新潟記念2018の出走予定馬・想定騎手の情報です。14頭が出走登録を済ませています。出走予定馬にはブラストワンピースやセダブリランテスなどが名を連ねています。サマー2000シリーズ最終戦。いろいろな思惑が錯綜する。
2018年9月2日(日) | 2回新潟12日 | 15:45 発走
第54回 新潟記念(GIII)芝・左・外 2000m
Niigata Kinen (G3)
新潟記念・出走予定馬
2018年の新潟記念に14頭が登録を済ませております。
フルゲートは18頭となっています。
- マイネルミラノ(津村明秀)56.0kg
- マイネルハニー(柴田大知)57.0kg
- メドウラーク(丸田恭介)56.0kg
- メートルダール(福永祐一)57.0kg
- ブラストワンピース(池添謙一)54.0kg
- セダブリランテス(石川裕紀人)57.5kg
- エンジニア(北村宏司)54.0kg
- スズカディープ(内田博幸)53.0kg
- グリュイエール(戸崎圭太)55.0kg
- ストーンウェア(蛯名正義)54.0kg
- ショウナンバッハ(田辺裕信)53.0kg
- レアリスタ(石橋脩)54.0kg
- ベアインマインド(未定)50.0kg
- コパノマリーン(木幡巧也)49.0kg
出走予定馬・ピックアップ
新潟競馬場で行われる芝G3「新潟記念」。
今年は14頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
ブラストワンピース・3歳牡馬
4戦3勝 [3-0-0-1]
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
馬名の由来:突風+母名の一部
前走:日本ダービー・5着(2番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
注目の3歳馬「ブラストワンピース」が新潟記念に参戦する。
無傷の3連勝で毎日杯を制し、日本ダービーでも2番人気に支持された。
レースは直線で進路が狭くなるアクシデントがあり5着に敗れたが、決して力負けではなかった。
1週前の追い切りでは併せたパートナーを5馬身千切る圧巻のパフォーマンスを見せた。
前走計測時で532kgと大型馬だが重苦しさを感じさせず、さらに筋肉が増えた印象さえ受ける。
初の古馬相手でも引けを取らないはずだ。
セダブリランテス・4歳牡馬
5戦4勝 [4-0-1-0]
父:ディープブリランテ
母:シルクユニバーサル
母父:ブライアンズタイム
馬名の由来:鮮やかに輝くシルク(西)。父名、母名より連想
前走:中山金杯・1着(1番人気)
(鞍上予定:石川裕紀人)
中山金杯以来の実戦を迎える「セダブリランテス」。
今年初戦となった中山金杯勝利後に左橈骨遠位端の軽微な剥離骨折が見つかり休養。
ケガが多く順調に使えないのがもったいないところ。
休み明けの一戦で気になるのはセダブリランテスの状態だ。
1週前の状態では全く太め感のない仕上がり。
ここで一叩きではなく、いきなり勝ち負けになる仕上がりだ。
秋のG1に向け好スタートを切りたいところ。
グリュイエール・6歳牡馬
14戦5勝 [5-1-2-6]
父:ディープインパクト
母:ウィンターコスモス
母父:キングカメハメハ
馬名の由来:スイス南部の美しい城下町
前走:エプソムカップ・3着(5番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)
長期休養明け3戦目を迎える「グリュイエール」。
2年ぶりのレースとなった4月の府中ステークスを制し、前走のエプソムカップでも3着と長期休養の影響を全く感じさせない。
6歳でもまだ14戦と数を使われていないこともあり、馬がまだまだ若々しい。
左回りは【3-0-1-1】と相性のいい舞台。
若い馬たちに負けてられない。
ストーンウェア・6歳牡馬
26戦5勝 [5-5-4-12]
父:Birdstone
母:Antique Auction
母父:Geiger Counter
馬名の由来:せっ器、陶磁器の一種
前走:小倉記念・5着(6番人気)
(鞍上予定:蛯名正義)
小倉記念で5着と健闘した「ストーンウェア」。
前走で高速決着にめどを立てられたのは収穫だった。
全5勝中4勝を左回りで挙げているように、新潟コースに舞台が変わるのはプラスだ。
メートルダール・5歳牡馬
17戦6勝 [6-1-5-5]
父:ゼンノロブロイ
母:イグジビットワン
母父:Silver Hawk
馬名の由来:芸術の匠。仏における、日本の人間国宝に相当する称号。母名より連想
前走:大阪杯・10着(14番人気)
(鞍上予定:福永祐一)
大阪杯以来の実戦を迎える「メートルダール」。
ここ2走は強敵相手に跳ね返されてしまったが、今回はG3戦。
左回りは中日新聞杯優勝や、新潟大賞典&共同通信杯3着など実績がある舞台。
得意舞台で巻き返しだ。
メドウラーク・7歳牡馬
35戦6勝 [6-4-3-22]
父:タニノギムレット
母:アゲヒバリ
母父:クロフネ
馬名の由来:マキバドリ
前走:小倉記念・11着(11番人気)
(鞍上予定:丸田恭介)
現在サマー2000シリーズで2位につける「メドウラーク」。
七夕賞1着で稼いだポイントが大きく影響している。
新潟記念を勝てば文句なしのサマー2000シリーズチャンピオン。
6着以下だと合計13ポイントに届かずシリーズ優勝できない。
なんとか5着以内を。
他にもマレーシアカップを勝ってきた「エンジニア」や博多ステークス勝ち馬の「スズカディープ」、2015年の新潟記念で2着に入った経験がある「マイネルミラノ」も出走を予定しています。
新潟記念は2018年9月2日(日)の15時45分発走予定です。
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年9月2日(日)15時45分発走予定
場所・距離
新潟競馬場・芝・2000m
格
G3
1着賞金
4,100万円
プレイバック
2017年9月3日(日)新潟記念(GIII)
1着:タツゴウゲキ
2着:アストラエンブレム(クビ)
3着:カフジプリンス(ハナ)
4着:ウインガナドル(1/2馬身)
5着:フルーキー(ハナ)
勝ちタイム:1.57.9
優勝騎手:秋山 真一郎
馬場:良
・【新潟記念 2017】動画・結果/タツゴウゲキが粘り込み重賞連勝
「新潟記念 2017」の動画・結果です。新潟記念の結果は1着:タツゴウゲキ、2着:アストラエンブレム、3着:カフジプリンス。「タツゴウゲキ」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の新潟記念は17頭での争いとなった。
前評判ではメイステークス・エプソムカップで連続2着と惜しい競馬が続いているアストラエンブレムが1番人気に支持された。
レースは、2番手で進めた6番人気タツゴウゲキが、直線早々に先頭に立ってゴールまで押し切り、外から懸命に差を詰めた1番人気アストラエンブレムにクビ差をつけ優勝。さらにハナ差の3着に12番人気カフジプリンスが入った。
勝ったタツゴウゲキは小倉記念に続く重賞連勝を飾り、サマー2000シリーズの王座に輝いた。
1着 タツゴウゲキ(秋山真一郎騎手)
「逃げてもいいかなとも思っていましたが、1頭になると物見をするところがあって、1頭行かせて2番手からにしました。返し馬で直線の内がそれほど良くないなと感じたので、いいところを狙っていきました。手応えはずっと良かったですし、最後も外から来られましたが、よく頑張ってくれました。いいタイミングで乗せて頂いて良かったです。自分自身、20年ジョッキーをやってきて初めて新潟で重賞を勝てて、本当に嬉しいです」