クイーンステークス2024の結果・動画をまとめた記事です。2024年のクイーンステークスの着順は1着:コガネノソラ、2着:ボンドガール、3着:アルジーヌとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2024年7月28日(日) | 1回札幌4日 | 15:35 発走
第72回 クイーンステークス(GIII)芝・右 1800m
Queen Stakes (G3)
2024年・クイーンステークスの動画
2024年・クイーンステークスの結果
1着:コガネノソラ
2着:ボンドガール(アタマ)
3着:アルジーヌ(クビ)
4着:ドゥアイズ(ハナ)
5着:コンクシェル(ハナ)
6着:スタニングローズ
7着:イフェイオン
8着:モズゴールドバレル
9着:ラリュエル
10着:ウンブライル
11着:エリカヴィータ
12着:モリアーナ
13着:キタウイング
14着:ウインピクシス
勝ちタイム:1:47.4
優勝騎手:丹内 祐次
馬場:稍重
レース後のコメント
1着 コガネノソラ(丹内祐次騎手)
「スタートでどういう競馬をするか考えていて、ゲートも出たので、51キロだったから多少、外を回っても大丈夫と思っていました。(道中は)落ち着いて乗ることができ、どこかで動ける位置にいればいいなと思っていました。(発馬は)五分でいいスタート。手応えがあったので、どこから動いていくかと考えて乗り、自信を持って仕掛けていきました。攻め馬でもいい脚が使えていたので、自信がありました。見た目はそんなに走る感じはないけど、バネがあってすごくいい馬です。(今後は)まずは無事にいってくれたらいいと思います。(自身の51キロについて)3週間前から逆算して長期で仕上げました。たくさん数に乗るので水抜きはしたくなかったから、食事でやりました。(クイーンSは)完璧な状態でした。むくわれました」
(菊沢隆徳調教師)
「完璧でした。馬も頑張ってくれたし、馬場もちょうどいいくらいでした。丹内騎手にお任せするつもりだったけど、具合がいいのは感じていました。このいいメンバー相手に善戦したら、次につながると思っていました。この後は牧場に戻してリフレッシュさせます。秋に向けて戻したい。目標は秋華賞になると思います。目に見えて成長しているし、状態や展開が嚙み合えば2000メートルもやれていいと思います」
2着 ボンドガール(武豊騎手)
「惜しかった。思ったよりかかっていかなかったので、ためてゆっくり乗りました。最後はスペースがあって、いい伸びでした。あと2歩ぐらい。惜しかった。でもこういう競馬ができたのは大きい。距離にもめどが立ったし、収穫はありましたね」
3着 アルジーヌ(藤岡佑介騎手)
「小倉で勝たせてもらったときより、返し馬からいいバランスでした。なので遠慮せず吹かして、勝てるポジションを取りました。それでもバランスを崩さず、いいリズムで走れました。欲を言えば、平均的なペースならこの馬のストライドが生きる形になりましたが、前半と後半で緩急がついてしまったので。一瞬3コーナーで置かれたのが響きました。昇級初戦で重賞でこれだけ頑張れたので、楽しみです」
4着 ドゥアイズ(鮫島克駿騎手)
「状態はすごく良かったです。インがいい馬場なので(外枠から)どうリカバリーしようかなと。思ったより勝ったコガネノソラの手応えが良くて、それに着いていく形を選びました。1、2コーナーはインに入れてロスなく回れたので、3、4コーナーは多少外を回っても早めに吹かしていこうと思いました。直線で逆手前になったのがもったいなかったです。差のないところまで頑張ってくれました」
5着 コンクシェル(横山武史騎手)
「岩田望来騎手からスタートがあまり速くないと聞いていて、その通り速くはなかったです。何とか行くことができて、この馬の形はできたかなと。あともうちょっとでした」
6着 スタニングローズ(北村友一騎手)
「スタートからポジションを取ろうとは思っていませんでしたが、出して自然と二の脚がついて、好位のベストポジションかなというところを取れました。リズムよく競馬できたし、4コーナーから直線に行くときはいい形でしたが、直線は斤量差があったかなと思います。馬は上手に走ってくれました」
7着 イフェイオン(西村淳也騎手)
「ゲートの中が激しく、興奮していて、うまく出せなかったです。勝ち馬の後ろでリズムよく運び、ハミをかみすぎるところはありましたが、4コーナーでおっというところはありました。1回使ってガス抜きができれば、次は楽しみです」
8着 モズゴールドバレル(高杉吏麒騎手)
「勝負所まではいい感じでしたが、4コーナーで消極的に乗ってしまって、もったいなかったです。せっかく乗せていただいたのに、申し訳ないです」
9着 ラリュエル(佐々木大輔騎手)
「3、4コーナーで馬場が渋っていたところを通って、脚いろが悪くなりました。もう少しいい馬場なら違ったと思うんですが…」
10着 ウンブライル(C.ルメール騎手)
「馬の状態は良かったです。タイトなところは合わないですね。ゴーサインを出してびゅっと反応できる馬ではないので、スペースが必要。突然は進んでいかないです。広いワンターンのコースの方がいいですね」
11着 エリカヴィータ(池添謙一騎手)
「テンに行きたかったけど行き脚がつかず、じりじりという形でした。最後までそんな感じでしたね。展開の助けが必要なのではと思います」
12着 モリアーナ(武藤雅騎手)
「外枠で終始外を回る形でした。スタート次第では前めを取ることを考えていましたが、馬の気持ちが乗っていかなかったので、あの形になりました。思い切って豊さんの後ろを取るなど、そういう競馬にシフトできれば良かったです。1コーナーで力むところがあり、馬にはつらい思いをさせてしまいました」
13着 キタウイング(黛弘人騎手)
「今までと違うレースというイメージで、と話をいただいていたので、中団につけて向こう正面からじわっと行こうと考えていました。3、4コーナーで両前を落鉄して、苦しくなってしまいましたね」
14着 ウインピクシス(横山和生騎手)
「止めかけで歩様が悪かったので、何もなければいいのですが…」
勝ち馬プロフィール
コガネノソラ(Koganeno Sora)牝3/芦毛 菊沢 隆徳(美浦)
父:ゴールドシップ 母:マイネヒメル 母父:ロージズインメイ
馬名の由来:黄金の空