皐月賞2023の結果・動画をまとめた記事です。2023年の皐月賞の着順は1着:ソールオリエンス、2着:タスティエーラ、3着:ファントムシーフとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2023年4月16日(日) | 3回中山8日 | 15:40 発走
第83回 皐月賞(GI)芝・右 2000m
Satsuki Sho(Japanese 2000 Guineas) (G1)
2023年・皐月賞の動画
2023年皐月賞(GⅠ)でソールオリエンスに騎乗した横山武史騎手の目線カメラ【ジョッキーカメラ】の映像です。
注記:映像に一部不鮮明な個所があります。
2023年皐月賞(GⅠ)でファントムシーフに騎乗したC.ルメール騎手の目線カメラ【ジョッキーカメラ】の映像です。
2023年・皐月賞の結果
1着:ソールオリエンス
2着:タスティエーラ(1-1/4馬身)
3着:ファントムシーフ(1-3/4馬身)
4着:メタルスピード(アタマ)
5着:ショウナンバシット(3/4馬身)
6着:シャザーン
7着:トップナイフ
8着:ウインオーディン
9着:フリームファクシ
10着:ベラジオオペラ
11着:グリューネグリーン
12着:グラニット
13着:タッチウッド
14着:マイネルラウレア
15着:ワンダイレクト
16着:ラスハンメル
17着:ホウオウビスケッツ
18着:ダノンタッチダウン
勝ちタイム:2:00.6
優勝騎手:横山 武史
馬場:重
レース後のコメント
1着 ソールオリエンス(横山武史騎手)
「本当に普段からいい馬に乗せていただきながら、去年はG1で結果を出せなかった。自分には何が足りないのか、毎日毎日考えてきたんですけど、もちろん馬のおかげですけど、G1で結果が出せてよかったです。馬場を考えて、外を走りたいなと思っていたんですけど、ゲートで行き脚がつかなかったので、(後方から)この馬のリズムで走らせました。この馬の強さは僕が一番知っている。返し馬でも状態が良かったので、自信を持って乗りました。1年ぶりにG1を勝てましたが、去年も、2年前も乗せていただきましたが、ダービーではいい結果を出せていない。僕は成長しているはずなので、技術を上げた姿をこの馬と一緒に(ダービーで)見せたいと思います」
(手塚貴久調教師)
「レースぶりは想像以上ですごいと思いました。レース経験の少ない中、ファンの皆さんに人気にして頂いて条件の悪い中で結果を出してくれました。これまでの2戦と同様、これから競馬だという雰囲気がなく、まだレース慣れしていないのかと思っていたのですがレースでは違いましたね。今日の難しい条件でどうするかと思っていたのですが横山武史騎手がうまく乗ってくれました。レースでは勝負どころで手応え良く上がって行ったのである程度伸びると思いました。しかし、前の馬とは離れていたのでゴール直前まで届くかどうかはわかりませんでした。良く伸びてくれました。この子(ソールオリエンス)を信じて良かったと思います。今後に向けては上積みしかありません。コースが東京に変わってもそれはプラスだと思います。ダービーへはいっそう期待を持ってしっかりと仕上げたいと考えています」
2着 タスティエーラ(松山弘平騎手)
「スタートからリズムよく行ってくれた。3コーナーでは少しのめっていたけど、直線はしっかり伸びてあと少しでしたね。本当に悔しい。馬は頑張ってくれたし、先があると思います」
3着 ファントムシーフ(C.ルメール騎手)
「ペースが速かったので後ろから行った。ずっと冷静だったが、向こう正面で落鉄した。その影響か3、4コーナーで少し内にもたれた。走りにくい馬場でもゴールまで走り抜けてくれたし、能力はある」
(西村真幸調教師)
「向正面で落鉄して、グリップが利かないところがありました。右トモが外れているので滑っている感じで、力が伝わらないなと思って見ていました。人気でもありましたし、4角ではかぶされるプレッシャーもありました。でも、こういう馬場でも走れるということがわかった。東京とかの方が合っているので、今日は中山でどれだけポジションを取って競馬をするのか、と思っていました。共同通信杯のときにもうひと絞りできるな、と思ってたので馬は仕上がっていました。勝った馬は強い。ダービーを目指したいです」
4着 メタルスピード(津村明秀騎手)
「いい手応えだったけど、最後苦しくなった。厳しいローテーションの中で、最後まできてくれて頭が下がります。今日の感じだったら距離が延びても大丈夫じゃないかな」
(斎藤誠調教師)
「上手に乗ってくれました。これ以上ない状態、これ以上ない乗り方でした。現状は負けましたが、先につながる競馬ができました。坂下ではやったかと思いましたが、止まったのは成長途上の分でしょう。まだまだ先の馬。リフレッシュ放牧を挟んで、ダービーに行きます」
5着 ショウナンバシット(M.デムーロ騎手)
「頑張りました。4コーナーでじりじり上がったけど、馬場に脚を取られていましたね。それでもやれたし、いい馬です」
6着 シャザーン(岩田望来騎手)
「結果的にはいいポジションで競馬できましたが、この馬の良さがレースであらわれず、非常に残念です。強いメンバー相手に6着にこられたし、これから巻き返しに期待したいですね」
7着 トップナイフ(昆貢調教師)
「出遅れが痛かったね。流れ的には良かったが、直線で外に張りだした。もうちょっと早めに出てきて、まっすぐ走れば違ったね。後手に回ったことに尽きるが、脚は見せてくれたし、今までの積み重ねをダービーで見せれば変わると思う」
8着 ウインオーディン(三浦皇成騎手)
「ゲートは上手に出てくれた。ペースが明らかに速かったので、リズム重視でいった。この馬場が得意なわけではないので、最後はよくきてくれました」
9着 フリームファクシ(D.レーン騎手)
「折り合いの面はリズム良く運べたが、仕掛けてからは馬場に脚を取られてしまった」
10着 べラジオオペラ(田辺裕信騎手)
「スタートを決めてくれて、コーナーまでの入りは良かった。思ったよりペースが動いてしまったね。馬場もあるけど、3、4コーナーで結構脚が上がってフラフラしてしまった」
11着 グリューネグリーン(石川裕紀人騎手)
「この馬としてやれる競馬はやりました。馬場だったり、展開だったり、結果として位置取りが合わなかったですね。力は出し切ったと思います」
12着 グラニット(嶋田純次騎手)
「あそこまでのペースはいきたくなかったけど、かわされると良くないので主張しました。直線で1回踏ん張ってくれたし、本当に根性があります」
13着 タッチウッド(武豊騎手)
「引っかかってしまった。ゆっくり行ったけど、3、4コーナーで全然コントロールが利かなくなってしまった。向こう正面ではいくらか落ち着いたけど、前半のロスが大きかったね」
14着 マイネルラウレア(戸崎圭太騎手)
「スタートが速くないのはイメージ通り。トモの踏み込みなんかは、まだこれから良くなる余地を残しています」
15着 ワンダイレクト(藤岡佑介騎手)
「前回乗っていた騎手から距離がギリギリと聞いていたので、ラチ沿いに行きました。勝負所から反応が悪いし、馬場が厳しかったのかもしれません」
16着 ラスハンメル(石橋脩騎手)
「落ち着いてゲートも出たし、いいポジションが取れた。コース取りも良かったけど、3コーナーから苦しくなってしまった。最後はダラダラとしていた。いい馬だけど、これから良くなってくると思う」
17着 ホウオウビスケッツ(横山和生騎手)
「よく頑張りました。この舞台によく駒を進めてくれた。陣営と相談してメンコはつけたけど、気持ちの高ぶりがあった。だんだんと弱点が見え始めている。この馬場で走りきったからこの後が心配。無事に行ってほしい」
18着 ダノンタッチダウン(川田将雅騎手)
「現状の精いっぱいです」
勝ち馬プロフィール
ソールオリエンス(Sol Oriens)牡3/鹿毛 手塚 貴久(美浦)
父:キタサンブラック 母:スキア 母父:Motivator
馬名の由来:朝日(ラテン語)