札幌2歳ステークス2018の出走予定馬・想定騎手の情報です。札幌2歳ステークスの出走登録は16頭。出走予定馬にはウィクトーリアやクラージュゲリエなどが名を連ねています。多くのクラシックホースを輩出する出世レース。未来のスターホースが出てくるか?
2018年9月1日(土) | 2回札幌5日 | 15:25 発走
第53回 札幌2歳ステークス(GIII)芝・右 1800m
Sapporo Nisai Stakes (G3)
札幌2歳ステークス・出走予定馬
2018年の札幌2歳ステークスに16頭が登録を済ませております。
フルゲートは14頭となっています。
- ナイママ(五十嵐冬樹)54.0kg
- ラブミーファイン(池添謙一)54.0kg
- アフランシール(岩田康誠)54.0kg
- ウィクトーリア(田辺裕信)54.0kg
- エメラルファイト(石川裕紀人)54.0kg
- クラージュゲリエ(M.デムーロ)54.0kg
- クリスタルバローズ(藤岡康太)54.0kg
- トーセンギムレット(松岡正海)54.0kg
- ナンヨーイザヨイ(藤岡佑介)54.0kg
- セントセシリア(川島信二)54.0kg
- ダディーズマインド(丸山元気)54.0kg
- テイエムバリバリ(横山典弘)54.0kg
- トーラスジェミニ(吉田隼人)54.0kg
- ニシノデイジー(勝浦正樹)54.0kg
- ハクサンタイヨウ(柴山雄一)54.0kg
- ラバストーン(未定)54.0kg
出走予定馬・ピックアップ
札幌競馬場で行われる芝G3「札幌2歳ステークス」。
今年は16頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。
ウィクトーリア・2歳牝馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ヴィクトワールピサ
母:ブラックエンブレム
母父:ウォーエンブレム
馬名の由来:勝利(ラテン語)、ローマ神話の勝利の女神。父名より連想
前走:2歳新馬・1着(1番人気)
(鞍上予定:田辺裕信)
函館の新馬戦を強い内容で勝ち上がってきた「ウィクトーリア」。
レコードタイムで逃げ切り後続に3馬身の差をつける圧巻の競馬を見せた。
1週前の追い切りで藤田菜七子騎手が跨り、併せた馬を3馬身以上引き離した。
諏訪間厩務員も「やっぱり能力が高いですね。デビュー前は頼りない感じでしたが、放牧から戻ってきてすごく良くなっています」と話しているように気配抜群。
母はG1馬、兄には2014年の札幌2歳ステークスを制したブライトエンブレムがいる血統。
兄妹制覇が現実味を増す。
クラージュゲリエ・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:キングカメハメハ
母:ジュモー
母父:タニノギムレット
馬名の由来:勇敢な戦士(仏)
前走:2歳新馬・1着(2番人気)
(鞍上予定:M.デムーロ)
鋭い決め手が武器の「クラージュゲリエ」。
新馬戦は前半67.1と超がつくスローペースの流れの一戦を後方から差し切って見せた。
道中は行きたがる面を見せたり、4コーナーで膨らむなど若さを見せたものの、直線での切れ味は別格。
あっという間に抜け出し、最後は流す余裕さえ見せた。
クラージュゲリエの半兄には2015年の札幌2歳ステークス2着のプロフェットがいる血統。
兄のリベンジを果たせるか。
クリスタルバローズ・2歳牡馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ヴィクトワールピサ
母:クロスバラード
母父:タイキシャトル
馬名の由来:結晶+冠名
前走:2歳新馬・1着(3番人気)
(鞍上予定:藤岡康太)
こちらは福島の新馬戦を勝ち上がってきた「クリスタルバローズ」。
新馬戦では行きたがるところがあり折り合いを欠くシーンも見せたが、直線ではしっかり伸び勝利を収めた。
ここでも積極的な走りを見せてほしい。
ラブミーファイン・2歳牝馬
2戦1勝 [1-1-0-0]
父:ジャスタウェイ
母:ヤマノラヴ
母父:アグネスデジタル
馬名の由来:冠名+すばらしい
前走:函館2歳ステークス・2着(7番人気)
(鞍上予定:池添謙一)
函館2歳ステークスで2着に入っている「ラブミーファイン」。
2番手からうまく抜け出すものの、勝ち馬の決め手に屈しハナ差の2着に敗れた。
新馬から600mの距離短縮で不安があったが、スピードでは引けを取らなかった。
1800m戦は新馬戦で勝利済み。
前走の悔しさをバネに。
ナイママ・2歳牡馬
3戦2勝 [2-1-0-0]
父:ダノンバラード
母:ニシノマドカ
母父:ジャングルポケット
馬名の由来:「ないがまま」より
前走:コスモス賞・1着(3番人気)
(鞍上予定:五十嵐冬樹)
地方からJRAに殴り込むのは「ナイママ」。
初芝戦となった前走のコスモス賞では断然人気のアガラスを差し切り快勝。
適性の高さを見せた。
岡田総帥が「コスモバルクより上」と期待を寄せる馬。
大きな期待に応えられるか。
アフランシール・2歳牝馬
1戦1勝 [1-0-0-0]
父:ハーツクライ
母:ルシュクル
母父:サクラバクシンオー
馬名の由来:解放する、自由にする(仏)
前走:2歳新馬・1着(3番人気)
(鞍上予定:岩田康誠)
函館芝1800mの新馬戦を勝ってきた「アフランシール」。
3コーナーで気合を付けると素早く加速し、直線入口で前を射程圏に入れる積極策。
直線では馬場の中央を力強く伸びてライバルたちをアッサリと差し切った。
姉に洋芝で重賞2勝しているブランボヌールがいる血統で、アフランシールにも重賞制覇の期待がかかる。
他にもコスモス賞4着の「トーセンギムレット」や函館2歳ステークス9着からの巻き返しを狙う「ナンヨーイザヨイ」、函館芝1800mで行われた未勝利戦を勝ち上がってきた「ニシノデイジー」も出走を予定しています。
札幌2歳ステークスは2018年9月1日(土)の15時25分発走予定です。
日程・賞金
日程・発走予定時刻
2018年9月1日(土)15時25分発走予定
場所・距離
札幌競馬場・芝・1800m
格
G3
1着賞金
3,100万円
プレイバック
2017年9月2日(土)札幌2歳ステークス(GIII)
1着:ロックディスタウン
2着:ファストアプローチ(クビ)
3着:ダブルシャープ(アタマ)
4着:シスターフラッグ(1-3/4馬身)
5着:コスモインザハート(ハナ)
勝ちタイム:1.51.4
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
・【札幌2歳ステークス 2017】動画・結果/ロックディスタウンが人気に答える
「札幌2歳ステークス 2017」の動画・結果です。札幌2歳Sの結果は1着:ロックディスタウン、2着:ファストアプローチ、3着:ダブルシャープ。「ロックディスタウン」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。
2017年の札幌2歳ステークスは14頭での争いとなった。
前評判では新馬戦を快勝した新種牡馬・オルフェーヴル産駒のロックディスタウンが1番人気に支持された。
レースは、先団の後ろで進めた1番人気ロックディスタウンが、直線で先行各馬を交わして先頭に立ち、最後は好位追走から食い下がった4番人気ファストアプローチにクビ差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着に7番人気ダブルシャープが入った。
勝ったロックディスタウンは新潟の新馬戦に続く無傷の2連勝で、重賞初制覇を飾った。また、今年の新種牡馬である父・オルフェーヴルにとっても、これが産駒のJRA重賞初勝利となった。
1着 ロックディスタウン(C・ルメール騎手)
「良いスタートを切り、控えました。丁度良く、ファストアプローチの後ろにつけられました。道中は気分よく、リラックスしていて、終いは良く伸びました。直前の2回の輸送もこなしたし、先々楽しみな馬です。オルフェーヴルの様な強い馬になれるといいですね。重賞50勝はうれしいです。良い馬にたくさん乗せてもらえたおかげです」