェブラリーSに)行く、行かないは慎重に判断したいですね。パフォーマンスの違いもありますからね、マイルと1400メートルで。その辺をしっかり見極めて、オーナーサイドと話し合って決めたい。この条件(1400メートル)に関しては(不安は)ない。まだ成長待ちの部分もあります。前がかりの重心で走っていますし、スタートの一歩目が安定しなかったりする時もときどきあります。それが改善されればもっと良くなる。5歳明けだけどもっとよくなる気配はありますよ。(自身の初重賞タイトルは)ホッとしました。すごく管理馬の質も上がってきていますし、スタッフも一生懸命頑張ってくれている中で、ビジョンも共有できて、いい馬作りができてきているところでしたから。周りの開業した同期がすごく優秀でG1を勝ったりしていたので、早く勝ちたいと思っていましたし、いつかは勝てると思っていました。レモンポップは開業当初くらいからやらせてもらっているので、その馬で勝てたのはうれしいですね」
2着 ギルデッドミラー(三浦皇成騎手)
「初めてのダートスタートで気をつけていましたが、少し滑らせてしまいました。ただ、その後のリカバリーは良くて、追い出してからは素晴らしい反応でした。差し切る感じで伸びてくれましたが、相手も1400メートルだともうひと踏ん張りしますね。マイルならもっと良くなるでしょうし、次に向けては落ち着いて挑めて、いい休み明け緒戦だったと思いますが、応援してくれたファンには勝てなくて申し訳ないです」
3着 バトルクライ(川田将雅騎手)
「とてもいい走りをしてくれました。全力で頑張ってくれて3着まで来てくれました」
4着 タガノビューティー(石橋脩騎手)
「ブリンカーを着けたことで道中は無理せずじっと回ってこられた。直線はいい感じで向いて後ろも離したが前3頭が強かった」
5着 エアアルマス(横山武史騎手)
「思っていた以上に頑張ってくれた。砂をかぶると良くないと聞いていたのでそういう位置を取りにいきました。速い流れでしたが最後まで頑張ってくれました」
6着 ケンシンコウ(田辺裕信騎手)
「初の1400メートルで前半は流れに戸惑ったけど、リズムが良くて直線も伸びてくれました。このくらいの距離がいいのかも」
7着 ベルダーイメル(柴田善臣騎手)
「スタートを少しあわてて出たけど、それなりについていけた。ただ、コーナーで逆に張っていく馬なので本当はもう少しインに入れて外に壁をつくりたかった」
8着 デンコウリジエール(秋山真一郎騎手)
「間隔が空いていたぶん、ゲートも含め反応が鈍かった。でも重賞でもやれる力はあります」
9着 ジャスパープリンス(田中勝春騎手)
「馬の感じが良すぎて勝ちにいく競馬をしたけど最後はガス欠で止まってしまった」
10着 レディバグ(酒井学騎手)
「ポンと出てリズムよく運べた。速い流れの中でも自分の走りはできたが、前も止まらなかった」
11着 アドマイヤルプス(内田博幸騎手)
「流れが速くて最後はついていけなかった。今日は仕方ない」
12着 ホウオウアマゾン(坂井瑠星騎手)
「イメージ通りやりたい競馬はできました。初ダートですし、条件的に厳しかった」
13着 セキフウ(M.デムーロ騎手)
「気持ちが全然入っていなかった。押しても行かなかった」
14着 テイエムサウスダン(C.ルメール騎手)
「いいポジションが取れたけど早めにバテてしまった。集中できていなかった」
15着 ヘリオス(武豊騎手)
「先手を取りたくてゲートから出して行ったが、内の馬と競る形になってしまった。今日はうまくいかなかった」
勝ち馬プロフィール
レモンポップ(Lemon Pop)牡5/栗毛 田中 博康(美浦)
父:Lemon Drop Kid 母:Unreachable 母父:Giant’s Causeway
馬名の由来:レモンスカッシュ