クイーンステークス 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。クイーンステークスの出走登録は11頭。出走予定馬にはソウルスターリングやディアドラが名を連ねています。G1馬参戦で注目度アップ。女の熱い戦いが幕を挙げる。
2018年7月29日(日) | 1回札幌2日 | 15:25 発走
第66回 クイーンステークス(GIII)芝・右 1800m
Queen Stakes (G3)
過去の傾向
「クイーンステークス」は札幌競馬場・芝1800mで行われる別定戦で、1着馬には3,600万円が贈られる。
配当的には1番人気は3勝・2着4回・3着1回と複勝率は8割。
かなり信頼度が高く、ほとんどの馬が馬券になっている。
昨年はアドマイヤリードが1番人気に支持されて6着に飛んだばかり。
今年は確率的に言えば来る番のはずだが。
二桁人気の馬は10年間で38頭が出走して馬券圏内は1勝を含む5頭。
フルゲートが14頭と少ないため二桁人気の馬は少ないのだが、良く絡んでいる。
近年では2016年にダンツキャンサーが11番人気(46.9倍)で3着に入っていた。
三連単が10万円以上の高配当を出したのは10年で2度。
大荒れ決着こそ少ないもののガチガチ決着も見られない。
10年間すべてで三連単は万馬券決着となっている。
出走馬・騎手確定
7月26日にクイーンステークスの出走馬が確定しました。
出走馬・騎手は以下のようになっています。
- アグレアーブル(J.モレイラ)55.0kg
- アンドリエッテ(国分恭介)55.0kg
- エテルナミノル(四位洋文)55.0kg
- ソウルスターリング(北村宏司)56.0kg
- ツヅミモン(吉田隼人)51.0kg
- ディアドラ(C.ルメール)55.0kg
- ティーエスクライ(竹之下智昭)55.0kg
- トーセンビクトリー(岩田康誠)55.0kg
- ハッピーユニバンス(藤岡康太)55.0kg
- フロンテアクイーン(蛯名正義)55.0kg
- リバティハイツ(北村友一)51.0kg
2018年・クイーンステークスの追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後の関係者のコメントを書いております。
・【クイーンステークス2018】追い切り/各馬の状態を見極めろ
クイーンステークス 2018の追い切り・コメントの情報です。クイーンステークスに出走する有力馬中心に追い切りタイム・コメントをまとめてあります。状態の把握が馬券的中のカギとなる!
出走予定馬
2018年のクイーンステークスに11頭が登録を済ませております。
フルゲートは14頭となっています。
- ディアドラ(C.ルメール)55.0kg
- ソウルスターリング(北村宏司)56.0kg
- エテルナミノル(四位洋文)55.0kg
- リバティハイツ(北村友一)51.0kg
- アンドリエッテ(国分恭介)55.0kg
- トーセンビクトリー(岩田康誠)55.0kg
- フロンテアクイーン(蛯名正義)55.0kg
- ハッピーユニバンス(藤岡康太)55.0kg
- ティーエスクライ(竹之下智昭)55.0kg
- ツヅミモン(未定)51.0kg
- アグレアーブル(J.モレイラ)55.0kg
出走予定馬・ピックアップ
札幌競馬場で行われる芝G3「クイーンステークス」。
今年は11頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
ソウルスターリング・4歳牝馬
11戦5勝 [5-0-1-5]
父:Frankel
母:スタセリタ
母父:Monsun
馬名の由来:魂を揺すぶる様な。そんな走りに期待して
前走:ヴィクトリアマイル・7着(5番人気)
(鞍上予定:北村宏司)
2・3歳の最優秀牝馬のタイトルを手にした「ソウルスターリング」が苦しんでいる。
昨年のオークス以来、掲示板にも載れない走りが続いている。
今年はここまで阪神牝馬ステークス10着、ヴィクトリアマイル7着と今一つの結果。
前へ行っても粘れず、後ろから行っても差し切れずとなかなか狂った歯車がかみ合わない。
今回は初コンビとなる北村宏司騎手が手綱を取る。
デビューの地、札幌で復活のきっかけをつかむことができるか。
ディアドラ・4歳牝馬
17戦5勝 [5-3-3-6]
父:ハービンジャー
母:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
馬名の由来:ケルト神話に登場する女性名
前走:ドバイターフ・3着(7番人気)
(鞍上予定:C.ルメール)
こちらも昨年G1を制している「ディアドラ」。
昨年の秋華賞では出遅れながらも豪快な末脚でライバルを差し切りG1初制覇を果たした。
昨年夏には札幌で行われたHTB賞を制しており札幌適性は示している。
今年は初戦となった京都記念こそ6着だったが、前走のドバイターフでは各国の強豪たち相手に3着同着といい走りを見せた。
鞍上にルメール騎手を確保できたのは心強いところだろう。
世界で見せた強さを再び国内のファンたちに見せつけてほしい。
フロンテアクイーン・5歳牝馬
20戦2勝 [2-8-2-8]
父:メイショウサムソン
母:ブルーボックスボウ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:最先端+女王
前走:中山牝馬ステークス・2着(2番人気)
(鞍上予定:蛯名正義)
ここ4戦連続2着と堅実さが光る「フロンテアクイーン」。
昨年秋からの充実ぶりが目に付く。
ただ裏を返せば勝ちきれないもどかしさもある。
重賞ではこれまで4度の2着と惜しいところまで行くもののあと一歩が届かない。
前走後には福島牝馬ステークスに向かう予定だったものの中間に心房細動を発症を発症したため回避、目標をクイーンステークスに切り替えられた経緯がある。
状態が気になるところだ。
リバティハイツ・3歳牝馬
5戦2勝 [2-1-1-1]
父:キングカメハメハ
母:ドバウィハイツ
母父:Dubawi
馬名の由来:映画名
前走:桜花賞・6着(10番人気)
(鞍上予定:北村友一)
斤量51kgが魅力的の3歳牝馬「リバティハイツ」。
G2を勝っていてこの斤量は怖い。
ポイントは1800m戦か。
これまで1600mまでの経験しかない。
ペースに戸惑わなければ軽量を生かせるはずだ。
トーセンビクトリー・6歳牝馬
26戦6勝 [6-2-3-15]
父:キングカメハメハ
母:トゥザヴィクトリー
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+勝利
前走:マーメイドステークス・15着(5番人気)
(鞍上予定:岩田康誠)
昨年のクイーンステークス2着の「トーセンビクトリー」。
前走は気分良く逃げたものの斤量が堪えたのか15着。
初コンビとなる岩田騎手がうまくレースに集中させられるかがポイントだ。
アグレアーブル・5歳牝馬
9戦3勝 [3-2-1-3]
父:マンハッタンカフェ
母:プリティカリーナ
母父:Seeking the Gold
馬名の由来:かわいい、心地よい(仏)
前走:かもめ島特別・3着(2番人気)
(鞍上予定:J.モレイラ)
1000万特別のかもめ島特別で3着だった「アグレアーブル」に注目が集まる。
今週から来日予定のモレイラ騎手が騎乗予定だからだ。
マジックマンの異名を持つ名手がどんな騎乗をするか楽しみにしたい。
他には前走のマーメイドステークスを勝利した「アンドリエッテ」やかもめ島特別を勝ち上がってきた「ティーエスクライ」、函館記念で3着に入り波乱を演出した「エテルナミノル」なども出走予定馬に名を連ねています。
クイーンステークスは2018年7月29日(日)の15時25分発走予定です。
予想オッズ
2018年・クイーンステークスの予想オッズです。
カッコ内はオッズとなっています。
- ディアドラ(2.5)
- ソウルスターリング(4.0)
- フロンテアクイーン(5.5)
- リバティハイツ(7.5)
- アグレアーブル(9.0)
- アンドリエッテ(10.0)
- ツヅミモン(20.0)
- ティーエスクライ(25.0)
- エテルナミノル(30.0)
- トーセンビクトリー(40.0)
- ハッピーユニバンス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
10年間の人気別データ
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年7月29日(日)15時25分発走予定
場所・距離
札幌競馬場・芝・1800m
格
G3
1着賞金
3,600万円
プレイバック
2017年7月30日(日)クイーンステークス(GIII)
1着:アエロリット
2着:トーセンビクトリー(2-1/2馬身)
3着:クインズミラーグロ(1-1/4馬身)
4着:クロコスミア(1-1/4馬身)
5着:エテルナミノル(1/2馬身)
勝ちタイム:1.45.7
優勝騎手:横山 典弘
馬場:良
・【クイーンステークス 2017】動画・結果/アエロリットが悠々逃げ切る
「クイーンステークス 2017」の動画・結果です。クイーンSの結果は1着:アエロリット、2着:トーセンビクトリー、3着:クインズミラーグロ。「アエロリット」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年のクイーンステークスは13頭での争いとなった。
前評判では前走のヴィクトリアマイルでうれしいG1初制覇を果たしたアドマイヤリードが1番人気に支持された。
レースは、先手を取って大逃げの形に持ち込んだ2番人気アエロリットが、3~4コーナーで一旦後続を引きつけて、直線で再び突き放し、2着の6番人気トーセンビクトリーに2-1/2馬身差をつけ優勝。さらに1-1/4馬身差の3着に8番人気クインズミラーグロが入った。
勝ったアエロリットは古馬との初対戦を見事勝利で飾り、NHKマイルカップに続く重賞連勝を果たした。
1着 アエロリット(横山典騎手)
「スピードがある馬です。いつも通り、馬の気分を損ねず、なめらかに走らせることを心がけました。道中、ペースが速いかなと思うところもありましたが、よく最後まで踏ん張ってくれたと思います。順調に行けば、秋はまた大きなレースを走れるので、頑張りたいと思います」